最終章:(13)「連載小説」の主人公ならば ...... 日経朝刊連載小説 北方謙三氏の「望郷の道」 佐賀を追われ台湾に渡った 渡世人夫婦が主人公。 今日現在 話の舞台は台湾であるが 主人公のふたりが 佐賀の言葉を使う。 最初は良く分からなかった言葉もあったが 毎日読んでいると、読解力がついた。 九州といえば マイミクであるMさん。 詩心を持ち 写真と彫刻を愛する 多彩な才能の持ち主。何より彼女の書くさりげない文章は読み手に勇気と元気を与えてくれる。 そして「欝」を病みながらも毎日精一杯生きている。小説の主人公ふたりが今のMさんを見たら きっとこう言うに違いない。 . . . 本文を読む
最終章:(12)「バナナキャラメル」....... 三月末に NHK朝の連ドラ「ちりとてちん」が終了して以来 毎朝目覚めて最初の楽しみは新聞の連載小説だけになっていた。朝から活字になった筑豊弁が飛び交う。昨年8月6日から日本経済新聞朝刊文化面で始まった連載小説 北方謙三氏の「望郷の道」である。 . . . 本文を読む
最終章:(11)雑感「少し野球の話でも...」....... いまから30年近く前に西武鉄道が所沢に球場を建設, パリーグの球団を買収し「西武ライオンズ」が生まれた。球場は我が家から電車で30分のところにある。小学校へ入ったばかりの息子にせがまれ、西武球場へよく足を運んだ。阪神から田淵・古沢をトレードで獲得、セカンドには地元の高校でスラッガーであった山崎が入団した。田淵の見返りに阪神へ移籍した真弓はいぶし銀の持ち味を発揮し移籍先で選手生命を全うした。アニメ「頑張れタブチ君」は満員の盛況であったが、同様に球場にもファンが溢れていた。 . . . 本文を読む
最終章:(10)雑感「どこかすっきりしない理由」.... こんなに発展を遂げてきたのに どうも 世の中今ひとつすっきりしない。戦後の経済成長とIT技術革新によって 生活は豊かになったはずなのにどこかもやもやしている。日々の暮らしがどこか世知辛く将来が不安になっている原因はいったいどこにあるのだろう? . . . 本文を読む
最終章:(9)雑感「色々な出会い」......会社勤めしていた頃、ある上司はよく部下をほめ、励ましてくれた。ビジネスが不調な時にも部下に愚痴らないでいつも笑顔を絶やさなかった。最悪のときには力になりいつでも部下の欠点をカバーしようと努力していた。 この上司から勇気とはやさしさであり 愛は勇気が必要であることを 私は教わった気がする。自分にとってこんな上司に三人も出会ったのは奇跡に近い幸運であったと思っている。人生に行き詰ったり迷ったりした時には、色々と相談に行き 夕方よく一緒に飲んだのは この三人のうちの誰かであった。 . . . 本文を読む
最終章:(8)雑感「気になること」.... 科学技術の進歩が生活のスピードを大きく変えた。のんびりと生きてきた大人たちの世界を凄まじい速度で変えていった。経験だけが財産ではない世の中になり、I/Tバブルで若くして巨万の富を手にした技術者が世にはびこる。ファミコンのソフトなどで一夜にして法外な富を得た人物たちが英雄視されていく。 . . . 本文を読む
最終章:(7)雑感「危機管理は情報の整理」から..... 昨日の話の続きだけれど、 情報の整理 特に保存をどうするかは 日常の生産性に大きく影響していくことになる。 仕事でも日常生活でも 物の保管方法については同じことが言えるんだよ。 . . . 本文を読む
第六章 (5)閑話休題......「誰でも自分の人生は自分が主役である。」監督・脚本・演出・主演の全てを 最終的に自分で決め 自分でやらねばならない。 どんな人生が描かれ実行されるかは本人しだいである。 若い人たちには早くそこに気づいて欲しいものである。 . . . 本文を読む
最終章:(4)無題 その2 ...... どんなにがんばってみても 60年間付き合ったこの性格が簡単に変わるとも思えない。 かなり 無欲になってはきているが 生来の好奇心も消えそうにない。 好奇心が新たな意欲を喚起し、次なる行動の源泉となっている。 まだまだ「オーロラ」も見ておきたいし「五稜郭」へも行ってみたい。「助走期間」中にくまなく歩きつくしたようでいて 全国津々浦々見逃しているものは残っている気がす . . . 本文を読む
最終章:(3)無題…… 年をとり 経験に頼りすぎると 他人に耳を貸そうとしなくなる。 柔軟な発想ができなくなると 少しずつ頑固になっていくようである。決断力が弱くなると勇気が衰え わが身を守ることが最優先となる。やがて気力と精神力が低下すると執着心が消え、諦めが早くなる。かくして粘りがなくなり手の混んだ面倒くさいことはいやになってくる。というわけである。 . . . 本文を読む
最終章:(2)「語学への挑戦」」...... 還暦後の「コア」のひとつになればとの思いを込めて「語学への挑戦」再開しました。 「テレビでハングル講座*」テキストの年間予約を完了しました。四月に入るや申し込んだNHK教育テレビの講座テキストが到着しました。文字と会話を基礎からみっちりやり直しです。 やめようとしてもテキストは毎月送られてきます。【* 毎週火曜日午後11:30~放送】 . . . 本文を読む
最終章:「助走期間」の終了 …….. 丼季報亭の「8万時間への助走」も いよいよ 最終章となりました。 つたない文章をご愛読いただき有難うございました。最終章は記憶に残る印象の良い宿 四選をご紹介します。 . . . 本文を読む
第六章:旅・パック旅行........旅行会社の企画するパッケージ旅行に5年半の間で12回参加しました。 私が利用した俗に言う「パック旅行」の宿と食事は ともに、おおむね想像以上の品質のものが多く ほぼ満足できるものでした。【写真は初めて参加したときに訪れた東尋坊】 . . . 本文を読む
第五章:旅・国内編(1)有馬温泉..... 5年前の秋から始まった国内各地の旅も いつのまにか未踏の地の大半を回っていました。 残ったのは山形県や福島・宮城など近場の三つの県のみとなっていました。いよいよ終幕を迎えようとしていますが 2008年2月神戸で甥の結婚式に出席した翌日 家族で有馬温泉に立ち寄ることにしました。 メンバーは結婚式に出席した息子と妻の妹を加え、4人での温泉旅行となりました。神戸電鉄「有馬温泉駅」を下車したときから予報どおり雪が舞っていました。 . . . 本文を読む