暖冬とは言っても寒い日が続く中、1月11日(土)今年も東久留米の新年の風物詩である東久留米七福神めぐり(スタンプラリー)が市制50年を記念し大勢の市民が参加し午前9:30からにぎやかに開催されました。
ポスターのデザインが昨年のものと全く同じデザイン。実は三年連続日付以外は全く同じです。七福神(しちふくじん)とは、ご存じのように福をもたらすとして日本で信仰されている七柱の神です。七柱は一般的には、恵比寿、大黒天、福禄寿、毘沙門天、布袋、寿老人、弁財天とされており、それぞれがヒンズー教、仏教、道教、神道など様々な背景を持っています。
西武池袋線東久留米駅西口下車、徒歩3分の西口公園から出発します。
改札を出て西口方向に降りると今年も地元有志ボランティアによる集合場所案内と応援が雰囲気を盛り上げます。
受付:9時半から11時半。東久留米駅から徒歩3分の西口公園。ここで「七福神めぐりラリー参加者」を登録します。(参加費 100円)東久留米市 市制50周年記念のイベントの一つとして位置づけこの催しも16回目を迎えました。
地元 北口商店街もこの日は夏祭りのにぎわいに切迫する勢いです。
東久留米七福神は東京都東久留米市の五社の寺院にある七神の総称です。
久留米の地名の由来となった黒目川と落合川に囲まれた地域にある寺院で構成されます。なお、大圓寺には全七福神7体の本尊も祀られています。
七福神巡りは落合川に囲まれた地域にある寺院を順に回りますが川の水源は南沢湧水です。南沢湧水は落合川と黒目川に流れ清流にしか育たない水草が茂る美しい川です。
落合川に住んでいる魚や野鳥の解説 : 湧水を集めて流れとなっている落合川は、清流にしか育たない水草が茂り、魚も多く、鳥の種類も多く、生物が好きな方は飽きることなく眺められます。いろんな種類のサギ、鴨は勿論、ハクセキレイ、キセキレイも姿を見せます。
途中の大圓寺近く、れんげ公園では「ぬくぬくパーク」でお楽しみ。これもいつも通り。
多聞寺 堂内には薬師如来はじめ、木造の地蔵菩薩、弁財天などが保存されていました。もとは毘沙門堂であったものですが、薬師堂前の六地蔵尊には左より「地持」「陀羅尼」「法性」「法印」「鶏亀」「寶性」と記されています。
次の米津寺では 寺内に米津家大名墓所があります。江戸時代の大名の米津(よねきつ)家の墓所。4代の当主や一族の墓碑などが残り、東京の多摩地域では唯一大名墓所の景観を今にとどめています。平成8年東京都指定文化財(史跡)指定。(東久留米市幸町4-2-40)
米津寺‐お茶席にて 柳久保小麦のお饅頭
七福猫って聞いたことあります? にゃんとも♪ 可愛いです。
天台宗寺院の大圓寺は、普門山三皇院と号します。大円寺の創建年代は不詳ですが、天長年間(824-834)慈覚大師円仁が創建したと伝えられます。明治維新後、小山村内にあった末寺等を合併しています。東久留米七福神の恵比寿尊、福禄寿尊、寿老尊が山門に安置されています。
ついで 宝泉寺 概要 :天台宗寺院の宝泉寺は、峯亀山洞明院と号します。創建年代は不詳ですが、承和5年(838)慈覚大師の創建と伝えられます。東久留米七福神の弁財天です。新編武蔵風土記稿による宝泉寺の縁起 : 除地1段2畝。外に山林2段。村の北にあり。天台宗、入間郡古尾村灌頂院の門徒。峯亀山洞明院と号す。本堂7間に4間南向。本尊弥陀木の立像にて長2尺許。開山開基詳ならず。(新編武蔵風土記稿より)
併行して「吊るし雛巡り」1月27日まで開催中です。市内の各所に「つるしびな」
最後に最寄りの浄牧院: 創建年代は不詳ですが、文安元年(1444)八王子城主北条安祝が開基となり創建したと伝えられます。曹洞宗寺院の浄牧院は、神護山と号します。天正19年(1591)寺領30石の朱印状を拝領、前沢村・神山村・当村(大門村)に寺領を有していました。東久留米七福神の大黒天尊、関東百八地蔵107番です。
当日配布のスタンプ6個(各寺院+ゴール)で先着2500名に市の名産品「柳久保かりん糖」プレゼント。 かりんとうゲット!
開運!「2020年東久留米七福神巡り」(スタンプラリー)東久留米市制50周年記念イベントです
https://4travel.jp/travelogue/11587620
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