東京都庭園美術館探訪(1)
28日朝 マイミク・モンブランさんからのリクエストに応え、白金台にある都立美術館を訪ねることにしました。
落語「目黒のさんま」で知られる(?)JR目黒駅すぐそばに。駅から白金台方向へ徒歩六分、思いもかけない都心部に武蔵野の面影をとどめる自然の巨大な異空間がありました。
東京都庭園美術館(とうきょうと ていえんびじゅつかん)は、東京都港区白金台にある都立美術館です。旧朝香宮邸(きゅう あさかのみや てい)とも呼ばれています。
武蔵野の面影を残す国立自然教育園に隣接した同館の敷地および建物は、香淳皇后の叔父にあたる朝香宮鳩彦王が1947年の皇籍離脱まで暮らしていた邸宅です。
宮邸は朝香宮一家が立ち去った後、吉田茂によって外務大臣公邸(ただし外相は総理の吉田が兼務していたので実質的には総理大臣仮公邸)として使用されていました(1947~50年)。
1950年には西武鉄道に払い下げられ、以後その管理下で国賓公賓来日の際の迎賓館としても使用されていました。1981年に東京都が買い取り、1983年(昭和58年)に都立美術館の一つとして一般公開され現在に至っています。
建物本館は1933年(昭和8年)に完成。当時流行のアールデコ様式の粋を尽くした瀟酒な建物で、東京都の有形文化財に指定されています。
建築設計は宮内省内匠寮、内装デザインはフランスのインテリアデザイナー、アンリ・ラパンが担当しています。 また正面玄関にある女神像のガラスレリーフや大広間などのシャンデリアはフランスの宝飾デザイナーでガラス工芸家でもあったルネ・ラリックの作品だそうです。館内全て撮影禁止ですのではそれらの写真はいっさいご紹介できません。
一階には大広間、大客室、大食堂などの公的スペースが主に配され、二階には寝室など宮家の私室が並んでいます。通常の展示では、建物全体の半分ほどが展示室として公開されています。
朝香宮家由来の建物と家具や内部装飾そのものが芸術品であるため、「美術館」と銘打ってはいるものの所蔵品による常設展示はありません。
ただしテーマに沿った小中規模の企画展示が年に数回行われています。この日はちょうど開館25周年を記念して10月25日(土)より「1930年代・東京-アール・デコの館(朝香宮邸)の生まれた時代」展 が開催されていました。
庭園美術館の庭園は、芝生広場、日本庭園、西洋庭園の3つのエリアで構成されており、季節ごとにさまざまな花を楽しむことができます。本館等の施設に入館せず庭園のみの入場も可能です。
日本庭園も さりげなく ありますが
何しろ広いのです。 火曜日の昼下がり 芝生広場には家族連れと外国人観光客の姿も、
庭園内に咲く花のスナップです。
庭園概要の出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋加筆
そのほか庭園内のオブジェや なにやら高級感を漂わせるカフェテラスのメニュー、そして隣接する自然教育園などなど話題の数々。 今回はひとまず庭園と美術館概要紹介にとどめ詳細は次回以降に続きます。
28日朝 マイミク・モンブランさんからのリクエストに応え、白金台にある都立美術館を訪ねることにしました。
落語「目黒のさんま」で知られる(?)JR目黒駅すぐそばに。駅から白金台方向へ徒歩六分、思いもかけない都心部に武蔵野の面影をとどめる自然の巨大な異空間がありました。
東京都庭園美術館(とうきょうと ていえんびじゅつかん)は、東京都港区白金台にある都立美術館です。旧朝香宮邸(きゅう あさかのみや てい)とも呼ばれています。
武蔵野の面影を残す国立自然教育園に隣接した同館の敷地および建物は、香淳皇后の叔父にあたる朝香宮鳩彦王が1947年の皇籍離脱まで暮らしていた邸宅です。
宮邸は朝香宮一家が立ち去った後、吉田茂によって外務大臣公邸(ただし外相は総理の吉田が兼務していたので実質的には総理大臣仮公邸)として使用されていました(1947~50年)。
1950年には西武鉄道に払い下げられ、以後その管理下で国賓公賓来日の際の迎賓館としても使用されていました。1981年に東京都が買い取り、1983年(昭和58年)に都立美術館の一つとして一般公開され現在に至っています。
建物本館は1933年(昭和8年)に完成。当時流行のアールデコ様式の粋を尽くした瀟酒な建物で、東京都の有形文化財に指定されています。
建築設計は宮内省内匠寮、内装デザインはフランスのインテリアデザイナー、アンリ・ラパンが担当しています。 また正面玄関にある女神像のガラスレリーフや大広間などのシャンデリアはフランスの宝飾デザイナーでガラス工芸家でもあったルネ・ラリックの作品だそうです。館内全て撮影禁止ですのではそれらの写真はいっさいご紹介できません。
一階には大広間、大客室、大食堂などの公的スペースが主に配され、二階には寝室など宮家の私室が並んでいます。通常の展示では、建物全体の半分ほどが展示室として公開されています。
朝香宮家由来の建物と家具や内部装飾そのものが芸術品であるため、「美術館」と銘打ってはいるものの所蔵品による常設展示はありません。
ただしテーマに沿った小中規模の企画展示が年に数回行われています。この日はちょうど開館25周年を記念して10月25日(土)より「1930年代・東京-アール・デコの館(朝香宮邸)の生まれた時代」展 が開催されていました。
庭園美術館の庭園は、芝生広場、日本庭園、西洋庭園の3つのエリアで構成されており、季節ごとにさまざまな花を楽しむことができます。本館等の施設に入館せず庭園のみの入場も可能です。
日本庭園も さりげなく ありますが
何しろ広いのです。 火曜日の昼下がり 芝生広場には家族連れと外国人観光客の姿も、
庭園内に咲く花のスナップです。
そのほか庭園内のオブジェや なにやら高級感を漂わせるカフェテラスのメニュー、そして隣接する自然教育園などなど話題の数々。 今回はひとまず庭園と美術館概要紹介にとどめ詳細は次回以降に続きます。
国立自然教育園に隣接していたとは知りませんでした。(近くの東大医科研付属病院に入院経験あり)
外務大臣公邸、 1950年には西武鉄道に払い下げ、
迎賓館、1981年に東京都買い取り、1983年(昭和58年)に都立美術館へと色々な変遷をしていますね。
朝香宮家由来の建物と家具や内部装飾そのものが芸術品、そして芝生広場、日本庭園、西洋庭園と、庶民生活と比較してはいけないですね~凄い
ありがとうございます!
建物の歴史とその背景~戦前から戦後まで
激動の昭和時代を生きてきた建物なんですね。
詳しく調べもせず、
「凄くいいよ~!一度行って来るべし!」
なんて言われて、場所だけ調べて出かける私は、
何と言うお馬鹿なんでしょう~(嘆)
お薦めしておきながら~
教えていただきながら、勉強させていただいています。
写真撮影は厳しくなったのですね。
私のアルバムには、禁止箇所の館内写真があります。
庭園も素晴らしいですね!
秋のバラの季節ですね!
紅葉が進むと、また綺麗でしょうね!
次回楽しみにしています!
この後記述していきますが、朝香宮鳩彦王なる人物は まるで小説の主人公のような人物です。
数奇な運命と お気楽な老後 考えさせられる宮様です。
「丼」
今回のお題は 最初気楽にお受けしたものの
きちんと やろうとすれば するほど制約が多く
一度 ぶっつけで 試しに行ってからにしようと
出かけました。
妻はお隣の自然教育園に残る武蔵野の自然に驚き
1万歩をはるかに超える散歩になりました。
「丼」
そんなに凄いお題とは、出した本人も露知らず~
恐縮しています。
いつも奥様とご一緒で、素敵ですね~
仲良しさんですね!
いっぱいお勉強して、教えて頂けるのを楽しみにしています。
秋のテーマにぴったりと言う事で、お許しください!