子供は一人じゃ作れない!非協力的な夫と私の妊活奮闘記

不妊治療に非協力的な夫クマ吉とすったもんだの末に妊娠。不妊治療の様子、高齢出産、育児の様子を綴っています。

ひとかけら、純なもの

2018-10-02 | 日記

女優の樹木希林さんが旅立たれて一週間。先日30日に葬儀が行われたようで、多くのテレビ番組でその様子が報道されました。

娘、内田也哉子さんが語る父、内田裕也さんと母、樹木希林さんの奇妙な夫婦関係、家族関係。クマ子はそれを聞いていて、改めて樹木希林さんの妻として人間としての器の大きさを感じました。

 

お話によると也哉子さんは生まれてからずっと希林さんと2人きりの生活だったそうです。それなのに父である内田裕也さんの存在はひどく重く、ときおりその重圧に耐えかねるほどだったとか。

 

そしてその奇妙な夫婦関係を思い、お母さんに「どうして離婚しないの」と詰め寄ると、希林さんは必ずこう言ったそうです:

 

お父さんにはひとかけら、純なものがあるから。

 

そしてその一言で也哉子さんを黙らせてしまうそうです。

 

ひとかけら純なもの、てなんだろう。

それはきっと希林さんにしか見えないもので、希林さんしか感じられない何かで、そこに希林さんはひどく惹かれていたのでしょうか。

 

10あるうち、9つが悪くても1つだけどうししょうもなく惹かれる部分があると、人は人を愛し続けることができるのかー。

私たち夫婦はどうかな。

 

今の私たちは10あるうち、9つ良くても1つ悪いところがあるだけで、残りの9つも悪くみえる気がします。

樹木希林さんのような愛し方はまだまだできません。

 

クマ吉と一緒に歳を重ねて、いつまでもお互いのどこかに惹かれあう夫婦でありたいー

そんなことを思った1日でした。


どこまで信じる?東洋医学。

2018-10-02 | 私と夫の妊活日記

結婚してから不妊治療を始める前まで、クマ子は不妊鍼に通っていました。不妊鍼の名医で通院は週1回。治療費は5000円。1か月だと20,000円の出費でした。

 

東洋医学は効くーこれを信じる信じないはその人によると思います。

 

でも鍼や漢方などのいわゆる東洋医学は科学的根拠が今一つないといいますか、民間療法に近い感じがあることも事実です。

だから浅田レディースクリニックの最初の説明会の時に院長が「当院での治療はすべてエビデンス(科学的証拠)に基づいた治療のみを行います。鍼などは証拠がありません。お金に余裕があってどうしようもない、というなら通ったらいいんではないでしょうか」とおっしゃったことも理解できます。

 

実際、このクリニックの治療はとても明瞭で、妊娠という目的に向かって無駄がない治療だからです。処方される薬をちゃんと飲むことで、確実に体の中は変わり、診察でも薬が効いていることがわかります。

 

一方東洋医学は患者に無駄と感じさせてしまう治療になってしまいます。内診できるわけじゃないし、効果が数値ででるわけでもない、目視できるわけでもないから、それは当然ですね。

 

あくまでも自分が「あ、体調がよくなった気がする」と思えば効果がある、ということだろうし、効果が得られないと思っていても「短期間で効くものではないし」・・・と変に自分を理解させてしまう。

 

そんな自己心理に激しく効果を左右される東洋医学ですが、クマ子は浅田レディースクリニックも東洋医学も信じています。

実際、鍼の先生のところで週に1回、鍼をしてもらうと全身がぽかぽかして、血流が良くなったなあと感じることができます。頭頂に鍼をさしてもらえばすーっと気持ちが落ち着きます。

 

食事についても鍼の先生から徹底的に指導を受け、今は朝昼晩すべて玄米。おやつはサツマイモを焼いたりして、それまで大量に毎日食べていたアルフォートやポテトチップス、ポッキー、トッポなどを一切食べることをやめました。

 

お菓子が食べたなったときは市販のお菓子を日常的にたべるのではなくて、ちゃんとしたケーキショップで買って食べるようにしています。1カット500円前後の素材も見た目もおいしいケーキ。ちなみにクマ子は新宿高野のケーキが大好き。

日常にケーキ、って高いように感じますが、毎日100円前後のお菓子を毎日食べている方が高くつくし、体にも良くありません。

 

ケーキのお供はコーヒーじゃなくて紅茶かハーブティー。

東洋医学に基づき食生活を改めてからは体重も気が付けば3か月で4キロダウン。もともと細身でしたが、おなか周りにあったぽっこり脂肪軍がなくなって、体温も高くなってきました。

 

今はクリニックの通院をメインに考えているので鍼治療はやめてしまいました。でも食事療法は今でも続けています。

 

ネットを見ればいろんな健康方法が紹介されていますし、子宝が授かることをうたったサプリメントもたくさん売られています。

 

何を信じるか信じないかはあなた次第。

正しい情報を得て、自分にしっくりくるものを取捨選択していきましょう!

 


いとおしい。

2018-10-02 | 私と夫の妊活日記

採卵した日の翌日。土曜日だったのでいつもよりゆっくり起きて、まったり過ごしていました。

 

クマ吉はコーヒーを片手にテレビをみています。その香りに鼻腔をくすぐられ、クマ子もコーヒーを飲みたい衝動にかられますが、ここは我慢。ぐっとこらえて自分のミントティーを味わいます。

 

別に1日1杯ぐらいのコーヒーは良いのでしょうが、コーヒーは体を冷やす作用があるそうで、なるべく飲まないようにしています。もともとコーヒー中毒で独身時代は1日5杯は軽く飲んでいたのですが、妊活を始めてからは控えるようになりました。

 

ちょうどお昼の12時。

机にあったクマ子のスマホがふるえました。友人からのメールが届いたのかと思ってgmailを見ると、「浅田レディースクリニックです。」という件名のメールが!

 

すっかり忘れていました、そういや採卵日の翌日にメールで受精状況を報告するって説明があったな・・・。

 

卵は8つ取れました。精子の運動率も悪くはなかった。受精・・・したのかな・・・。

 

ドキドキしながらメールを開きます。

 

「浅田レディースクリニックです。

受精結果は以下の通りです。

 

ID 〇〇〇様

 

採卵

 採卵総数:8

  成熟卵:6

  未熟卵:2

  変性卵:0

 

精子

      量:〇〇ml

   運動精子濃度:〇〇〇〇〇万/ml

   総精子濃度:〇〇〇〇〇万/ml

            運動率:〇〇%

 

媒精

  顕微授精数:6

  正常受精卵:6

 その他受精卵:0

   受精せず:0

    変性卵:0

  体外受精数:0

  正常受精卵:0

 その他受精卵:0

   受精せず:0

    変性卵:0

                      」

 

他にも説明が書かれてありましたが、ざっとこういう内容が書かれていました。

メールでくるととてもわかりやすい!クマ子の場合、卵が8個とれたけど、2個は未熟卵だったようです。

 

さらに採卵数が少なかったので、すべて体外受精じゃなくて顕微授精によって受精卵ができたようです。こういうところが浅田レディースクリニックさんにしてよかった~!!と思うポイントなんですよね。

 

例えば卵が15個とれるんだったら体外受精して6個受精しませんでした、となっても9個受精卵が確保できるんだから問題はありません。

 

でもクマ子のようにたった6個しかない卵を通常の体外受精をして、結果1つも受精しませんでした、となればまた採卵から始めなくちゃならないわけです。

 

ちゃんと患者の採卵数を考えて、通常体外受精にするか、顕微授精にするかを判断してくれる。ここの病院にして良かった、と改めて思いました。

 

それにしても受精卵が6個。まだ見ぬその卵。

なんだか、とてもいとおしい・・・。

 

隣でコーヒーをすすっているクマ吉にもさっそく報告しました、受精卵が6個できたよ、と。

ひとこと「よかったな」と言ってくれました。

 

この卵さんの中から1つだけでもお腹に宿ってくれればいいなあ。