自前のソフトウェアを作りたがるという問題

asahi.com：日本のＩＴ投資、自前主義が弊害　経産省が効率化提言 - ビジネス
「日本企業のＩＴ（情報技術）投資は自前のソフトウエア開発にこだわって体力を消耗している」、「携帯電話やゲームソフトなどの分野ごとの主要企業に仕様の標準化や共同開発を促している」と書かれています。まったくその通りです。買って済むはずのソフトウェアを自前で開発したがる企業が多いです。しかし、企業だけでなく、政府機関も問題です。例えば、公務員の給与管理システムを省庁ごとに別々に開発する様な、無駄なIT投資があります。また、フリーソフトウェアと商用ソフトウェアの共存共栄も、重大な課題です。情報システムの基幹部分にフリーソフトを使って、利用者の必要に応じて細かい部分を作り込むという方法が、最も効率的だと思います。