西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

10/21 第28節 大分トリニータ戦 (京都・西京極競技場)

2006年10月22日 19時36分22秒 | サンガ観戦レポート2006
【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:西村
 DF:大久保、手島、児玉新
 MF:角田、石井、斉藤、渡邉、中払
 FW:パウリーニョ、小原
SUB:上野、鈴木悟、米田、、星、中山、加藤、田原

【試合レポート】
サンガの一人芝居。

久々の先制点、それもさらに久し振りの流れからの得点。
大久保のインターセプトからハライのパスをパウリーニョが押し込んで…
正直これで勝ったと思った。
僕だけじゃなく多分スタジアムに来ていたサポのほとんどはそう確信したはず。
それほど大分のモチベーションは低く、逆にサンガのサッカーは気迫が満ちていた。
事実前半の大分のシュート数は0。完全に試合はサンガペースだったのだ。
間違いなく僕が観た試合の中でも、今季のベストバウトだった。
そう、前半のあの瞬間までは…

前半終了間際の43分。
サンガ自陣ゴール前に上がったクロスボール。
大久保がクリアする為にポジションをとろうとする。
GK西村もボールに向かって前進する。
なぜか二人の間に意思の疎通は見られなかった(ように思えた)。
大久保が無理な体勢から空中のボールをボレーでクリアしようと試みた。
西村はそのすぐ後ろでボールをキャッチしようとしていた。
ボールは西村が触る前に大久保の脚に当たり角度が変わり、
ファーサイドのネットを無情に揺らした。
自ら献上した同点オウンゴール。

サポーターから失望のため息が漏れた。

声をかけていればなんなくGKがキャッチできるボールだった。
無理してクリアしなければならない様なシーンでもなかった様に思う。
それまで大分の攻撃陣を完全にシャットアウトしていたDFだった。
特に大久保は、その瞬間まで完璧なカバーリングをしていた。
先制点のきっかけとなる絶妙のインターセプトもあった。
1-0のまま試合が終れば、僕の中では間違いなくMAN OF THE MUCHだった。
が、大久保はその瞬間一転本日のA級戦犯となってしまった。

DFでは一つの判断ミスが致命傷となる。
結果、この試合はこのまま1-1で終了する。
今のサンガにとって引き分けは負けに等しい。
まさに一つのミスが致命傷となった。

試合後、ゴール裏に挨拶に来た選手に罵声と拍手が入り乱れて飛んだ。
オウンゴールを犯した大久保には罵詈雑言が浴びせ掛けられていた。
サポーターのこの試合結果に対する思いは様々だ。

だが、僕は大久保を責める気にはならない。
誰だって失敗はする。
問題は追加点を獲れなかった事にある。
DFのミスは失点となってクローズアップされやすいが、
FWが決定機をモノに出来なかった事も、見方を変えれば失点したのと同じだ。
大久保だけの責任にするのは余りにも酷だし、
失敗を恐れる余り、消極的な守備をする様になってもらっては困る。
確かに状況はより厳しくなっているが、まだ終った訳ではない。
この失敗を次の試合への糧にして、よりハードなDFを展開してもらいたい。

このところの試合後の恒例となりつつある応援歌を選手全員に捧げたい。

俺は叫び続ける
サンガがある限り
サンガの誇り胸に
ラ・ラ・愛するサンガの為に


【試合結果】 京都1-1大分

【観客数】 8,491人

【得点者】
 京都:パウリーニョ31
 大分:オウンゴール(大久保)43

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:西村5
 DF:大久保5.5、手島6、児玉新6
 MF:角田5.5、石井6、斉藤5.5、中払6(81分 加藤5.5)、渡邉6(81分 星5.5)
 FW:パウリーニョ6、小原5.5(74分 田原5.5)

【今日の私的MOM】 なし(O.G.さえなければ、大久保にしたかったが…)

【京都の成績】
 勝ち点21 順位:18位(福岡、C大阪が勝った為、最下位転落…)

10/14 第27節 アルビレックス新潟戦 (新潟・新潟スタジアム)

2006年10月15日 19時27分27秒 | サンガ観戦レポート2006
【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:西村
 DF:大久保、手島、児玉新
 MF:角田、石井、斉藤、中山、渡邉
 FW:パウリーニョ、田原
SUB:上野、登尾、米田、中払、美尾、加藤、小原

【試合レポート】
残留争いは残り8試合の時点で福岡・京都・C大阪の3チームが
勝ち点差1の中にひしめく泥ダンゴ状態。
さらに安全圏15位広島との勝ち点差は9と拡がる一方。

上 見 て 暮 ら す な、 下 見 て 暮 ら せ

現実的には入れ替え戦対象となる16位を維持するのが精一杯。
自動降格を回避するのが目標とは。ほんま殺生な…

で、今日の相手はアルビレックス新潟。
実は現在のJ1チームの中でリーグ戦、
天皇杯を通じて負けた事のない唯一の相手。
今はもうそのジンクスに頼るしかない気持ち。
祈る気持ちで京都を朝5時に出発、片道600Km弱の新潟を目指す。
ビッグスワン(新潟スタジアムの愛称)に行くのは5年振り。
前回は2001年のJ2リーグで劇的な逆転勝利した良いイメージがある。
アルビサポの入りもその当時満員で4万人以上いたのと比べると
やや目減りしている印象。
(それでも3万以上入っているんだから大したもんですが…)
さぁ、あの感動をもう一度!3万人のアルビサポを沈黙させたい!

今日のサンガは前節機能しなかった斉藤と石井の縦並びを廃し、
従来のWボランチに戻した形で中盤を厚くして攻撃の起点を作ろうという意図?
それが一応功を奏したのか試合序盤、中盤の攻防はややサンガ攻勢で進む。
選手の勝ちたい気持ちも競り合いの厳しさから感じられ悪くない出来。
しかし中盤が良くてもフィニッシュが決まらなければ意味がない。
田原を1トップ、パウ&中山の2シャドーとした実質3トップ作戦は期待はずれ。
田原がポストとなってゴール前にボールを落とすが2シャドーのパウはミス連発。
ヒロキ(中山)に至ってはその存在が消え、まさにシャドー(苦笑)

対する新潟はというと3連勝中のチームというにはややキレのない感じ。
前情報ではケガで欠場という噂だったFWエジミウソンが強行出場(?)するも
そのエジミウソンがことごとくシュートチャンスを逃し、大ブレーキ。
好調でキーマンと言われていた田中アトムくんもそれほどの怖さはない。
そんな相手からでもゴールを奪えないってのが情けない。ああ情けない。

決めきれないまま前半はスコアレス。
このジリジリイライラ状態がどこまで続くのかなと思っていたが
後半開始直後あっさりと新潟の伏兵(というと失礼だがノーマーク)内田に
ゴールを決められ一気にサポーターに危機感が走る。

ま だ 時 間 は た っ ぷ り あ る ! 焦 ら ず 焦 れ !

後半からホンマのシャドーさんだったヒロキに代わって入ったハライのおかげで
前線でシュートチャンスは増えたがフィニッシュが決まらないのは相変わらず。

イライライライライライライライライライライライライラ…
イライライライライライライライライライライライライラ…
イライライライライライライライライライライライライラ…

時間だけが過ぎていく。
苛立ちだけが募っていく。
対アルビ不敗神話もこれまでか…と思い始めた後半34分、
左CKから大剛の蹴ったボールにドンピシャで蹴りこんだのは…

ア ル ビ の 中 野 サ マ で し た (苦笑)

アリガトゴザイマス、ナカノサマ。
いや~素晴らしい芸術的なオウンゴールでした。
本来ならウチのFWがそのプレーをやらんといかんのですが、
力不足でしていやはやお恥ずかしい限りで…
いやはや3万5千人のアルビサポの皆様をまたしても沈黙させてしまい恐縮です。
(でも今回はウチのせいじゃないからね。そこんとこヨロシク。)

同点となってからも積極的に攻め上がって
逆転ゴールを狙った選手の姿勢は評価できるが相変わらず決めきれない攻撃陣。
相手は完全に足が止まって引き分け狙いの防戦一方だったのに…

結局試合は1-1のドローで勝ち点(わずか)1を分け合う形となった。
対アルビ不敗神話は辛うじて守られたものの、残留争いは相変わらず崖っぷち。
残り試合だけは確実に減っていく…
真綿でじわじわと窒息させられていく様な何とも云えない息苦しさ。

う う う ・ ・ ・ 死 ん じ ゃ う よ ぉ ・ ・ ・


【試合結果】 新潟1-1京都

【観客数】 36,272人

【得点者】
 新潟:内田49
 京都:オウンゴール(中野様)79

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:西村5.5
 DF:大久保6、手島5.5、児玉新5.5
 MF:角田5.5、石井5.5、斉藤5.5、中山4(45分 中払5.5)、
   渡邉4.5(79分 美尾5)
 FW:パウリーニョ4.5、田原5

【今日の私的MOM】
 中払大介(HTからの出場で同点のオウンゴールを生む流れを作った)

【京都の成績】
 勝ち点20 順位:16位(相変わらず下位3チームが勝ち点差1)

10/6 第26節 大宮アルディージャ戦 (京都・西京極競技場)

2006年10月07日 19時16分56秒 | サンガ観戦レポート2006
【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:西村
 DF:大久保、手島、児玉新
 MF:角田、石井、斉藤、中山、渡邉
 FW:アンドレ、パウリーニョ
SUB:上野、登尾、米田、美尾、加藤、田原、林

【試合レポート】
いまさらの監督解任。
一度は「柱谷監督と心中する」と宣言してまでサポの不満を抑えつけたフロント。
サポが腹をくくったところで一転しての解任劇、完全に手遅れ。
降格時のフロントの言い訳の準備としか考えられない。
もし降格したら責任を取るのは美濃部新監督じゃなく、
フロントだと言わせてもらう。

決まった事をいつまでも愚痴っていても仕方ないので、それはさておき。

ミノさんの初陣となる今日の相手は現在4連敗中と調子を落としている大宮。
リーグ戦残り9試合となったこの時期からでは
技術的・体力的な上積みは望めない。
変えられるものがあるとすれば選手個々人の気持ちの問題。
相手を上回る勝利への執念、それを我々に示してもらいたい。
結果はそれについてくると信じて応援するだけだ。

試合開始されるとさすがに今不調というだけあって大宮の出来はイマイチ。
ややサンガの方が優勢に試合は進行している(様に見えた)。
ところが…前半25分に大宮のカウンターから一気に前線へボールを運ばれ、
大宮では最も警戒すべき(というかコイツだけケアしとけばいいはずの)
小林大悟にフリーで持たれてシュートを決められ先制を許してしまう。
なんでいつものことながら相手のワンチャンスを点に結び付けられてしまうの?
やっぱり監督が変わっても簡単に変われんな、ウチってチームは…

いつもなら先制されるとその後はズルズルと相手のペースに持ち込まれて
負けてしまうのが最近のサンガのパターンであったが、
この日はそうはならなかった。
懸命にボールに対してチェイスする選手の姿勢は評価できる。
これは監督交代の効果といえそうだ。

が、あくまでそれは相手に「負けていない」だけであって
「勝っている」わけではない。
現にサンガはボールを相手ゴール付近までは持ち込めてもシュートできていない。
気持ちが先行しての焦りかパスミスも多く、
セカンドボールを大宮に拾われるシーンも数多く見受けられた。
この原因は奇策といっても過言ではないフォーメーションによる混乱ではなかろうか?
3-3-2-2というか3-1-4-2というか…
これまでのWボランチを廃し、石井のワンボランチの前に斉藤を縦配置。
両サイドには本来右サイドの大剛を左サイドに持っていくという謎の形。
おまけに前半44分に田原と交代しなければならないような
体調不良のアンドレを敢えて先発ターゲットに使うという起用。
初陣のミノさんに文句は言いたくないが結果から考えると
やはり慣れないポジションがいくつものミスを生んでいた様に思う。

後半6分のセットプレーから角田が同点ゴールを決めてくれたが
本当にチームの意識改革ができたなら一気に逆転できたはず。
逆に同点にしてからは大宮に主導権を握られるシーンも多く、
引き分けのまま試合終了のホイッスルを聞く事になった。

やはり監督解任から3日では、
その効果を発揮するには至らなかったというところ。
どうしても勝ち点3を得たかった相手から勝ち点1しか得られなかった事、
残り試合を一つ減らした事を考えれば、自力で降格圏からの脱出は不可能。
これまでの試合後に感じた怒りや焦りはもう感じない。
冷静に、それでも辛抱強く応援を続け、美濃部サンガを見守りたい。

選手もサポーターもやれることをやっていこう!


【試合結果】 京都1-1大宮

【観客数】 5,237人

【得点者】
 京都:角田51
 大宮:小林大25

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:西村5.5
 DF:大久保5.5、手島5.5、児玉新5
 MF:角田6、石井5、斉藤5、中山4.5(81分 加藤5.5)、渡邉5.5
 FW:アンドレ4(44分 田原5)、パウリーニョ5(71分 林5.5)

【今日の私的MOM】
 角田誠(復帰後初となる執念の同点ゴールで最悪の事態を免れた)

【京都の成績】
 勝ち点19 順位:17位(下位3チームが勝ち点差1にひしめき合う状況)

9/30 第25節 浦和レッドダイヤモンズ戦 (京都・西京極競技場)

2006年10月01日 18時41分54秒 | サンガ観戦レポート2006
【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:西村
 DF:角田、手島、登尾、
 MF:渡邉、斉藤、石井、三上、中山
 FW:田原、パウリーニョ
SUB:橋田、鷲田、米田、美尾、加藤、松田、林

【試合レポート】
本日は心身共に疲労の極に達しておりますので、
レポートは手抜きさせて頂きます。
日頃お世話になっておりますサッカー情報サイト
「J’s GOAL」様のレポート(文中*部分)に
チャチャを入れる形でお伝え致します。

*西京極での京都vs浦和は、浦和に力の差を見せ付けられる結果となった。*

はい、はい、地力の差ね。
試合そのものもそうだけど、サポーターもね。
ヘタすると浦和サポの方が多かったんじゃないかって思えましたよ。
わざわざ京都くんだりまであの人数で大挙して来るその熱意。
個人的にはその熱意に引けをとっているとは思わんけど、その絶対数が違う。

*京都は児玉新の出場停止もあり「相手が浦和というとことで」(柱谷監督)3バックでマッチアップする形を敷いた。トップ下に中山を今季初先発させ、右に渡邉、左に三上を置いた。FWはパウリーニョと田原の2トップとなった。対する浦和はワシントン欠場にポンテを起用して臨む。*

今回の布陣。決して間違った選択だったとは思わんよ。
(中山)博貴のトップ下ってのも、久々の3バックってのも…

*試合開始直後に浦和・山田暢が果敢に飛び出し、京都のDFラインの突破を図る上手さを見せたが、京都のラインは高い位置を保ち、前半、田中達や三都主の飛び出しを牽制した。9分には渡邉が右サイドを突破し決定機を作り出したが、これを浦和DFが体を張って阻止。攻撃でも浦和に引けを取らない立ち上がりを見せた。*

そう。(渡邉)大剛は良かった。
少なくとも三都主は完全に押さえ込んでたし、
むしろ攻撃のチャンスとなる突破もあった。
あったんだよ。

*試合は前半早々から動いた。14分、浦和の左CKに闘莉王が裏に走り、頭で叩き込み先制点を奪う。しかし、京都も直後の16分、斉藤のクロスに田原が頭で落とし、田原の後ろにいた中山がダイレクトボレーで豪快に叩き込み同点とした。これで振り出しに戻したと思ったが試合は落ち着かなかった。22分、三都主のクロスから、京都が頭でクリアしたこぼれ球を平川がトラップ後ドライブをかけて京都ゴールに突き刺し1-2。*

この先制失点と2失点目はまあいい。
1点目はセットプレーだったし、崩されたわけじゃないし。
現に博貴のJ1初ゴールですかさず追いついた訳だし。
2点目はあの位置から直接ミドルを打たれたのは、
フリーとはいえ完全に相手の技あり。
別にがっくり来た感じもなかったし、
今日の出来なら追いつける気がしてた。
まだ3バックも機能してたし、オフサイドもかかっていた。
ここまでは、だ。

*その後は浦和のペースで試合が運んでいく。その要因は、ルーズボールをことごとく自分達のものにしたためだった。両チームとも同じ3バックでのマッチアップは、京都にとって1対1がはっきりして守備面では分かりやすかったかもしれないが、ポゼッションミス、トラップミスを見逃してもらえず、簡単にボールを奪われることとなった。流れをつかんだ浦和は40分、速攻に入ろうとした京都のボールを拾い、田中達から右に開いていたポンテへ。ポンテがクロスを上げると田中達が飛び込み、頭で合わせて3点目を奪って前半を終えた。*

これがイカン。
ポンテと達也の二人ともをゴール前でフリーにしたら、
そりゃ失点するって。

*2点差、「1点とれば流れは来る」(京都・柱谷監督)と後半へ意気込んだ京都だったが、開始直後の46分、京都DFのこぼれ球を田中達、ポンテとつながれ、飛び出した山田暢がドリブルで持ち込むとゴール右に流し込み1-4と3点差に。*

この失点の瞬間、腰が砕けた。
この後半開始直後の失点で試合は事実上終った。
たぶん京都の選手もサポもみんなそう思っただろう。
思いたくはなかったが…

*京都は林(63分)、美尾(75分)を投入して攻撃的に臨むも、浦和も永井(55分)、相馬(70分)、小野(82分)と攻撃を緩めなかった。攻撃にシフトしたことで中盤が空いてしまい、攻撃の応酬となると83分、浦和・相馬が左サイドでドリブルに持ち込みシュートを放つ。これが京都DFに当たってゴールに吸い込まれ、1-5となって試合終了。*

このあたりはもうただの蛇足ですね。
4失点も5失点も一緒。
むしろ(西村)弘司のセービングや相手のシュートミスがなかったら
あと3失点はしてた。
格上相手に先に足が止まっているようじゃあ、そりゃ勝てないわ。

*随所にポゼッションからゴール前まで形を作った京都だったが、ミスが多く自滅。逆に浦和は相手のミスを得点にまでもっていくうまさを京都に見せ付けた。*

はい見せ付けられましたよ。
ウチのダメさと、そちらの凄さ。
地力の差というのもおこがましいくらいッス。

*以上*

はい以上です。

以 上 で 悪 い か !? あ ?


【試合結果】 京都1-5浦和

【観客数】 16,492人(今季最高入場者だが、全席前売りで完売でコレ?)

【得点者】
 京都:中山16
 浦和:闘莉王14、平川22、田中達40、山田暢46、相馬83

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:西村5.5
 DF:角田5、手島4.5、登尾4.5
 MF:渡邉6、斉藤4.5、石井4.5、三上4(75分 美尾4)、
   中山5.5(83分 松田4)
 FW:田原5(63分 林5)、パウリーニョ5

【今日の私的MOM】
 なし(J1初ゴールの博貴と好プレイの大剛と書きたかった…)

【京都の成績】
 勝ち点18 順位:16位(上とは勝ち点9差で下とは1差か…はぁ~)

9/10 第22節 鹿島アントラーズ戦 (茨城・県立カシマスタジアム)

2006年09月11日 18時34分48秒 | サンガ観戦レポート2006
【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:西村
 DF:角田、手島、児玉、三上
 MF:斉藤、石井、星、中払
 FW:パウリーニョ、林
SUB:橋田、登尾、渡邉、米田、美尾、アンドレ、松田

【試合レポート】
勝てるはずの試合を落とすとダメージが残る。
ましてやそれが上位陣や強豪、苦手相手でなら尚更である。
今日の対戦相手、鹿島はやや優勝争いからは遠くなったものの、
サンガにとってははるか上位の強豪であることには違いはない。
連敗中のサンガが(それも敵地で)勝てば勢いを取り戻せるきっかけになる。

日曜の夜まだ明け切らぬ6時に京都駅に数少ない遠征組サポ7名が集合。
片道600km弱のカシマスタジアムへ出発、
名神、東名、首都高、湾岸と快調に飛ばし、12時過ぎには鹿島入り。
ちょっと早過ぎ…

さて、試合の方はというと試合開始こそ鹿島に攻め込まれたものの、
サンガの最終ラインががっちり集中して守り、シュートを打たさない。
特にこの日の角田は完璧にマークにつけていた。
このところのダメDFっぷりが嘘の様なキレがあった。
手島、児玉のCBも巧くラインをコントロールし、
鹿島の2トップ(柳沢、アレックス・ミネイロ)にオフサイドの山を築かせる。
中盤でもボールポゼッションこそ相手に与えていたものの、
攻めの形は京都の方が良かった。
その証拠に総シュート数は鹿島5に対して京都15で約3倍のチャンスがあった。
鹿島はパスミスが多く、サンガは早い寄せからボールを奪い、カウンターを繰り出す。

しかし…肝心なフィニッシュが決まらない。
枠を捉えたシュートは鹿島GK曽ヶ端に阻まれ、あるいは枠を外し続けた。
本日の京都はパウ&たけのちびっこ2トップ。
抜け出すタイミングは良いのだが、どうもシュートがミートしない。
この膠着状態を一気に打開する為に
故障からようやく復帰してきたアンドレを投入し、
前線にポイントを作るしかないだろう…そう考え始めた後半20分。
柱谷監督も同じ思い(?)でアンドレをピッチに送り出そうとしたその直前…
サンガ自陣ゴール前での混戦の中でゴールが揺れた。

え ?

我々の応援席から遠い側での一瞬の出来事だった為、
なにがなんだか判らなかったが、
試合後それがアラタのオウンゴールだったと判明。
ここまで集中した守備を続けていただけになんとも悔やまれる失点となった。
ましてやこれがこの試合の決勝点となろうとは…この時点では思いもしなかった。
それくらいサンガの選手もサポも勝利を諦めてはいなかったのだが…

一点を献上してもらった鹿島は一転して落ち着きを取り戻し、
強豪らしいパス回しを展開し始め、逆にサンガは攻撃に焦りが見え始める。
この辺りが勝ちなれない、あるいは勝ちパターンを持たないチームの悲しさか。
終盤に得たFKのチャンスにもパウがまったく精度のないシュートを撃ち、
サポーターの応援に水を注す形となった。

守備が立ち直る気配を見せてきたと思ったら、今度は攻撃が沈黙。
まったく噛み合わないチーム状態。
リーグ戦もあと12試合、12試合しかないのだ。
もう内容は良くなってきたなどと云っている余裕はない。
相手が上位であろうが、下位であろうが関係ない。
とにかく勝ち点3をもぎ獲っていくしかない。

も う 勝 ち 以 外 、 見 た く な い !


【試合結果】 鹿島1-0京都

【観客数】 9,142人

【得点者】
 鹿島:オウンゴール(児玉)66

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:西村6
 DF:角田6、手島6、児玉5.5、三上5.5(80分 松田5)
 MF:斉藤6、石井5.5、星5.5、中払5.5(60分 美尾5.5)
 FW:パウリーニョ5.5、林5.5(67分 アンドレ5.5)

【今日の私的MOM】 なし

【京都の成績】 勝ち点15 順位:16位