204.ぶらり横浜-みなとみらい珍道中（3）

ぶらり横浜-みなとみらい珍道中　

大観覧車を降りて　その後　ランドマークタワー・外人墓地・中華街と進んでいく予定ですが、浜の旅は始まったばかりで　これからなのです。

　万歩計は6千歩を超えたかどうかといったところでしょうか。それでも大山椒魚のような動きを自覚しているカワちゃんは歩く度にコムラ返しが心配に・・・。

　帆船日本丸が浮かぶ運河を渡って　いよいよランドマークタワーへ向かいます。ここでも歩道の一部が木製の足に優しい気配りが見えます。

　横浜ランドマークタワーは、横浜みなとみらい21の中核を構成する、三菱地所保有のオフィスビルです。高さは295.8 mで、日本一高い超高層ビルですが　それでも世界では第44位（2008年）の高さ。

地下3階・地上70階のタワー棟と、地下4階・地上5階のプラザ棟からなり建築面積は23,208平米。1993年（平成5年）7月16日開業。ユニークなのは郵便番号。ビル固有の郵便番号は〒220-81xx（xxは階層で、地下・階層不明の場合は220-8190）。

　延べ床面積は392,885平米で、池袋のサンシャインシティ（585,895平米）、愛知県名古屋市中村区のJRセントラルタワーズ（416,565平米）に次ぐスペースを保有しています。（70階もあるのに延べ床面積3位は意外ですね）

　スカイガーデンは、ランドマークタワー69階にある日本一高い展望フロア、4面ガラス張りの大パノラマフロアです。　お一人様1000円を支払って日本最速のエレベータで273メートルを40秒で上がります。

スカイガーデン直通のエレベータは、最高分速750m。　その速さを体感しながらコップの水も揺れないくらい滑らかな乗り心地で、地上273m地点へ直行します。　上昇時最高分速750mの瞬間に耳が痛くなることでその速度を知ります。エレベータ内のスピードメーターを見ながら、約40秒の空中移動を体験できます。 これは新鮮な驚きです。

　　エレベータをおりるとスカイガーデン、目の前の広い空間に息を飲みます。テニスコートが約5つも入ってしまうほどの広さは、さながら空の散歩道。　大きなガラスをとおして見る前方80kmの景色は、迫力満点です。　

　　　【カプリさん撮影の69階からの眺望】

　　横浜港を出入りする船や、海ほたるや房総半島、新宿副都心や埼玉県のかなたまで、いつまで見ていてもあきない景観に、時の経過を忘れ　ただただ見とれます。　人それぞれに色々な思いを胸に秘め　眼下に広がる景色をゆっくりと楽しめます。

　
　ここでは　富士山も裾野のラインまではっきりと見えます。これだけでも何か得した気分になります。

　それでも旧型の大型SL２両は１階に降りるや　そわそわと煙を吐き出せる場所捜しに余念がありません。　横浜市内はスモーカーにとって　節煙には最適な苦難の地に化けていました。

　これだけの眺望のあとでは「港の見える丘公園」からの眺めも負けそうです。これ以上歩きたくないこともあって、当初の予定を大幅カットし短縮バージョンへ更新する旨みんなの意見がまとまりました。

　ロイヤルパークホテルからタクシーで　外人墓地へ移動することになりました。　途中黄葉が今を盛りの銀杏並木を車窓に眺め、外人墓地でタクシーを待たせたまま記念のスナップ一枚。

　写真を撮り終えるや、「港の見える丘公園」と元町をまたまた車窓に眺めるのみで　それぞれの散策もカットして、一路中華街へ直接乗り込むことになりました。

最終目的地である中華街・市場通り「四五六菜館 本館」で　またまた少し早めの夕食となりました。　　　　　　　

　　　　　前菜にくらげの冷菜　　　メインは車えびのチリソース、

最初は海老が六匹あったのですが　写真を撮る前に　みんなの箸が・・・。

おこげご飯にチャーシュ-麺、ふかひれと蟹のスープが注文され　老酒で乾杯。　

　カプリさんのお宅のご用達のお店ですから　味もコストも申し分なし、　一同３時間前に昼食をとったことも忘れ　なぜか食も進みます。

　　気のあった仲間との会食、最高の天候と絶景、絶品の料理と満足感・・・
　周到な準備で仲間を楽しませようとするカプリお嬢さんの甲斐甲斐しさも報われ　参加者全員で感謝々々のお礼を述べてお開きとなりました。


カワちゃん言うところの「バンビのようなカプリさんと、のたり山椒魚一行 」の珍道中はこれにて無事終了しました。

　息の長い付き合いの出来る最高の仲間たちと過ごした久しぶりのやすらぎと、絶品の味わいのひとときになりました。　有難う　カプリさん　お世話様でした。

ぶらり横浜　了　

注）ブログ記事のうちランドマークタワーの紹介は公式サイトから抜粋・加筆したものです。

今日もお立ち寄りいただいて有難うございます。