五月は金環日食に続き 話題のスカイツリーもグランドオープン。 部分月食・金星の太陽面通過など宇宙の話題が続く六月となりました。
六月は紫陽花の季節 近隣のアメジストさんが丹精込めて育てた紫陽花が見事に色付き始めました。
旧暦六月を水無月(みなづき)と呼び、現在では新暦六月の別名としても用いられているのは 皆様ご存知の通りです。
水無月の由来には諸説あります。文字通り、梅雨が明けて水が涸れてなくなる月であると解釈されることが多く、逆に田植が終わって田んぼに水を張る必要のある月「水張月(みづはりづき)」「水月(みなづき)」であるとする説も有力です。
他に、田植という大仕事を仕終えた月「皆仕尽(みなしつき)」であるとする説、水無月の「無」は「の」という意味の連体助詞「な」であり「水の月」であるとする説などがあるようです。
梅雨時の新暦六月の異称として用いられるようになってからは、「梅雨で天の水がなくなる月」「田植で水が必要になる月」といった解釈も行われるようになりました。
英語名であるJuneはローマ神話のユピテル(ジュピター)の妻ユノ(ジュノー)から取られました。ユノが結婚生活の守護神であることから、六月に結婚式を挙げる花嫁を「ジューン・ブライド」(June bride、六月の花嫁)と呼び、この月に結婚をすると幸せになれるといわれているのも良く知られていることがらですね。
いすずくれづき(弥涼暮月)、えんよう(炎陽)、かぜまちづき(風待月)、けんびづき(建未月)、すいげつ(水月)、すずくれづき(涼暮月)、せみのはつき(蝉羽月)、たなしづき(田無月)、たんげつ(旦月)、とこなつづき(常夏月)、なるかみづき(鳴神月)、ばんげつ(晩月)、ふくげつ(伏月)、まつかぜづき(松風月)、みなづき(水無月)、ようひょう(陽氷)
以上全て六月の異名です。
少し意外なのは 六月の季語が多彩なことです。
皐月、花菖蒲、アイリス、グラジオラス、あやめ、杜若、著莪、一八短夜(みじかよ、明易し)、競馬(賀茂競馬、競べ馬、ダービー、勝馬、負馬)、花橘、蜜柑の花、朱欒の花、橙のの花、 オリーブの花、柚の花、柿の花、紫陽花額の花、葵、紅の花、鈴蘭、入梅(梅雨に入る、ついり)、梅雨(つゆ、ばいう)、五月雨(さみだるる)、出水、五月闇、黒南風(白南風)、黴(黴の香、黴の宿)、
苔の花、魚梁(やな)、鰻、鯰、濁り鮒、蟹(磯蟹、山蟹、川蟹、沢蟹)、蝸牛蛞蝓、蚯蚓、蝦蟇、雨蛙、河鹿、さくらんぼ、ゆすらうめ、杏、実梅(青梅)、紫蘇、辣韮、玉葱、枇杷、早苗、代田、田植、早乙女、植田、火取虫アマリリス、ジギタリス、ベゴニア、 蛍(源氏蛍、平家蛍、初蛍、蛍火・蛍合戦)、蛍狩、螢籠、蛭、田亀、源五郎、あめんぼう、目高、浮草水草の花、藻の花、藻刈、
手長蝦、田草取、草取、夏の川、鮎(鮎釣り、鮎狩、鮎掛、鮎の宿)、鵜飼(鵜舟、鵜飼火、鵜篝、 鵜匠)、川狩(網打)、夜釣、夜焚釣堀、鰺、いさき、べら、虎魚、鯒、黒鯛(茅海、ちぬ釣)、鰹(鰹舟、鰹釣)、生節、青蘆、青すすき、葭切、翡翠、雪加、糸蜻蛉、蠅、蠅除、蠅叩、蜘蛛の囲(蜘蛛の巣)、ゲジゲジ、油虫、守宮、蟻、羽蟻、蟻地獄、蛆、ぼうふら蚊(蚊の声、蚊柱、泣く蚊)、
蚤、蚊帳、蚊遣火(蚊遣、蚊火、蚊取線香)、蝙蝠、青桐、葉柳、南風(みなみ、大南風、南吹く、はえ)、青嵐、風薫(薫風)、白夜、夏至、老鶯、時鳥、閑古鳥、仏法僧、筒鳥、駒鳥、瑠璃鳥、夏木、夏木立万緑、緑陰、木下闇、青葉、夏の蝶、夏野、夏草、草矢草茂る、夏蓬、夏薊、
草刈、干草、昼顔、木苺、苺、蛇、蝮、百足虫、青芝、青蔦ガーベラ、サルビア、虎尾草、孔雀草、釣鐘草、雪の下、蓼、若竹、竹の皮脱ぐ竹落葉、雹、水鶏、青鷺、五月晴、暑さ、夏衣、単衣、夏服、夏羽織、夏帽子夏襟、夏帯、夏袴、青簾(葭簾、伊予簾、絵簾、玉 簾)、葦簀、葭戸、網戸、籐椅子夏暖簾、皐月富士
多彩ですねえ。
まあ季節の話題ですから 毎年この時期の投稿は 近隣の紫陽花の話が不可避です。
大勢には何の影響もないのですが 文例もほとんど同じような気がします。
さて プロ野球も交流戦では巨人が大健闘。首位争いにやっと参加できるようになり ほっとしています。
海の向こう メジャーリーグ タンパベイ・レイズでなんとか出場できるようになった松井秀樹選手ですが、完全なレギュラーとも言えず、出たり出なかったりで調子の波も今ひとつ。 さっさと戻ってきて日本で再度活躍すればよいと思うほどの処遇です。もっとも当人は もう戻るつもりなどさらさら無いのだとか・・・。残念です。
梅雨の季節となり天候不順が続きます。 どちら様もご自愛くださいますように。
今日もお立ち寄り戴き 有難うございました。
注)ブログ記事のうち「六月」については Wikipediaなどから抜粋・加筆したものです。 他にもブログを投稿しています。
旅のブログ4Travel「Donkyさんの旅の記録」
http://4travel.jp/traveler/donky2013/
お時間のある時にちょっとだけ覗いていただければ嬉しいです。