滋賀年金者ジャーナル

全日本年金者組合滋賀県本部の公式ブログです。

愛荘町 の 村西俊雄町長 「 憲法96条改正 は 絶対反対 」

2013年06月28日 | 彦根・愛犬支部
 今日 6月28日、 彦根 ・ 愛犬支部 の 誕生会に参加した年金者組合員 で 愛荘町会議員 の 瀧すみ江さんが、

村西俊雄町長の 「憲法改正案についての見解」 を 紹介しました。

これは 6月議会 で 辰巳保議員 (日本共産党) の質問 に 対する町長の答弁内容です。



 次に 憲法改正の動きについて、私の見解を 述べさせていただきます。

 日本国憲法 は 平和主義、主権在民、基本的人権を高らかに謳った崇高な精神に則った世界に誇れる憲法であると 思っています。

 元自民党幹事長の古賀誠さんは、 日本国憲法第9条は 「世界遺産」 だと言っておられ、 しかり名言だと思いました。

 併せて、 憲法改正手続きの96条についても 絶対やるべきでないと 言っておられ、

憲法改正の草案を作成した自民党の中にも こんなリベラルな政治家がおられることに 敬服いたしました。

 また 先日、テレビで 古賀さんと野中広務さんの対談があり 、興味深く見ました。

 このような穏健派の政治家が 次々引退され、 自民党の右傾化が鮮明になり、 不安が高まる中、

過去の大戦や原発の教訓に 真摯に対応されることを 望むばかりであります。

 なかでも、 今 注目されておりますのは、 憲法の改正要件を定めた96条関係です。

 憲法の改正を容易にするため、 96条を改正し、 憲法改正の議決要件、 衆参議員の3分の2以上の賛成となっているところを、 2分の1に改正するとしています。

 憲法は、 我が国の法律の最上位にある最高法規であり、 他の法律とは位置づけが全く異なるもので、

一般法規の改正基準より 慎重に扱うことは 当然であると考えます。

 2分の1になれば 選挙のたびに吹く風次第で政権自体が安定しない最近の傾向からすれば、 政権交代の都度、

憲法が 改正されることも ありうることになり、 国民にとっても、 また、 諸外国にとっても 日本国憲法の信頼度が低下してしまい、

国の威信を喪失しかねない恐れがあります。

 諸外国を見ても 憲法改正のハードルは 高くなっているということであり 、わたしは 96条改正は絶対反対 であります。


 これまで 9条と96条関係については 新聞、テレビなどから 見聞きしていましたが、

議員ご指摘の自民党憲法改正草案 を まだ読んでいませんでしたので、 あらためて 目を通しました。

 驚いた点が 何点か ありました。

 その一つ、 国民の行動、権利、自由を制約する範囲について 「公共の福祉に反しない」 という言葉の代わりに

「公益および公の秩序に反しない」 という言葉に 、わたしが 数えてみただけでも 8か所も 変わっていたことです。

 公益はともかく 「公の秩序に反しない」 とは、 法律のみならず 政権や権力に反しないこと に つながりはしないかと恐ろしくなりました。


 そのほか、大きな改正点は、天皇は日本国の 「象徴」 から 「元首」 に変わり、

9条は 大改正され、国防軍となり 戦争の永久放棄 および 国の交戦権を認めないこれまでの定めは 削除、

国防軍は 内閣総理大臣が指揮し、 「公の秩序」 を維持するため 国防軍を発動できる、

つまり デモ隊に 警察でなく 軍隊が制圧できるとなります。

 また、 違反を犯した軍人、 公務員に対し 国防軍裁判にかける、 つまり 昔の軍法会議の復活など 驚くばかりであります。

 基本的人権についても 国民の人権を 「妨げられない」 の表現が 削除されてしまい、

妨げられても ただちに憲法違反にならない と 読めます。

 国民の自由と権利、個人の生命、幸福の追求、財産権や集会、結社、出版、表現の自由についても

「公の秩序に反しない」 という タガ が はめられている。

 また、 外国人の参政権についても 世界の趨勢に反し 、憲法で 排除しております。

 地方自治に関しては、 「地方公共団体」 という表現を 「地方自治体」 に変え、

これまで議論のあった 「地方自治の本旨」 について 一項を設け、 付け加えられた点については 評価します。

 最後に 102条に 憲法の尊重擁護の義務を 国民に課す規定が ありますが、

これは 全く逆で 憲法が 国民の自由や権利を国家が保障し、これを 国が守らなければならないという立憲主義の基本 が 無視されています。


 最近の世論調査によりますと、96条を改正して衆参議員の3分の2以上の賛成から2分の1へ緩和することに賛成は 37% に 対し、

反対 が 51%、 と 過半数の人が 慎重姿勢のようです。

 わたしは、 「地方自治の本旨」 などが 規定されることには、 賛成ですが、

9条と96条のみならず、 全体を通し 国民の議論をもっと高め、 慎重な姿勢で 臨むべきと考えています。
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彦根 ・ 愛犬支部 で 「誕生会」

2013年06月28日 | 彦根・愛犬支部
 年金者組合 彦根・愛犬支部 は 今日 6月28日、

組合事務所 で 4月 ・ 5月 ・ 6月生まれの方の誕生会を開き、

56歳 から 97歳 まで の 9人 が 参加しました。

参加者は、 ケーキ と コーヒー、お茶をいただきながら、

安孫子副委員長の司会で、それぞれの生い立ち や 戦争体験など を 語り、

お互いの長寿と健康を祝いました。

中でも、97歳の西澤さんは、3階までの階段を自力で上がり、

詩吟や唱歌を部屋中に響きわたる美声で披露、

今から90年前の想い出を昨日のことのように紹介、

全員 が 「あやかりたい」 と 羨ましがることしきりでした。

なお、 今日の誕生会では 3人の支部執行委員 が 送迎と接待 に 奮闘、

参加者から 大いに感謝されました。


  
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全日本年金者組合 「仲間づくり月間」 で 2,749人 の 実増

2013年06月28日 | 滋賀県本部
 全日本年金者組合は 「春の仲間づくり月間」 で 4,000人を拡大

減員を差し引いた実増 が 2,749人 という成果をあげ、

6月27日現在の組合員数は 11万2,469人 と なりました。

滋賀県本部 は 拡大人数 で 全国13位、 拡大比率 で 全国8位 になっています。

しかし、目標残 が 66人 となっており、

7月25日の県本部定期大会までに 目標を達成するため、引き続き努力を続けることにしています。
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「滋賀県労連FAXニュース」

2013年06月28日 | 滋賀県本部
 「滋賀県労連FAXニュース」 が 届きましたので、 紹介します。



    
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