毎日感染者が増えて、心が不安になっている方が増えている。これまでゴエンカ氏のヴィパサナ冥想を10年近くやってきた。毎年10日間冥想ーセンターで修行。昨年は、20日間の参加を許可されたが、コロナで中止になった。
ヴィパサ冥想で大切な考え方はたくさんあるが、アニッチャ(諸行無常)は、初めて聞いて以来、気に入った言葉。仏教は、インドの古代からのサンスクリット語ではなく、パーリ語。インドで仏教が消えるとパーリー語も消えた。タイやスリランカ、ミヤンマーでは、現在も経典もお経もパーリー語である。
簡単に説明すれば、すべての物が常に変化していることを冥想をすることで、心と体で感じ、どんな状況でも心の平静を保てるようになること。座っていて、足や、腰や背中が痛くなっても、それは自然に消えていくこと、心地よい感覚でもそれは、いつまでも継続せず消えていくことを体と心で会得する。
コロナ禍で自分の状況がどんなに辛くなっても、これは永遠には継続しないことを心で体で感じられ心の平静を保てるようになる。
毎日15分でも30分でも座ってみることを勧める。ある冥想講座は、理論だけで、座るのが100時間のうち座るのが1時間。理論100時間勉強より、まず10時間座った方が学ぶことは多いと思う。今も以前からの生徒さんと月一回の瞑想会をやっている。東京では、月一回程度、ヨガスタジオで冥想ワークショップを開催していた。
バンコックでもコロナ禍でオンライの冥想ワークショップを始めて、1年数ヶ月経つ。
サム島のお気にいりのお寺で冥想