西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

ROTATION(1979)  SHŌGUN

2024年09月03日 21時09分33秒 | 西京極サウンド
松田優作主演のTVドラマ『探偵物語』の主題歌「Bad City」とエンディングテーマ「Lonely Man」が収録されたほぼこのドラマのサウンドトラックと言っていいSHŌGUNのセカンドアルバムです。すべて英語歌詞で全曲カッチョイイ!僕と同世代の人なら絶対ハマってたはずのホーンセクションの入ったバンド。リーダーの芳野藤丸とケーシー・ランキンが中心となって活躍していましたが、メンバーが頻繁に入れ替わった事もあり、活動休止した時期もあったり、ケーシー・ランキンも亡くなっちゃったし、活動時期はそれほど長くはなかった印象。でも調べたらまだバンド解散した訳じゃないみたい。

1. As Easy As You Make It
2. Imagination
3. Sailor-Sailor
4. Yesterday,Today And Tomorrow
5. Margarita
6. Bad City
7. The Tourist
8. I Should Have Known Better
9. Lonely Man

おすすめはオープニングナンバー「As Easy As You Make It」。この曲にSHŌGUNのエッセンスがすべて内包されていると思ってます。他は『探偵物語』の主題歌2曲。このアルバムを聴いたら一気に学生時代にタイムリープしちゃえます、今でも。

ちなみにこのアルバムジャケットでSHŌGUNのメンバーと一緒に写ってる赤いドレスの女性は『探偵物語』にも出ていたナンシーさんです。

残夢(2024)  Ado

2024年08月15日 09時48分04秒 | 西京極サウンド
新潟遠征の途次、カーステで鳴らしていたアルバムを紹介します。
今や日本で並ぶ者なき顔見せNGのミューズ  Adoの最新アルバムです。

 01 抜け空
 02 行方知れず
 03 DIGNITY
 04 ショコラカタブラ
 05 クラクラ
 06 アタシは問題作
 07 リベリオン
 08 オールナイトレディオ
 09 向日葵
 10 永遠のあくる日
 11  MIRROR
 12 ルル
 13 
 14 いばら
 15 Value
 16 0

昨年末の紅白歌合戦でも熱唱された『唱』をはじめ、
アニメ『SPY ✕ FAMILY』第2期のOPソング『クラクラ』など
ベストアルバムと言っても良さ気なヒット曲を多数収録しています。

『うっせぇわ』が話題になっていた頃
「こんながなり散らすような歌い方好きじゃないわ」って思ってました。
ですが、その後もヒット曲を連発し、イヤでもその声を耳にする内に
「声量と声の抑揚のつけ方は流石やな」と思えるようになってきました。

そして『唱』です。日本の伝統的な祭りをイメージさせる楽曲。
これはもう好きとか嫌いとかそういう次元で語れない凄みを感じます。
曲中でガンガン曲調も歌詞も変化する複雑な構成。
それを見事に歌い上げる歌唱力は
令和の美空ひばり
と言っても過言ではない。

他の楽曲もB’Zのカバーあり、オリジナルあり、
タイアップ曲ありとバリエーション豊か。
中でも歌唱力の確かさと振り幅の大きさを実感できる『向日葵』がお気に入り。

変に素顔を晒していない分、
容姿の変化に影響されず息長く活動していけそうだし、
オリジナルからカバーまでこだわらず歌う姿勢も
ファン層拡大に繋がっているのでしょうね。

うん、好きって訳じゃないけど良いアルバムだ!

THE GREATEST UNKNOWN(2023) KING GNU

2023年12月23日 14時49分53秒 | 西京極サウンド
King Gnu、4年ぶりとなる4thアルバム。
収録曲にはドラマ『ミステリと言う勿かれ』やアニメ『呪術廻戦』の主題歌などが多数。ベストアルバム的なラインナップながら、シングルヒット曲の間に短いインストゥルメンタルを挿し込んで全曲に統一感というか包括的なテーマ性を感じさせる構成になっています。あのピンクフロイドの名盤『The Wall』に通じるアルバムとしての高い完成度を感じます。テンションが上がる4曲目『SPECIALZ』、5曲目『一途』や切ないバラード7曲目『逆夢』、12曲目『硝子窓』などがお気に入り。

1 MIRROR
2 CHAMELEON
3 DARE??
4 SPECIALZ
5 一途 (ALBUM ver.)
6 δ
7 逆夢
8 IKAROS
9 W●RKAHOLIC
10 ):阿修羅:(
11 千両役者 (ALBUM ver.)
12 硝子窓
13 泡 (ALBUM ver.)
14 2 Μ Ο Я Ο
15 STARDOM (ALBUM ver.)
16 SUNNY SIDE UP
17 雨燦々
18 BOY
19 仝
20 三文小説 (ALBUM ver.)
21 ЯOЯЯIM

Alice V(1976)  アリス

2023年10月16日 21時10分42秒 | 西京極サウンド
70年代後半から80年代前半、日本のミュージックシーンを席巻したニューミュージック。その草分け的存在『アリス』のリーダー谷村新司さんが亡くなった。享年74。
また一人、昭和を彩ったアーティストが鬼籍に入った。昭和がまた遠くなった。寂しい。

僕がアリスを知ったのは『冬の稲妻』。とにかくカッコイイ曲だった。最初に買ったアルバムもその『冬の稲妻』が収録された『Alice VI』でしたが、一番お気に入りなのはひとつ前、このアリス5枚目のオリジナルアルバムです。

『今はもうだれも』から始まり、『遠くで汽笛を聞きながら』に続き、そして『帰らざる日々』で終わる。この構成は完璧。


SIDE 1
 1. 今はもうだれも
 2. 遠くで汽笛を聞きながら
 3. 雪の音
 4. あの日のままで
 5. 僕の想うこと
SIDE 2
 1. 音の響き
 2. もう二度と…
 3. 夏の終りに
 4. 指
 5. 帰らざる日々


チンペイさん、お疲れ様でした。
あなたが天国に召されても、僕らはあなたの残した曲を忘れません。

THE BOOK Ⅲ(2023)  YOASOBI

2023年10月08日 15時45分14秒 | 西京極サウンド
連載開始以来の推しマンガ『葬送のフリーレン』がついにアニメ化!
パチパチパチ!
アニメの出来もさることながらYOASOBIのオープニング曲がまた良くって…
「こりゃ、買うしかねぇ!」と『推しの子』の「アイドル」に続きまたも購入。

聴いてみると『葬送のフリーレン』OP曲の『勇者』は当然、
それ以外の収録曲もことごとく素晴らしい!
Ayaseの曲は疾走感がありながらどこか危うさと哀しさが感じられ、
その歌詞はモチーフとなる作品をかなり読み込んで解釈されたのが解るもの。
それを澄んだikuraの歌声が奏でている。

アルバム自体も(どうやらYOASOBIのアルバムでは恒例らしいが)凝った造りで
各楽曲の歌詞に散文的なテキストを記した豪華なバインダー仕様。

今までボカロPの良さが解らなかったけど、
ちょっとその良さが解ってきたような気がしますw


01. 勇者 (TVアニメ『葬送のフリーレン』オープニングテーマ)
02. Interlude "Awakening"
03. 祝福  (『機動戦士ガンダム 水星の魔女』オープニングテーマ)
04. 海のまにまに
05. ミスター
06. Interlude "Worship"
07. アイドル (TVアニメ『【推しの子】』オープニング主題歌)
08. セブンティーン
09. アドベンチャー (ユニバーサル・スタジオ・ジャパン『ユニ春』テーマソング)
10. 好きだ


『フリーレン』アニメも毎週楽しみにしてまする!