曲げられない女のバンクーバー

　　　　　　　　　　＜長野オリンピックはもう１２年前なのね…。＞
　　　　　　　　
バンクーバーオリンピック２０１０開幕から
テレビにかじりついている私。

４年に一度のオリンピックなのだが、
ついこないだ「長野オリンピック」（１９９８）だったような気がするのは
年のせい？

ソルトレーク（２００２）やトリノ（２００６）などは、
つい先日くらいの出来事のように感じちゃうけど
１２年も経っていた。

その長野オリンピックのとき高校生で初出場、
ずっと努力を重ねてきたのが上村愛子選手。

悲願の初メダルを～との願い虚しく
４位という結果に終ってしまってほんとうに残念。

よくがんばったね！

と、同時に
前回のワールドカップの上村選手の高速ターンを見て
確実にオリンピックに照準を合わせ
わずか１年で仕上げてきたアメリカ、カナダの選手たちは
やっぱりアッパレだった。

女子のモーグルも高速時代に突入？

欧米の強靭な肉体に
どこまで日本人は追いつけるのかなぁ～～。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ところで、
１２年前とちっとも変わってないところがひとつある。

それは
上村選手を「ウエムラ」ではなく「カミムラ」と呼んじゃう私・・・。（スミマセン！）

何度インプットしても
私の脳の海馬が「カミムラ」だと思い込んでて
いうことをきいてくれない。

昨日も
「女子モーグル決勝」を見てて
自分で自分にイエローカード出しまくり！

「がんばれ、がんばれ！上村！」
「あれ？カミムラだっけ？ウエムラだっけ？」（…不安になる。）
「あれ？アナウンサーがウエムラっていってる！ウエムラだったわ。」
「昔、上村と書いて“カミムラ”と読む課長がいたわね。あ～紛らわしい！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ど～でもいいことを思い出す私。）

　ウエムラ、ウエムラ、ウエムラ・・・。（もはや呪文…）

あ～それなのに・・・、

「カミムラ～がんばれ～！」とまた声高らかに言ってしまう私。
「またまちがえちゃった！ムキー！きっとあの課長のせいだわ！」（逆恨み…）

４年に一度の大事な決戦のときに私ったら何をしているのだろう！？
しかも１２年、同じ間違いだ。

「いやいやウエムラだってばな～もう～。」と自分で自分を叱る私。


こんなことではホンモノの上村愛子選手に会っても（会うつもり？）
「あっ、カミムラ選手！」なんてきっと言ってしまうわ。

そしてこう言われちゃうの・・・。（会うつもり妄想ワールド）

「カミムラではなくウエムラです。
　すみません、正確に言っておきたいので…。」

雪のコブ（＝Mogul）を果敢に攻める
女子モーグル決勝を見ながら
どこまでも曲げられない自分の脳と格闘する私であった・・・。