日本で某アメリカの金融情報サービス会社で5年ほど銀行と保険会社の取材を担当した。日本の銀行には呆れることが多かった。
日本のメガバンクは広報の人までいばっていた。まるで自分がメガバンクであるかのように。グローバル化に取り残されたメガバンク。高齢化、人口減少で100以上の銀行はますます不必要になり、海外に活路も見出せず、今後衰退するのみだろう。
今回は銀行の個人顧客から見ての海外での邦銀サービスについて書きたい。昔は、国際カードがあり、日本の銀行口座から海外でもお金が下ろせた。この当時も手数料も高く、為替レートも最悪だった。いつの間にか国際カードは消えた。
今は邦銀数社が海外でデビットカードを使える。でもその為替交換レートが悪く、手数料がすごく高い。クレジットカードで海外でのキャッシングもおなじ。自前の国際的なネットワークがないので、海外の金融機関から割高の手数料を取られているから。日本人は銀行に文句を言うべきだと思う。事実上手数料を取られるとマイナス金利。
HSBCやシテイーバンクだと海外どこでもでも安い手数料で、お金をおろせる。ただ現在は海外で外銀の銀行口座を開くのはかなり難しくなっている。日本で唯一個人向けのサービスをやっていたシテイーバンクは日本の個人向けを日本の銀行に売ってしまい、外銀の日本での口座はひらけない。HSBCは日本で個人向けのサービスはやっていない。香港で口座を開けたが、今はかなり厳しいだろう。
今は、実質上 不可能になってしまいました。
スズメの涙ほどしか入っていませんが
香港の銀行口座 大切にして行きたいです。