「悠々上海」その9(最終回)
上海最後の晩餐締めくくりは 上海蟹を中心にした上海料理です。
今回の旅では色々な中華料理を、連日昼夜、全てフルコースで味わう結構な旅でした。無雲さんはブログを見て「千と千尋」の両親をほうふつとさせるメニューに映ったようですが。 なんとも贅沢な旅だと思っていたら、他の企画でも食事のメニューは実に多彩で、さすが中国を感じさせます。
毎回ボリュームも多か . . . 本文を読む
「悠々上海」その8
麺料理のランチを終えると、有名な庭園のひとつである「豫園」へ向かいました。道すがら偽のブランド商品を売りつける怪しげな人たちが何度も擦り寄ってきました。くわばら、くわばら 本物でもローレックスの時計や財布などブランド物にはまるで興味はありません。
豫園(よえん、YU YUAN)は、上海黄浦区安仁街にある明(1368-1644年)時代の庭園 . . . 本文を読む
「悠々上海」その7
黄浦区安仁街にある明時代の庭園「豫園」の周辺は、観光地として豫園商城と呼ばれています。帰国前日の昼間、にぎわっている豫園商城にあるレストランで麺料理のコースメニューランチが準備されていました。
この日 麺料理に登場した いわゆる麺は 河粉(ホーファン)、炒麺(ちゃおめん、チャオミェン)刀削麺(とうしょうめん、ダオシャオミエン)そして日本でいうタン麺系3種類 . . . 本文を読む
「悠々上海」その6 上海の旅もいよいよ 最終日を迎えました。 朝9時にバスは ホテルを後にして上海郊外に向かって出発しました。
上海市の中心から西に约49km行くと“上海第一大鎮”とも称される朱家角(ZhuJiaQiao,しゅかかく、ツーカッコ)があります。
朱家角は上海市青浦区にある鎮で、典型的な江南の水郷・古 . . . 本文を読む
「悠々上海」その5
3日目の夕食は上海市内に戻り緑色飯店での広東料理です。 広東料理はよほど日本人の味覚にあっていたのか、皆さんお腹がすいていたのか、この料理だけはゆっくり写真を撮っている時間はありませんでした。
それほどのスピードで円卓上の料理は あっという間にツアー参加者のお腹の中へ消えていきました。ゆえ . . . 本文を読む
「蘇州探訪」その4
水郷蘇州市は古来、北京と杭州を結ぶ隋代(581- 618年)に造られた大運河 京杭大運河が通るなど、水運もよく利用されています。 河北から浙江へとつながる大運河完成は610年のことで、その総延長は2500キロメートルを越えるスケールの大きさです。
通済渠の工事には100万人の民衆が動員され、女性までも徴発されて突貫工事で完成しました。北部の太 . . . 本文を読む
「蘇州探訪」その3
蘇州で「留園」の次に訪れたのは1940年の日本映画『支那の夜』の挿入歌『蘇州夜曲』でも、登場する寺院です。 歌の三番の最後のフレーズが「涙ぐむよなおぼろの月に 鐘が鳴ります寒山寺」とあります。 それがこの日訪れた寒山寺です。
寒山寺>(かんざんじ、英語:Hanshan Temple)は、中国江蘇省蘇州市楓橋鎮に所在する臨済宗の . . . 本文を読む
「蘇州探訪」 その1
上海市の中央から高速道路を西へ85キロ走行すると、およそ1時間で江蘇省に入ります。 そこには、あの「蘇州夜曲」の「蘇州」がありました。
蘇州市は中華人民共和国江蘇省東南部に位置する地級市**です。 古くから絹織物で発展した国家歴史文化名城であり、長江の南に位置する江南の主要都市として栄えてきました。上海市に隣接する地の利があり、現在も省の . . . 本文を読む
「悠々上海」その4
2日目の夜は 黄浦江に浮かぶレストラン「帝龍海鮮舫」で「四川料理」の夕食です。「四川料理」は、四川省成都を本場とし、一般には山椒(花椒)や唐辛子などの香辛料を効かせる辛い中華料理として知られています。
狭義には、中国四川省の郷土料理です。広義には、もともと四川省の一部であった重慶市の料理はもとより、共通する特徴をもつ雲南省、貴州省など . . . 本文を読む
「悠々上海」その2 七宝(チーパオ)の次の訪問地は南翔鎮(なんしょうちん)です。
南翔鎮(簡体字:南翔镇、拼音: Nánxiáng:ナンシャン)は上海市嘉定区に位置する鎮です。 上海地中心より西北約18キロメートル郊外 . . . 本文を読む
「悠々上海」その1
14日夕刻 全日空直行便は定刻より30分近く遅れて上海に向かい離陸しました。 3時間30分のフライトの後 現地時間で午後10時近く上海国際空港に到着しました。 今回訪れたのは1月中旬ですが旧暦の中国ではこの時期ちょうど年末にあたります。
【ANA921便 夕機内食】 滞在中の上海は全日晴れ、日中は気温2~10℃ 最低気温 . . . 本文を読む
昨年 テレビドラマで「上海タイフーン」を見ていたら少し行くのを躊躇していましたが、日経朝刊の連載小説「甘苦上海」を、毎朝読んでいるうちになんとなく「上海・蘇州の旅」を申し込んでしまいました。 そんなわけで1月14日の夕刻 成田発 全日空直行便にて上海へ行ってきます。
14日の上海は予報では晴れ、気温6℃ 最低気温-4℃とのことです。 札幌へ出かけたくらいの気候でしょうか? 東京に比べれば . . . 本文を読む
日増しに寒くなって 真冬を実感するようになりました。 日増しに寒くなって 真冬を実感するようになりました。 こうも毎日寒くなると 我が家のそばの遊歩道から 彼方に真っ白な富士山が毎日見られます。
江戸の昔から 日本橋から富士山が良く見える日が多い年ほど寒い年だったようですが・・・。
その遊歩道には毎朝 健康作りに余念の無い人たちがいっぱい . . . 本文を読む