日記帖

飛ぶ鳥のように、渡る風のように、流れる水のように、野に咲く花のように、煌めく星のように。

~排水工事責任技術者試験を考察する~

2024-02-01 04:41:14 | 作文する
合格率は、例年各都道府県でも50%前後です。
この試験は全国規模でなく、その都道府県で年1回です。
4択です。

過去問が公表されていない。
下水道協会から、問題集は出ています。実際に受験してみると分かるのですが
「問題集」以外の場所からも出ます。
計算問題は、問題集に準拠して出題されていました。
要は、計算問題は、練習していればほぼ間違いなく出来る。
それ以外の部分も、よく勉強しておくのが大事。

問題用紙、解答用紙の紙質は、受験者数の割に非常に良質なものが使われており、もしかすると、各都道府県で同じものが使われているのかもしれない。
あるいは何パターンか作成して、割り振っている可能性はある。
だから、問題用紙の持ち帰りを禁止し、過去問題を公表していないのかもしれない。これは分からない。

試験監督者は、各都市の下水道局の人だが、管理職らしい人もいたが
違うと感じる人のほうが多かった。

問題用紙は、字が小さい(数値)が小さいので、場合によってはルーペが持ち込み可能かを確認する方が良い。

各下水道協会で、受験準備講習会というのもやっているところがある。
協会の組合員なら、半額から6割で、それ以外なら定価で受講できるところもあるし、無料でやっている下水道協会もある。

オススメするか?と言うことですが、自信がなければ受講することです。
試験は年1回だから。
講師、講義については、人それぞれ思うところはあるでしょうが
ただし、私なら、わかりやすく教える自信はあります。

繰り返しになりますが、講師の言ったところが出る、
あるいは、問題集の部分が出るとは限らないので、

本当にそこは要注意で、
排水設備工事責任技術者講習用テキストの重箱の隅をつつくのが出てくるし、テキストにもあったかなぁ?というレベルのものが出てくる。

要は計算問題を落とさずに、条文や規則などは丸暗記を要するという事です。

問題集の丸暗記だけで、合格できるかというと微妙なところで、
問題集の問題は7割しか出ていなかったと思います。
70点が合格ラインなので、まさにギリギリとなってしまう。

他都道府県のデータを見ると、事前講習会を受講した人でも
合格率はあまり変わらない。わずかには上がる。

計算問題を間違えずに解いて、
他の問題、とくに紛らわしい問題に注意するのが良いというのが私の考え。

合格率50%でも、初回受験者は50%ではない。
2回、3回目の受験者のほうが合格率は上がるからだ。
初回受験が5割、2回、3回目が残りの人たちかもしれない。

ボイラー技士の試験でも感じましたが、複数回受験者は相当多かった。
これはボイラー協会の方からも伺っています。

国家試験に限らないが、資格試験は年々、難しくなっているものが多い。
郵便料金、交通費、受験費用も上がる一方、
年齢が上がると、脳の記憶力も落ちる。
資格試験は受けたいと思ったらすぐ受けること。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする