実りの秋の風情を求めて歩いていると、まだ青い果実に出会いました。
青い林檎のように見えて 林檎でなく、洋ナシのようで洋梨ではありません。
もうじき色づき始めるカリンの果実です。
果実は渋く石細胞が多く堅いため生食には適さず、砂糖漬けや果実酒に加工されます。
加熱すると渋みは消えます。生薬名を和木瓜といい、古くから民間療法で喉の炎症を抑える、咳止め、利尿に利用されてきました。
花・果実とも楽しめ、さらに新緑・紅葉が非常に美しいため家庭果樹として最適です。
語呂合わせで「金は貸すが借りない」の縁起を担ぎ庭の表にカリンを植え、裏にカシノキを植えると商売繁盛に良いとも言われています。
カリンはバラ科の落葉高木です。別名、安蘭樹(アンランジュ)、中国では「木瓜」と書きます。
果実は生薬名を和木瓜(わもっか)ともいいます。
カリンの原産は中国東部で、日本への伝来時期は不明です。花期は3月〜5月頃で、5枚の花弁からなる白やピンク色の花を咲かせます。
葉は互生し倒卵形ないし楕円状卵形、長さ3〜8cm、先は尖り基部は円く、縁に細鋸歯があります。
適湿地でよく育ち、耐寒性があります。
果実は細長い青い林檎のようにみえますが,そのうち黄色く熟します。
熟した果実を部屋にひとつ置いておくととてもいい香りが広がりそうです。
また,ホワイトリカーに漬けてカリン酒にして,喉の痛いときなどに飲めばよいそうです。
カリンが原料として使われている「のど飴」もあります。
カリンの果実に含まれる成分は咳や痰など喉の炎症に効くとされ、のど飴に配合されていることが多い理由は、
カリンの種子に含まれるアミグダリンが加水分解した成分ベンズアルデヒドが、咳止効果を持つためです。
ただしアミグダリンは加水分解により猛毒のシアン化水素も発生するため、国立健康・栄養研究所などが注意を呼びかけているそうです。
自家製のカリン酒を製造時にはご注意を。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋加筆しました。
東京では この秋も雨の日が多く、 こんな秋らしい空もあまりお目にかかりませんが・・・。
そういえば 来月函館湯の川と登別の温泉へ出かける予定です。
晩秋の北海道 さて気候はどうなっているのでしょう。
今日もお立ち寄りいただいて有難うございます。
①カリンの原産は中国東部
②カリンの果実は渋く石細胞が多く堅い。
③どの炎症を抑え、咳止め、利尿にいい。
④庭の表にカリンを植え、裏にカシノキを植えると商 売繁盛。
⑤種子に含まれるアミグダリンが加水分解した成分ベ ンズアルデヒドが、咳止効果を持つ。
⑥アミグダリンは加水分解により猛毒のシアン化水素も発生。
ありがとうございます
いつもコメント書き込みいただき有難うございます。
それにしても 今日の話題も硬いですね。
借りん、貸しの樹 あたりだけでも 洒脱に
面白く 表現できれば良いのですが・・・。
明日 お天気回復したら取材出動です。
*** 丼 ***
中毒しなくてよかった!
いまはすっかり手を抜き、養命酒を焼酎で割っただけの混合酒を薄めて飲んでいます。
カリンって名前だけでも素敵ですね。字も「花梨」なんて素敵。
自分で漬けるのは、梅酒だけです。
以前、カリン酒の手作りセットをスーパーで見かけたことがあって、しばらく考えて、その時は却下してしまいましたが~ドン・キホーテさんのブログをみて、作り(造り)たくなって来ました。
字も「花梨」・・・そうなんですよ。
カリンの名前だけでも良いんですねえ。
花梨酒 薬だと思って 飲んで見ますかねえ
「丼」
今日 ご要望の 庭園美術館へ行ってきました。
撮影したスナップだけでも200枚以上あり
整理に時間が かかりそうです。
近日中に 報告します。
「丼」