滋賀年金者ジャーナル

全日本年金者組合滋賀県本部の公式ブログです。

社会保障制度改革国民会議 が 「年金支給年齢引き上げ」 で 一致

2013年06月05日 | 滋賀県本部
 政府の社会保障制度改革国民会議(会長・清家篤慶応義塾長)は6月3日、会合を開き、現在65歳への引き上げが決まっている厚生年金の支給開始年齢について、さらなる引き上げを検討すべきだとの認識で一致しました。

清家篤会長は終了後の記者会見で、「67、68歳、あるいは もう少し上の方まで 引き上げていくのは、あってしかるべきではないか」 との認識を示しました。

また、 デフレ経済の下でも 「マクロ経済スライド」 を 早期に機能させ、年金の支給総額の伸びを抑制する必要があるということでも 一致しました。

国民会議では さらに議論を深め、ことし 8月下旬までに 改革案を取りまとめることにしています。

こうした政府の動きを阻止するには、現役世代の人たちを含んだ幅広い運動を展開する必要があります。
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投稿 「憲法九十六条の改変 は 姑息なやり方」

2013年06月05日 | 湖南支部
 6月4日付、朝日新聞 『天声人語』欄 を 紹介します。

 なるほどと思った。

先日の「声」欄だ。

一度だけ魔法が使えるとしたら何をしたいか。

小学生同士で話していたら、ある子が言った。

「魔法使いにさせてくださいといって魔法使いになる」

それが かなえば 魔法は使い放題、 何でもできる。

一同 「すごい」 と 盛り上がった。

 これは 憲法96条の改正と同じでは、というのが前文を投稿した方の見立てだそうです。

改憲の発議の要件をまず緩めるという主張の危うさを 鋭く突いている。

試合に勝てないから、ゲームのルールを自分に有利なように変えるもの。(途中割愛)

 この件で 自民党元幹事長、古賀誠氏の発言が 話題になっている。

共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版(2日付)のインタビューに答え、 96条改正について 「私は認めることはできません。絶対にやるべきではない」 と 言い切った。

議員を退いた身とはいえ 、自民党の重鎮が宿敵というべき共産党の求めに応じるとは驚きだ。

古賀氏は 幼い頃、父を 戦争で失った。

「戦争を知る世代の政治家の責任だと思ったから」 だと話している。

やはり戦争を知るOB、野中広務・元幹事長も 「要件から変えるのは姑息なやり方だ」 と 批判している。

 魔法を使おうなどと夢を見ず、穏健な保守の構えを貫く。

よき伝統を引き継ぐ後輩は 今の自民党には いないのか。



 という、「天声人語」の記事が載っています。

参考になれば幸いです。
    
   湖南支部  小林
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