日記帖

飛ぶ鳥のように、渡る風のように、流れる水のように、野に咲く花のように、煌めく星のように。

~日記~

2024-12-18 09:19:51 | 作文する
具合悪いと眠れない。
やっと眠れたと思ったら、会社から電話が来る。
休みと言っているのに。”みんなが心配しているから。”

大丈夫ですか?と口に出すだけの人もいるけど、心の中は?
心に愛がなければ意味がない。

昨日読んだ本の中に、
とても美しい素敵な記述がありましたので
著作権に気をつけて概略を。

アシジの貧者・開放の哲学 レオナルド・ボフ著 石井健吾訳

聖フランシスコと聖クララの間の神秘的な関係で不平の声が上がり、
聖フランシスコは聖クララに
”世間の人が私達になにか言っているを耳にしましたか?”と訊くと、
聖クララは黙ってなにも答えませんでした。
「お互いに離れている必要があるようです。
あなたはまっすぐにお帰りなさい。
きっと暗くなる前に修道院に戻れるでしょう。私も一人で帰ろうと思います」

聖クララは道で膝をついてしまいます。
帰ろうとした時、師父聖フランシスコになにも言っていなかった自分に気が付き

「父よ、いつもう一度お会いできますでしょうか」
「また夏が来て、バラが花をつける時…」

すると、
その野原一面に、色とりどりの草花で埋め尽くされたというのです。

聖クララは、すぐに何本からのバラを手折ると花束を作り、聖フランシスコに差し出したというのです。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ~ホンダ・日産の経営統合は?~ | トップ | ~めぐり逢い~ »

コメントを投稿

作文する」カテゴリの最新記事