115. この夏に思う.. 朝顔と蝉の声
朝顔に 元気印を もらい受け
自然の営みから 人はいろんなことを 日々教わっているんですよねえ。
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さて7月30日の読売調査によると 「日本人の勤勉さ」について、これからも続くと思う人は35%にとどまり、そうは思わない人が61%に上り、この四半世紀で楽観論と悲観論の比率がほぼ逆転したという。
江戸時代から続く「終身雇用制」の概念が崩れ 将来が不透明でどこか不安な世情を反映したのかもしれない。 派遣や契約社員が増え、雇用制度の矛盾とひずみが勤労意欲を変えてきている。
日本人の倫理観の根底に流れていた儒教的感覚、善悪の判断基準であった孔孟思想が 薄らいできているのか。 反面 大自然に目を向けた 宇宙規模の人生観を説く老荘思想が 定着してきたのなら、それはそれで よいのだけれど・・・。
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日本人「勤勉続くと思わない」61% … 【読売調査全文 2008年7月30日(水)18:40 】
日本の発展を支えてきた「日本人の勤勉さ」について、これからも続くと思う人は35%にとどまり、そうは思わない人が61%に上ることが、読売新聞社の年間連続調査でわかった。
1984年の調査では、続くと思う人が59%、思わない人が33%だったが、この四半世紀で楽観論と悲観論の比率がほぼ逆転したことになる。
今回の調査は「勤労観」をテーマとして12、13日に面接方式で行った。
日本人の勤勉さについては84~91年に5回調査し、続くと思う人が常に多数派だった。続くと思わない人の方が多くなったのは今回が初めてで、特に20歳代では66%に達した。
ただ、今回調査で「一生懸命に働くことは美徳だ」という考え方への賛否を聞いたところ、「そう思う」が71%を占め、「そうは思わない」の25%を大きく上回った。
定年まで同じ企業に勤めることができる「終身雇用制」を望ましいとする人は77%で、過去最高の88年と並んだ。年齢や勤続年数よりも、個人の能力や業績を重視し、賃金などに反映する「成果主義」については、「好ましい」の65%が、「好ましくない」の30%より多かった。
派遣社員やパートなど非正社員が、雇用者の3分の1を占める現状については、「働く人の立場が不安定になった」という印象を持つ人が82%、「多様な働き方ができるようになった」が15%となった。
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燦燦と 花に焼けつく 陽射しかな
秋近し 夜のとばりに 蝉の声
自然の営みの中で、人は生きていることを実感し、
時には無常観までも教わっているんですねえ。
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もうひとつのブログ
◆4Travel. 「Donkyさんの旅のブログ」」(2013年6月投稿開始)は
URL:http://4travel.jp/traveler/donky2013/
お時間があるときにでも、またお気軽にお立ち寄りいただければとても嬉しく思います。
派遣や契約社員の雇用制度が勤労意欲を変えた。
孔孟思想が薄らいできた。
上記に記述された通りだと思いました。
「成果主義」は競争心を煽るので良いのだが、
人の心の余裕や優しさが持てるのは「終身雇用制」のように思います。
我々の世代は みな そう思いますよねえ。
そんな 時代なんでしょうかしらねえ。
「丼」