海老江にある大日本住友製薬の正門から見える煉瓦の建物。
ドアの上の額には「記念館」という文字が書かれています。

明治時代に旧社名大日本製薬の大阪工場として操業開始。
今は大阪工場は閉鎖され、鈴鹿工場に統合されています。
この事業所の現在の名称は「大阪総合センター」。
なお、本社は今も会社発祥の地である船場の道修町にあります。
会社のHPには、この記念館の詳細は書かれていませんでした。
明治30年に製薬所として創立した時の建築物の一部らしいですが。
もしかしたらここの工場でヒロポン作ってたのかしら。
残念ながら、建物は非公開、門の中に入ることもできません。

外側の煉瓦塀。
この近くに他にも古い洋風建築があったはず…とウロウロしましたが
見つけられず。
頼りない記憶をもとに、検索してみたところ、
以前この付近にお線香の有名メーカーである孔官堂の工場があったようです。
10年くらい前まで、コロニアル風の木造洋風建築(大正9年築)が建っていましたが
2002年頃に解体されてしまったそうです。
かなり前のことやったんですね。
「海老江東第5町会」さんのHPに詳しい説明が掲載されていました。
そうそう、こういう神戸の異人館みたいな建物やったなぁ。
何故解体してしまったのでしょうか。
やはり老朽化が原因かなぁ…。残念です。
「海老江東第5町会を紹介するページ」
海老江の街の様子や歴史が詳しく書かれていて、とても面白いHPです。
「海老江のアルバム」のページには
孔官堂だけでなく、前述の大日本製薬の記念館の写真や説明もあります。
記念館の前の噴水は今は無くなっています。
私が行った時は芝生に変わっていたような…
噴水がある方がレトロ感が増しますが、メンテナンスが大変だったんでしょうなぁ。
※追記 2015年2月
大日本住友製薬の大阪総合センターが売却されました。
売却先は阪神電気鉄道とのことですが、跡地には何が出来るんでしょうね。
マンションか、それともショッピングモールか…
この煉瓦造の記念館がどうなるのかは不明です。
ぜひとも残して欲しいですが。
「【売買】大阪の3万m2を95億円で売却、大日本住友製薬が阪神電鉄に」
大日本住友製薬は10月30日、大阪市福島区の旧大阪総合センター跡地2万7864m2の売却を発表した。
価格は94億5000万円。買い主の阪神電気鉄道は取得目的を明らかにしていない。
「旧大日本製薬記念館・レンガハウスの保存活用を望む - Change.org」
※追記 2015年6月
明治30年築の記念館、煉瓦塀とも解体されました。
非常に残念です。
まぁ、ダイビル本館の解体以来、大阪における歴史的建造物の保存には
もはや期待しておりませんが(というかほぼ絶望レベル)、
こうして見慣れた建物が失われると胸が痛みます。
「大日本住友製薬 大阪総合センター」
住所:大阪市福島区海老江1-5-51
備考:非公開
「株式会社孔官堂」
住所:大阪市福島区海老江2-8-32
備考:今は旧本社事務所は解体され、移転しています。
跡地は大型マンションになりました。
※「福島区の風景・街並み」
ドアの上の額には「記念館」という文字が書かれています。

明治時代に旧社名大日本製薬の大阪工場として操業開始。
今は大阪工場は閉鎖され、鈴鹿工場に統合されています。
この事業所の現在の名称は「大阪総合センター」。
なお、本社は今も会社発祥の地である船場の道修町にあります。
会社のHPには、この記念館の詳細は書かれていませんでした。
明治30年に製薬所として創立した時の建築物の一部らしいですが。
もしかしたらここの工場でヒロポン作ってたのかしら。
残念ながら、建物は非公開、門の中に入ることもできません。

外側の煉瓦塀。
この近くに他にも古い洋風建築があったはず…とウロウロしましたが
見つけられず。
頼りない記憶をもとに、検索してみたところ、
以前この付近にお線香の有名メーカーである孔官堂の工場があったようです。
10年くらい前まで、コロニアル風の木造洋風建築(大正9年築)が建っていましたが
2002年頃に解体されてしまったそうです。
かなり前のことやったんですね。
「海老江東第5町会」さんのHPに詳しい説明が掲載されていました。
そうそう、こういう神戸の異人館みたいな建物やったなぁ。
何故解体してしまったのでしょうか。
やはり老朽化が原因かなぁ…。残念です。
「海老江東第5町会を紹介するページ」
海老江の街の様子や歴史が詳しく書かれていて、とても面白いHPです。
「海老江のアルバム」のページには
孔官堂だけでなく、前述の大日本製薬の記念館の写真や説明もあります。
記念館の前の噴水は今は無くなっています。
私が行った時は芝生に変わっていたような…
噴水がある方がレトロ感が増しますが、メンテナンスが大変だったんでしょうなぁ。
※追記 2015年2月
大日本住友製薬の大阪総合センターが売却されました。
売却先は阪神電気鉄道とのことですが、跡地には何が出来るんでしょうね。
マンションか、それともショッピングモールか…
この煉瓦造の記念館がどうなるのかは不明です。
ぜひとも残して欲しいですが。
「【売買】大阪の3万m2を95億円で売却、大日本住友製薬が阪神電鉄に」
大日本住友製薬は10月30日、大阪市福島区の旧大阪総合センター跡地2万7864m2の売却を発表した。
価格は94億5000万円。買い主の阪神電気鉄道は取得目的を明らかにしていない。
「旧大日本製薬記念館・レンガハウスの保存活用を望む - Change.org」
※追記 2015年6月
明治30年築の記念館、煉瓦塀とも解体されました。
非常に残念です。
まぁ、ダイビル本館の解体以来、大阪における歴史的建造物の保存には
もはや期待しておりませんが(というかほぼ絶望レベル)、
こうして見慣れた建物が失われると胸が痛みます。
「大日本住友製薬 大阪総合センター」
住所:大阪市福島区海老江1-5-51
備考:非公開
「株式会社孔官堂」
住所:大阪市福島区海老江2-8-32
備考:今は旧本社事務所は解体され、移転しています。
跡地は大型マンションになりました。
※「福島区の風景・街並み」