プロ野球ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が9月13日、巨人戦で巨人の大勢投手から55号3ランを放ち、日本人選手としては、初めて1964年に王貞治氏が記録した55本を、22歳7か月の史上最年少で並ぶ大記録を達成しましたプロ野球ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が9月13日、巨人戦で巨人の大勢投手から55号3ランを放ち、日本人選手としては、初めて1964年に王貞治氏が記録した55本を史上最年少で抜く大記録を達成しました。
残り8試合で本塁打数はどこまで伸びるのか。これも期待は膨らみますが 産みの苦しみは続きけっして楽ではありません。
日本記録はヤクルトOBウラディミール・バレンティン(38)が2013年に打ち立てた60本なのですが。
そうこうしているうちに 季節は秋分、二十四節気の第16番目の節気。
昼と夜の長さがほぼ等しいが厳密には昼が若干長いのです。
今年の場合 東京では昼と夜の長さがほぼ等しくなる日は9月25,26日辺りになります。
その年のなかで昼と夜の長さがほぼ等しくなる日を、春は「春分の日」、秋は「秋分の日」とそれぞれ定めていますが、天文学に基づき祝日を決定することは、実は世界的に珍しいのだそうです。
「秋分」は二十四節気の一つの節気です。二十四節気とは、中国から伝わった季節の節目を表す日に名称をつけたものです。これを日本が取り入れ、私たちの生活にも根づいています。
「秋分の日」は戦前、「秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)」と呼ばれていたが昭和23(1948)年に「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日として、秋分の日と改名。日本国民の生活に深く根づく祝日となりました。
一方春分の日も「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日として制定された国民の祝日です。秋分の日と同じく、昭和23(1948)年を境に「春季皇霊祭(しゅんきこうれいさい)」から春分の日に改名されました。
「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉の通り、残暑も落ち着き、秋の気候へと変わっていきます。
蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)
外で活動していた虫たちが冬ごもりの支度をはじめる頃。
虫たちは秋冬が終わるのを、約半年間も土の中で静かに待ちます。
そして、啓蟄の頃に再び姿を現します。
七十二候の原点とされている『礼記月令』や『淮南子』では「陰気益々強くなり水涸る」として、乾いて枯色になった秋の情景そのものをさしています。
とくに、脂ののった鯖は血液をサラサラにしてくれます。塩焼き、みそ煮、しめ鯖、刺身など味わい方は豊富です。
秋分の日にはおはぎがお供えされます。春分の日にはぼた餅がお供えされますがこの二つは原則として同じものです。
違いがあるとしたら次のような点でしょうか。
◇ 春は牡丹が咲くので「牡丹餅」略称「ぼた餅」、秋には萩が咲くため「御萩」と呼ばれています。
◇「おはぎ」は小ぶりで俵の形に、「ぼた餅」大きめで丸い形に作ります。
その理由は 牡丹は大きくて丸い花、萩は小さくてやや細長い花だからなのだとか。
◇「おはぎ」は 粒あんを使うが、「ぼた餅」はこしあんを使います。
その理由は 小豆は秋の収穫されるため 春先には殻が固くなるのでこし餡を使うためだそうです。
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閑話休題 : メジャーリーグ MVPの行方は
昨年も今年もエンゼルス大谷選手の活躍に元気をもらい続けてきた。
ホームランを打ったり、投げては2桁三振を奪って勝利投手になると思わずニンマリして 時には小躍りしたくなったりする。
何といっても ベーブ・ルースの記録に並んだり、超えたり 100年ぶりの記録更新である。快哉!
2021年の大活躍の翌年なので、慣れてしまうかもしれないが、大谷選手が達成している数々の記録は史上初のものばかりだ。そもそも、2021年にあれだけの活躍をしたうえで、2022年も投打に一流の活躍を見せていることは、前年以上の偉業だともいえるのだ。
13勝で30本以上・規定打席と規定投球回数同時到達・ともに前代未聞の100年ぶりいやそれ以上の大記録なのである。
大谷選手はベースボール史上稀にみる規格外の、しかも偉大な選手であること間違いない。2021年シーズン終盤、2021年の成績から多少低下したとしても、2022年のMVPは大谷選手で決まり、と思われていた。これは全米の多くのファンや関係者の声を代弁していたように思う。 しかし 予想もしなかった大記録がそれを阻んでいる。
ヤンキースのジャッジが 143試合目にシーズン本塁打60本に到達した。 ベーブルースより11試合早かったのだが MLBでは6人目である。
まず注目すべきは MLBでのシーズン本塁打記録の歴史である。1998年に更新されるまでのMLB記録は、1961年のマリス選手の61本。その前の記録は、1927年のルース選手の60本。
20世紀のMLBにおいては、このルース選手の記録は神聖視されていて、マリス選手が記録を破ったときは「*」印をつけられて公式記録とされなかった。 ルース選手が60本を打った年はチームの試合数が154試合での達成だったが、マリス選手が61本を打った年は161試合だったというのがおもな理由のひとつである。その後、1991年になってようやく公式記録と認められるまで、じつに30年間もマリス選手の記録は「*」がついていたのだ。
ルース選手の「60本」が神聖視され、マリス選手の「61本」も偉大な記録だと認められたなかで、筋肉増強剤を使用した選手たち(バリー・ボンズ選手2001年73本、マーク・マグワイア選手’98年70本・’99年65本、サミー・ソーサ選手’98年66本・’99年63本)が、それらを超えてしまった。 この3名はいずれも増強剤を使用していた。
筋肉増強剤使ってマッチョになるのは自由であるが、ホームランを量産してその結果60本を超えてしまうと「これっていいの?」となって、
神聖な記録が薬物に汚された、と考えるファンや関係者が多いことは理解できる。だからこそ今年、ジャッジ選手が61本を超えれば、今回こそが正真正銘、本物の新記録だとする意見も根強くなる。その見方も理解できるし、61本を超えて三冠王ならだれも無視できなくなる。
このまま三冠王にでもなったらMVP争いはジャッジ選手が有利かと思えるのだが、そうとも言い切れない。なんといっても大谷選手が達成している数々の記録は史上初のものばかりなのだから MVP投票権のある記者さんたちは 悩みに悩むことになる。
もちろん昨年は、ジャッジ選手が「新記録」を樹立するかもしれないとは夢にも思わなかっただろうが、ジャッジ選手が更新する、というのは、特別なストーリー性がある。1927年以来の長い歴史を鑑みればなおさらだ。
そもそもMLB、いやアメリカにおいて、ニューヨーク・ヤンキースは特別なチームといえる。そのヤンキースで活躍したルース選手の記録を、同じヤンキースのマリス選手が塗り替え、記録が薬物に汚された期間もありながら、ついに同じくヤンキースの生え抜きが塗り替えるのである。
これでは30人の記者**が悩まないわけがない。 私見ではあるが、今の大谷選手には特別の表彰タイトルを作ればよいと思う。
今年はもう新設は無理なら 来シーズンから考えればよい。
エンゼルスの主砲トラウトによれば 大谷選手は 何しろ「規格外の別格」なのである。
**MVPはBBWAAから選出された記者30人がリーグの10名までに順位をつけ投票する。 1位の選手には14ポイントのMVPポイント(2位は9ポイント、以下1ポイントずつ減り10位が1ポイント)が与えられ、そのMVPポイントの合計が一番多かった選手がMVPとなる。
今日はそういう天気の中、外に出なければと思うのですが、エンゼルス戦はじめ大事な試合が盛りだくさんで迷います。仰る通りジャッジも終盤戦は苦労してましたが、大谷君も村上君もホームランが出ませんね。
マークもきつくなるし、本人もつい力が入るのでしょうね。来年度もエンゼルスに居てくれるので、先ずは一安心でしょうか。このまま故障無く完走してくれればご同慶の至りです。
いつもコメントありがとうございます。
大谷選手の15勝はノーヒットノーランを期待させる快投でハラハラモノでしたね。 ホームランは村上君も含め相手の対応が厳しく、ジャッジもマリスに並ぶまでが長く この後いつ何本超えられるのかが見どころになった気がします。どっちにせよこれも快挙です。
2日夕現在 1試合休みヤクルトは残り1試合 村上君の三冠はほぼ確定
56本への期待が大きいのですが、どうなることやら。
丼