ワトソン博士のDNA

asahi.com: ワトソン博士、自分のゲノム公開 DNA構造発見者 - サイエンス
DNAが二重らせん構造であると発見した一人のワトソン博士が、自分のDNA情報を公表しました。今まで、研究用に匿名の誰かのDNAが読み取られることはありましたが、誰のものか判るDNA情報が公表されるのは初めてです。そこで、どのような場合に、DNAの読み取りが許されるべきか、考えてみました。
・病気の治療のために本人あるいは保護者が同意する場合
・身元不明遺体を特定する場合
・血族関係について紛争がある場合
・将来の刑事訴訟法のもとで、裁判所が請求する場合
私自身については、私が子供を作らずに死亡した場合に、将来自分のDNAが公表されてもかまいません。生きている人本人や親のDNAについては、慎重にあって欲しいです。

プログラミングが得意な人に共通の遺伝子なんてものはあるのでしょうか。科学的興味はありますが、仮にあったとして、それを進学、就職の選別に使っていいかどうかは、慎重な議論が必要です。
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