昨日の子供の日に Mr.ベースボールこと長嶋茂雄氏と松井秀樹氏が
後楽園球場のグランド上で国民栄誉賞を受賞した。
お陰様でGW最終日の今日のTV番組は、どの局も朝から夕方まで授賞式一色だった。
まだ脳梗塞の後遺症からか、呂律の回らないコメントと
ずっと右手をポケットに入れたままの姿に絶賛するマスコミやコメンテーターの賛辞に
違和感を感じたのは私だけだろうか?
いったい、いつまで長嶋茂雄神話は続くのだろうか?
先に行われたWBC の侍ジャパン、長嶋氏が監督をした時は ”長嶋ジャパン” と称された。
決して ”山本ジャパン” とは誰も呼ばない!
「我が巨人軍は永遠に不滅です」 ミスタープロ野球なら巨人軍と云わずプロ野球でなきゃけないでしょう~
松井秀喜をマンツーマンで鍛えた、と云いますが元々超高校級で入団した選手は、
誰が教えても彼自身の実力で上っていくのではないでしょうか(松井が一流選手にも違和感あり)!?
いったい崇拝者は誰にゴマを擦って長嶋崇拝を続けるのでしょうか?
確かに監督時代、大敗したゲームの翌日のスポーツ新聞紙面では随分コキ降ろされたでしょう。
病気と闘う彼の姿は、時として感動も思えるし早く回復して欲しい気持ちはあります。
もし本当に右手をポケットから出せない病むに止まない理由
(=ってなんだろうか?それって右手がない!って事くらいしか僕には考えられない)
がないのならば、スポーツマンらしくせめてポケットから出して栄誉賞を受賞して欲しかった。
右手が麻痺していても、手袋さえ嵌めていて欲しかった。
でも、マスコミでは誰もその事を言わない・・・ まるで協定でもあるかのように?!
私はこのブログで何度も書いてきた。
何故、スポーツ選手がインタビューの際帽子を取らないのか・・・・・・!?
スポーツ選手だからコソ、ファンや国民のお手本になって欲しい。
現在同じマスコミから絶対に批判や誹謗を受けないゴルファー:石川遼君
どんなに調子が悪くても、どんなに予選を通過できなくても、どんなに出場資格がないにも拘らず
毎年マスターズに出て、無様な負け方をするプロゴルファーを
マスコミは決してコキ降ろさないんだよネ
『 マスコミに対してそれ可笑しいヨ』 という台詞は今更とても陳腐だけれど、
せめて我々視聴者がそろそろマスコミの論調や神話(=商業的崇拝)から解き放れたい!
私は、アンチジャイアンツ派だが、長嶋茂雄世代であり長嶋選手は好きだった。
だからこそ、どんなに素敵なスーツを着ていようが、呂律の回らない彼や
ポケットに手を入れたまま一国の総理大臣から授かる式典に臨む長嶋茂雄は見たくなかったのだ。