皇居の落書き

乱臣賊子の戯言

皇后陛下は百点満点

2024-06-27 22:46:04 | 皇室の話(3)
「週刊新潮」令和6年7月4日号に「「雅子皇后」仄かな不安」と題する記事が掲載されている。

内容は、「あまりに目立つ「陛下お一方」ご出席」、「実は御所では「お部屋から出られず遅刻」頻発」といったサブタイトルどおりの内容なのだが、こういう記事というのは、やはり目には見えない障害への理解不足が根本にあるのだなと感じてしまう。

記事中の宮内庁関係者のコメントにて「ご自身でもコントロールできない状態でいらっしゃるのです」とあるのだが、この「コントロールできない状態」になってしまった場合の辛さというか難しさというのは、体験した者でなければ、結局のところ理解できないのであろう。

それにしても、こういう記事において、しばしば精神科医が原因はこうだとか、対策としてこうすればいいだとか、解説を述べたりするのだが、勝手に診断めいたことをメディアで述べるというのは、医師のモラルとしてどうなのだろう。
そもそも、大野裕という立派な医師がついているのである。

また、皇后陛下は、非常に聡明な方なので、そんなことは言われるまでもなく、全て認識済みであろう。
その上での困難なのである。

ただ、その場にお出ましになることができず、「陛下お一方」であったとしても、誰にもできない形で陛下を支えるということをもって十分な貢献をされておられると思うし、テレビの報道にて、輝かしいお姿は十分に見せていただいている。

もしかしたら、まわりの担当者はバタバタすることがあるのかもしれないが、国民の一人としては、百点満点だと思っている。

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