西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

12/5 第42節 ツエーゲン金沢戦 (京都・サンガスタジアム)

2021年12月05日 19時32分02秒 | サンガ観戦レポート2021
写真:大旗イベントのリハーサル待ちしている参加旗メンバーたち
来季への不安感じさせる最終戦ドロー

やったぜ~っ、12年ぶりサンガJ1復帰や~っ!!

歓喜に包まれたフクアリ千葉戦から一週間、長いシーズンも今日がラストとなるホーム最終戦。前節千葉とはドロー決着だった事もあり、既に今年でチームを去ると発表された選手もいる中、最後はきっちり勝利して一年を締めくくって気持ちよく試合後のセレモニーで選手を労いたい。

最終戦では試合後のセレモニー以外にもイベントがテンコ盛り。我々大旗部隊もサポーター提案のピッチ内大旗掲揚イベントが採用され、本日実施される事となっています。当日リハーサルの為、いつもより早い朝9時半にスタジアム入りしました。亀岡は小雨がパラつきながらも時に雲の切れ間から陽も射すという微妙な天気。イベントの時は雨降らないとイイな~。

大旗イベントのリハーサルでは13本の大旗の掲揚ポジションを確認。天然芝の上を歩いたが、思った以上に足形がついてしまう。ほんの一瞬歩いただけでこんなになるんだから聖火リレーで何周もランナーや中継車が回ったら、そりゃ芝も枯れるわ!もう絶対にあんな事はやらんとって欲しい。

大旗イベントのリハーサル風景


ウタカが得点王になった時用の横断幕も作ったが…はたして?

【サンガのスタメン】
 GK: 清水
 DF: 白井、長井、麻田、荻原
 MF: 福岡、川﨑、武田
 FW: 曽根田、ウタカ、松田
SUB: 太田、黒木、荒木、庄司、三沢、李、イスマイラ

今日のスタメンには久々にソネが入った。退団が決まったバイスはベンチ外。ベンチにはこちらも久々にチュンくん。未だリーグ戦では無得点なので出番が巡ってきたらゴール狙って欲しいな。
本番の出番待ち…ドキドキ!
そしてサンガのスタメン紹介直前に大旗隊13名がピッチ内へ。雨はどうにか止んでいてくれてる。ありがたい!最終戦の勝利を願って旗を振る。頼むぞ~、勝てよ~!!


【試合感想】
結果から言えばまたしてもスコアレスドロー。これでスコアレスドローは3試合連続。守備は安定しているけど、どうにもゴールが遠い。残留争いの金沢としては勝ち点1でも十分だからか、ほとんどの選手が自陣に引いてボックス内を固める引きこもり戦術。サンガがボールを持った瞬間、金沢は6バック状態に。惜しいシュートも何本かあったけど、最後の最後で崩しきれない。

後半13分、いつもより早く交代カードを一気に3枚切ったサンガだが、状況を打開するには至らず。イスマイラが身体ごと押し込んで決まったに思えたシーンも、これはハンドの判定。これが意図的と主審に取られてイエロー喰らう始末。カカ…まだまだやな。

その後もチュンくんや大吾といった攻撃的な選手を入れたが時間切れ。来季J1で戦う上では不安を感じさせる3試合連続のスコアレスドローでした。

【試合後】
試合後の2021シーズンファイナルセレモニーの前には、ビッグサプライズがあった。2022シーズンのユニフォームの発表だ。クラブアンバサダーの安チャンが上下ソックスまでの完全装備で登場!さては現役復帰?!(…なわけないかw)そのデザインも中々カッコイイ!胸の京セラも英語ロゴになってカッコイイ!

そしてセレモニーでは、伊藤社長、キジェ監督、来賓の西脇知事、そしてキャプテン天馬とお歴々の挨拶が続いた後、締めは何と前日に契約満了の発表があったモリくんの挨拶。来季のサンガの飛躍を願っているといった内容のスピーチをしてくれたけど、本当は辛いやろな。そこには自分の場所はないんやから…。でもその辛い役目を担ってくれたモリくんにはプロ魂を感じた。ありがとうモリ、最後までサンガを盛り上げてくれて!

バイス、庄司、恭平…来季は違う道を往く仲間たち。まだ発表はされていない選手も含め、今年一年ありがとう。みんなの活躍を祈ってる。そして12年ぶりに掴んだJ1というステージで、去っていくメンバーに恥ずかしくないプレーを見せてくれる事を願いつつ、スタジアムを周回する選手らを最後まで見送って今季のサポーター活動を締めくくった。

今年一年お疲れ様でした。来年はまだどうなるか分からないけど、応援は続けるつもりなので宜しくお願い致します!


【試合結果】 京都0-0金沢

【観客数】 9,608人(全席完売なのに…空席あったのはやっぱり転売ヤーのせい?)

【得点者】 なし

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 清水6
 DF: 白井6、長井6、麻田6.5、荻原6(87分 荒木-)
 MF: 福岡5.5(58分 三沢5.5)、川﨑6、武田5.5(58分 イスマイラ5)
 FW: 曽根田5.5(58分 庄司6)、ウタカ5.5、松田5.5(77分 李5.5)

【今日の私的MOM】
 曺 貴裁監督 : 今季最大の補強は監督でした。京都に来てくれて本当にありがとう!

【サンガの2021シーズン最終戦績】
 24勝12分6敗 勝ち点84 得失点差28 最終順位2位



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11/28 第41節 ジェフユナイテッド千葉戦 (千葉・フクダ電子アリーナ)

2021年11月29日 17時08分00秒 | サンガ観戦レポート2021
さらばズッ友、惜別の昇格決定!

昇格に王手をかけて臨んだ前節アウェイ岡山戦でスコアレスドロー決着。翌日の他力本願も甲府勝利で昇格見送り。ここへ来て産みの苦しみを味あわされているサンガ。分娩室へ入った妻をやきもきしながら待合室で待ち続ける夫の心境であります。

そしてあと勝ち点1で自力昇格を決定できる今節アウェイ戦の相手は「J2でず~っと一緒に友だちでいようねっ♪」といういわゆる“ズッ友”関係であるジェフ。そのジェフは現在8位ながら11戦無敗。前節の岡山同様、簡単に昇格を許してくれるはずもない。一方、それを跳ね返して昇格を決めれば感動も一入である。その瞬間に立ち会う為に今回もフクアリ遠征します。

深夜3時にサポ仲間9名を載せた車で京都を出発。混雑が予想される首都高を避け、アクアライン経由館山道でフクアリへ。到着したのは9時。千葉の空気は冷たいが快晴。今日もビジター約1000席は完売。大旗は僕を含め6本出動。サンガの昇格を祝う態勢は整っている。

【サンガのスタメン】
 GK: 清水
 DF: 白井、バイス、麻田、荻原
 MF: 福岡、川﨑、武田
 FW: 宮吉、ウタカ、松田
SUB: 太田、黒木、長井、荒木、庄司、三沢、イスマイラ

前節から変更は慎平と直人の入れ替えのみ。他はベンチメンバー含め同じ。このメンバーでJ1を掴み取る!だけど腹が減っては戦は出来ぬ。フクアリ名物・喜作のソーセージ盛り合わせ(700円)を長蛇の列を並んだ末に購入。急いで食べてピッチ内練習の為の選手登場に間に合わせ、大旗を振る。頼むぞっ!今日こそ昇格決めてくれ~っ!!!


【試合感想】
試合の入りはまずまず。前節岡山戦の様な硬さもなく、サンガ自慢のハイプレスも効いている。ただ敵もさるもの、堅い守りで最後のところで自由にさせてくれない。特に千葉GK新井ががんばり過ぎ。ミヤのボレー、オギの直接FKも防がれる。このサンガの流れで先制点が欲しいところ。

ところがここでアクシデント発生。守備の要のバイスが左脚を痛めて負傷退場。急遽一真が交代出場する事に。その一真、空中戦の競り合い、球際、ボールの処理、共にソツなくこなしてくれた。前半はサンガ攻勢続くもフィニッシュにやや精度を欠き、スコアレス。

後半も入りこそサンガの攻勢が続いたが、途中交代で投入された千葉のサウダーニャが一人で流れを千葉に引き寄せる。何度も危ないシーンを作られるも、今度はサンガのGK圭介がこれを阻む。将吾&一真のヤングCBコンビも息ピッタリで千葉にゴールを許さない。

スコアレスのまま時間は刻一刻と経過していく。こうなるとリスクを負って点を獲りに行くより、守りを固めて昇格に必要な最低条件である勝ち点1を獲りに行くという現実的な選択肢を考えないといけなくなってきた。だが引き分けなんて狙って狙えるものじゃないし、そんな考え方じゃ足元を救われるのがオチだ。攻める姿勢を保つ事こそが唯一の昇格への道である。

攻めろ!

守れ!

試合の最終盤ではエキサイトした両チームの選手が乱闘となるシーンも起こり、なぜかピッチサイドでアップ中のカカまで乱闘に加わりイエローを喰らう始末。おい、おい、冷静になれ!緊張感のあるナイスゲームに水を差すんじゃないよ!

そして試合は後半アディショナルタイムに突入。もうゴールいらない。守り切れ!そして、遂に…その瞬間は訪れた!

【試合後】
試合結果はスコアレスドロー。勝ち点1を得た事によりサンガの自動昇格圏2位以内が確定。サンガ、12年ぶりとなるJ1昇格が決まった。歓喜に沸くビジター席のサポーター。隣合ったサポ同士で交わし合うグータッチ。岡山戦の試合前に作った「ありがとう。本当にありがとう。心からありがとう」の横断幕がビジター席最前列に掲出される。喜びの雄叫びを上げ、飛び上がり、抱き合う選手たち。いつもは努めて冷静沈着なキジェさんもさすがに今日は嬉しそう。(選手から胴上げされたけど、重過ぎたのか2回で地面に下ろされてたw)



僕自身、ここ数試合「大丈夫だろうか?」とか「ひょっとしたら…」とかネガティヴな連想をつい思いがちだったので、この昇格決定で嬉しさよりも正直ホッとした気持ちの方が強い。これまで何度も信じて、そして何度も裏切られてきた。その度に大好きだった選手がチームを去り、応援する事の無力感に苛まれてきた11年だった。キジェさんが監督に就任し、彼を慕う選手が来てくれて、みんなでチームを強く、一つにしてくれた。コロナ禍もあって声も出せず、大旗も振れず、サポーターとして十分なバックアップは出来なかった。応援って本当に必要なんだろうか…と自らの存在意義を疑う事さえあった。それでもサンガが好きで、サポーターでありたくて、何かの役に立ちたくて、スタジアムに通い続けた。まだコロナ禍は完全終息した訳ではない。来季も辛抱のシーズンとなるに違いない。相手もすべてが格上。サンガは常にチャレンジャーだ。

でも、きっとまたサンガはやってくれる。チャレンジを楽しもう!そして僕らをもっと楽しませてくれ!我ら一心。共にHUNT3!新たなるステージへ!行こう、サンガ!

※試合後サンガの為にホーム最終戦セレモニーの時間を遅らせて下さった千葉のクラブ関係者の皆様、そして昇格決定に暖かい拍手と励ましの横断幕を揚げて下さったジェフサポの皆様、心より感謝致します。本当にありがとうございました。ズッ友よ、1年でも早いJ1昇格を願っています。ウチも落っこちない様に頑張ります!


【試合結果】 千葉0-0京都

【観客数】 6,732人(人数制限50%ながらビジター席は完売!)

【得点者】 なし

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 清水7
 DF: 白井6、バイス5.5(16分 長井7)、麻田7、荻原6(90分 黒木-)
 MF: 福岡6(77分 三沢5.5)、川﨑6.5、武田6
 FW: 宮吉6(90分 庄司-)、ウタカ6、松田6

【今日の私的MOM】
 長井 一真 : バイス負傷で緊急出動も、千葉の攻撃を封殺。昇格決定に貢献!

【サンガの現在の戦績】
 24勝11分6敗 勝ち点83 順位2位(勝ち点1を得た事で昇格圏2位が確定!)



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11/20 第40節 ファジアーノ岡山戦 (岡山・シティライトスタジアム)

2021年11月21日 08時33分37秒 | サンガ観戦レポート2021
悔しさと安堵の昇格寸止めドロー

コロナ感染の鎮静化により、今月13日以降から応援行為の一部が緩和された。その緩和行為の一つが僕のサポとしてのお仕事である大旗掲揚。全席指定席のサンガスタジアムでは難しい大旗掲揚も、シティライトスタジアムでは(限定10本ではありますが)可能。昨年2月のプレシーズンマッチ以来1年9ヶ月ぶりとなる大旗セットを持参しての遠征であります。

あと一勝で12年ぶりのJ1復帰が決まるサンガですが…今日対戦する岡山は、現在10位ながら3連勝で直近10戦負けなしと絶好調。簡単に勝たせてくれる相手ではない。それから…これは決して口に出せない話だがこのシティライトスタジアムでサンガは勝率がすこぶる悪い。その悪しきジンクスを跳ね返して昇格を決められるか?

試合当日、朝8時半集合。サポ仲間20人超の大所帯がマイクロバス1台に乗り込んで、いざ決戦の地へ。シティライトスタジアムはいつも駐車場の場所取りが厳しいので早めに現地入りのつもりだったが…いや、いや、11時到着時にはもうすでにサンガサポがかなり列を作っていました。みんなの期待の高さが感じられます。

入場前に昇格を決めた瞬間に掲出する横断幕を制作。内容は…掲出するまでお楽しみ♪

【サンガのスタメン】
 GK: 清水
 DF: 白井、バイス、麻田、荻原
 MF: 三沢、川﨑、武田
 FW: 宮吉、ウタカ、松田
SUB: 太田、黒木、長井、荒木、庄司、福岡、イスマイラ

あれ?J通算100試合達成したタカ、メンバーにおらんやん?怪我?まさかね?でもその代役にこのところ好調の白井だから心配はいらないハズ。頼んだぜ、康介!

試合前のピッチ内練習や選手紹介、選手入場時の旗振り。僅か7本の参加ではあるけれど、やっぱり大旗やパイプフラッグの入った応援は気持ちが上がる。また一歩日常に近づいた事を実感出来た。さあ、やるぞ!

【試合感想】
もう皆さんもご存知でしょうから結果から。勝てませんでした。でも負けもしなかった。スコアレスドローです。正直、内容的には負け試合でした。

特に前半、いきなりヨンジェのあわやというヘディングシュートを圭介がファインセーブ!コレがもし決まってたら、それで試合は終わっていたかもしれない。さらにその直後もヨンジェ、上門のシュートもまたまた圭介が神懸かったセービングで防ぎ切る。ビジター席に悲鳴と安堵のタメ息でどよめく。

一方サンガはやはり昇格のプレッシャーからか動きに硬さが見えた。そのせいか動き出しがワンテンポ遅れ、セカンドボールが拾えない。両サイドは押し上げられず、前線も連携が上手く取れずなかなかシュートまで持ち込めない。それは後半、交代カードをすべて使い切っても変えられなかった。

それでも圭介の神セーブに勇気づけられたのか守備陣は奮闘。後半ヨンジェに代わって投入されたオーストラリア代表のミシェル・デュークの迫力ある攻撃もなんとか跳ね返し続けHUNT3とはいかなかったが、HUNT1を守り切った

【試合後】
同時進行で行われていた磐田-長崎戦が2-2ドローで終わった事により、3位長崎の昇格可能性は消滅。あとは明日21日に行われる秋田-甲府戦で甲府が引き分け以下に終わればその瞬間にサンガのJ1昇格が決定する。

今日昇格を決められなかった悔しさと、勝ち点1を得た事でライバル長崎を振り切った安堵が相半ばするシティライトスタジアムを僕らは後にした。昇格横断幕は次までおあずけ。やっぱ、このスタジアムとは相性悪いわ。


【試合結果】 岡山0-0京都

【観客数】 6,270人(ビジター席は完売、メインスタンドも1/3はサンガサポ)

【得点者】 なし

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 清水8
 DF: 白井5.5(76分 長井5.5)、バイス6、麻田6.5、荻原5.5(76分 黒木5.5)
 MF: 三沢5.5(62分 福岡5.5)、川﨑6、武田5.5(76分 庄司5.5)
 FW: 宮吉6、ウタカ5.5、松田5.5(85分 イスマイラ5.5)

【今日の私的MOM】
 清水 圭介 : 前半、圭介の神セーブ連発がなければ完全に負けてた

【サンガの現在の戦績】
 24勝10分6敗 勝ち点82 順位2位(翌日の甲府戦の結果次第で昇格決定)


明日(11/21)はDAZNで秋田-甲府戦をやきもきしながら観よう(苦笑)

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11/14 第39節 ブラウブリッツ秋田戦 (京都・サンガスタジアム)

2021年11月14日 19時17分12秒 | サンガ観戦レポート2021
昇格へ王手っ!

今日は勝たなアカン!前日に行われた試合で3位・長崎が勝ち、サンガの昇格マジックは勝ち点で言えば6。今節では昇格は決まらないが、3位との勝ち点差4は…さすがにヤバい。勝って勝ち点差7をキープしておきたい。サンガにとってこれはプレッシャーはプレッシャーだと思うけど、今日勝てば長崎に逆プレッシャーをかけられる。

相手の秋田は現在13位。前節で既にJ2残留を決めている。ある意味目標がなくなっている相手だし、アウェイで苦杯を舐めさせられた相手でもある。そんな秋田に長崎、磐田に続いてシーズンW敗戦なんてぜ~ったいに許されない!サポーター主導のイベント紫大作戦と銘打ったコレオグラフィーも予定されている今日の試合。スタンドと一体となって相手を圧倒して勝たせたい!

亀岡駅を降りるといつにも増して駅前広場が賑わってる。それもそのはず、ビジター席以外はすべて完売。ひょっとしたらオーバー1万もありえるかもね。ルーチンのねこのしっぽも行列が出来てました。そのすぐ横にはサンガサポ仕様のワーゲンUP!が…う~ん、カッコイイ!


【サンガのスタメン】
 GK: 清水
 DF: 飯田、バイス、長井、荻原
 MF: 福岡、川﨑、武田
 FW: 宮吉、ウタカ、三沢
SUB: 太田、黒木、白井、松田、庄司、野田、イスマイラ

磐田戦でのイエローで将吾が出場停止。なので今日バイスと組むCBは今季初スタメンの一真。そして天馬はベンチスタートとなり、代わりに左ウイングに直人。今日も前節に続いてベンチには庄司と野田が名を連ねている。前節出番がなかった野田のプレーが観たい。

選手入場時に行われたサンガ史上恐らく初めてとなるビジター席以外すべての席での紫大作戦コレオ。素晴らしかった!選手を後押しするホームスタジアムの雰囲気を十二分に演出出来ていたと思う。前日からの準備に携わったクラブスタッフやサポーター有志には心より感謝したい。さぁ、勝つよ!


【試合感想】
開始直後の2分、試合の入りに集中力を欠いた秋田GKのミスキックを拾ったウタカが中央のミヤへパス。ミヤが後方へ戻し、颯太がシュート!これをウタカが触って角度を変えてゴール!電光石火の先制点!でも…あんまり早い時間帯のウタカのゴールは注意しないと…とネガティヴな事を考えてたら案の定、前半31分に秋田に同点にされてしまった。やっぱりな~、悪い予感ほど当たるもんなのヨ。

ところがこの失点でサンガの攻撃のスイッチが入った。前半42分、右サイドの武田が大きくサイドチェンジ。左に張っていたウタカが相手DFを鮮やかに躱して技ありシュート!これが磐田ルキアンと並ぶ今季21ゴールとなる勝ち越し弾に!(結局この後ルキアンも1ゴール決めたのでまた1差になりましたが…)さらにその2分後にもウタカが競り合いに勝って左へこぼれたボールを武田がファーサイドに走り込んで来たミヤに絶妙のパス。これをミヤが決めて2点差に!素晴らしい!!

後半に入ってお互いにピンチもチャンスもあったけれど、決めきれなかったというか、よく守り切ったというか…結局スコアは動かないまま前半のスコアである3-1でサンガが逃げ切りに成功した。よっしゃ~っ!!

【試合後】
アディショナルタイム突入直前に投入した野田はコーナーポスト付近で必死にボールをキープ。時間を使っての逃げ切り要員としてのプレーに徹してくれた。その献身っぷりには胸が熱くなった。まさにフォア・ザ・チーム。きっと次はFW本来のプレー機会が与えられるはずだ。将吾の代役を務めた一真も沈着冷静な将吾とは一味違う、CBらしいフィジカルの強さをアピールしてくれた。色々と収穫の多い試合だったと思う。

これで昇格確定まであと勝ち点3。
次節アウェイ岡山戦、自力で昇格を決めようぜ!


【試合結果】 京都3-1秋田

【観客数】 9,900人(昇格に寄せる期待の表れ。今季最高の観客数、やったね!)

【得点者】
 京都 : ウタカ2、42、宮吉44
 秋田 : 武31

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 清水6.5
 DF: 飯田5.5(68分 白井6)、バイス6、長井6、荻原5.5(78分 黒木5.5)
 MF: 福岡6(68分 松田6)、川﨑6.5、武田7
 FW: 宮吉6.5(78分 庄司5.5)、ウタカ6(89分 野田-)、三沢5.5

【今日の私的MOM】
 武田 将平 : 2ゴールをアシスト、90分通じて良い所へ顔を出し脅威を与え続けた

【サンガの現在の戦績】
 24勝9分6敗 勝ち点81 順位2位(昇格マジック、あと勝ち点3!)



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11/7 第38節 ジュビロ磐田戦 (静岡・ヤマハスタジアム)

2021年11月08日 13時00分16秒 | サンガ観戦レポート2021
息詰まる首位決戦

やってきました、首位・磐田との直接対決。勝ち点差は2。勝てば順位逆転、他会場の結果次第では昇格決定もあり得る痺れる状況。おまけにリーグ得点王争いの磐田ルキアン21に対して京都ウタカ19。今年も日程クン、イイ仕事してるわ。

試合日5日前に発売されたチケットも開始2分で完売。このプラチナチケットをワタクシ、見事GET致しました!パチパチパチ♪残念ながらチケット確保出来なかったサンガサポの分まで気合い入れて応援せんといかん!  そう心に誓って、いざ磐田!朝6時半に遠征メンバー集合し、車2台に分乗。途中渋滞にも引っかかることなく磐田到着したのが10時。早く着き過ぎてスタジアム周辺の駐車場が開いてない(涙)仕方ないのでいつものマックスバリューで時間を潰し、駐車場が開いたのを確認してからスタジアムへ。

駐車場は旧知のジュビサポIさんご夫妻に確保して頂きました。いつも有難うございます!

【サンガのスタメン】
 GK: 清水
 DF: 飯田、バイス、麻田、白井
 MF: 福岡、川﨑、武田
 FW: 宮吉、ウタカ、松田
SUB: 太田、長井、荻原、荒木、庄司、野田、イスマイラ

開場前に発表されたスタメン。今日の左アクセルはこのところ絶好調・白井。そして前節はベンチスタートだったウタ&ミヤが、今日は満を持して先発復帰。ベンチには久しぶりに現場復帰したリュウリュウが名を連ねた。

長い間スタジアム外の公道で待たされましたが、キックオフ1時間半ようやく開場。この日は首位攻防戦を盛り上げる為に紫のコレオを実施することになっています。入場と同時にまず市松模様の空席に紫色のシートを貼っていく作業を開始。さらに入場ゲートでは入場者にも紫シートを手渡し。時間の無い中、大忙しでしたが、どうにかこうにか各作業完了。選手入場時にはビジター席を紫一色に染め上げる事が出来ました。

【試合感想】
試合は開始のホイッスルが吹かれると同時に、双方激しい主導権の奪い合い。さすがに首位と2位らしいレベルの高い内容で、ちょっとのパスのズレやトラップミス、あるいはボールに対する体の入れ方が、決定的なピンチやチャンスに直結する。観ていて息が詰まるような緊張感でした。試合開始直後にルキアン、ウタカの両エースにそれぞれ決定的なチャンスが巡ってきましたが共に決めきれず、それ以降はお互いのDF陣が二人に仕事をさせませんでした。

前半はやや磐田攻勢、後半は逆にサンガがやや優勢で試合は進行するも、互いに譲らず試合はスコアレスのまま迎えた後半32分。サンガビジター席からは遠いサイドであるサンガのゴール前でゴチャゴチャと両軍が入り乱れる。「あ、ヤバい」と思った瞬間、ゴールネットが揺れ、スタジアムのほとんどを埋め尽くしたサックスブルーの観客が沸いた。

ああ…やられた

ゴールが決まった後オーロラビジョンに映された映像では、ヤットの入れたクロスをバイスがクリアしきれず、こぼれ球になったところを山田大記に押し込まれた模様。ああ…なぜよりにもよって相手選手の前に…

サンガはその後も攻勢を強めジュビロゴールに迫るも、最後の最後までネットを揺らす事は出来ませんでした。

【試合後】
J2の試合とは思えないクオリティの高い試合だった。お互いにストロングポイントを消し合いつつ、自分たちのサッカーで隙を伺う濃密な90分だった。この結果が悔しくないと言ったら嘘になるけど、いい試合を見たと思う。せめて…ドローで終われたなら…そう思わなくもないけれど、一つの運を掴むか掴まないかで結果が大きく変わるのもサッカーである。首位磐田との勝ち点差が5と開いた今、J2優勝は厳しくなったと。けれど残り4試合、今日の様な試合を続けていければもう負ける事はないはず。

笑ってシーズンを終える為、残り試合すべて勝とう!


【試合結果】 磐田1-0京都

【観客数】 7,469人(満員御礼でも8千入らへんねや…ヤマハって思ったより小さい)

【得点者】
 磐田 : 山田77

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 清水6
 DF: 飯田5.5(68分 荻原6)、バイス6、麻田6、白井6
 MF: 福岡6(81分 庄司5.5)、川﨑6、武田6.5
 FW: 宮吉5.5(75分 イスマイラ5.5)、ウタカ5.5、松田6(81分 荒木5.5)

【今日の私的MOM】
 武田 将平 : ゴール内からボール掻き出したり、スルーパス通したりと攻守に貢献

【サンガの現在の戦績】
 23勝9分6敗 勝ち点78 順位2位(3位・長崎との勝ち点差は7…う~ん)

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