西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

8/30 第21節 清水エスパルス戦 (静岡・日本平スタジアム)

2006年08月31日 18時28分15秒 | サンガ観戦レポート2006
【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:西村
 DF:大久保、登尾、手島、三上
 MF:斉藤、石井、加藤、美尾
 FW:松田、パウリーニョ
SUB:橋田、角田、児玉、米田、中払、星、林

【試合レポート】
0-1 ・・・・最少失点。
久々にサッカーの試合にはなっていた。でも、負けは負け。
今のサンガには結果が伴わない内容には何の意味もない。
相手が上位争いをする清水であろうと、下位チームであろうともだ。

この日の清水戦はアウェイかつ平日のナイター開催。
普通の社会人なら当然の様に観戦なんて出来ない試合だ。
にもかかわらず(休日出勤による代休取得とはいえ)会社を休んでまで遠征した
俺たちは、ある意味救い難いほどの大馬鹿者だ。
だが、そんな大馬鹿野郎にチームは支えられているのだ。
少なくとも俺はそう信じている。
わからないのはクラブのスタッフや選手がそう思ってくれているのかどうかだ。
もしクラブ側がそう思っていないならサポーターなどただの邪魔者でしかない。

試合内容は悪くはなかった。
前節から入れ替えた選手は、この機会をモノにしようという気持ちは見えた。
特にボランチの石井はポイントを抑えた守備で相手の攻撃の芽を摘んでいた。
DF陣も手島を中心にラインを高く保ち、
オフサイドの山を築き中盤の守備を助けた。
前節ペナルティエリア内でハンドという初歩的なミスを犯したGK西村も
この日は好セーブを連発、清水の攻撃を食い止め続けてくれた。

しかし、どんな試合でも決定的なチャンスは1度や2度は双方に訪れるものだ。
試合を決めるのはシュートの数ではない。
決定的なシーンで決められるか、そうでないかだ。
この試合を決めたのはセットプレーからのクロスをヘッドで合わせた
清水FWチェ・ジョジンのたった一発のゴールのみ。
そう、こんな拮抗した試合では一発でいいのだ、一発で。
だが、その「たった一発」を獲れる選手がいないのが哀しいかな今のサンガなのだ。

サンガのFW…特にターゲットマンとなれる選手は今や全滅と言っていい。
田原もアンドレも故障から復帰できていない。アレモンは横浜FCへ貸し出し中。
タッパがあるのは松田しかいないが、
この松田…まったくポストとして機能しない。
まさに「木偶の坊」。そんな木偶の坊に頼るしかないのが情けない。
終盤、ポストプレーを諦めパスサッカーに切り替えようと松田を引っ込め、
林を投入。
DF三上を下げてMF星を入れても状況は変わらない。
いやむしろパウがボールをもらいたがって下がってしまい
前線の人数が減ってしまう。
時間だけが過ぎ、最後はサンガ選手の足も止まり、
反撃できないままタイムアップ。
DFの頑張りがあっただけに徒労感の漂う試合となった。

この日、他会場ではサンガより下位の2チームは勝ち点を積み上げてきた。
すぐ上の広島も勝ってサンガとの勝ち点差を7にまで拡げた。
降格圏脱出はおろか、さらに順位を落とす可能性まで出て来た。
試合後、同行したサポ仲間と一緒に横断幕を選手バスの出発口で掲げた。

「お前ら残る気あんのか!あるなら勝てや!」

俺たちは(J1に)残りたいと願っている。
だからここ(日本平)まで応援に来ている。
今、その願いが断たれ様としている。
他でもない自分達が応援しているチームによって…


【試合結果】 清水1-0京都

【観客数】 9,249人

【得点者】
 清水:チョ・ジェジン68

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:西村6
 DF:大久保5.5、登尾5.5、手島6、三上5.5(83分 星5)
 MF:斉藤5.5、石井6、加藤5、美尾5(47分 中払5)
 FW:松田4(79分 林5)、パウリーニョ5

【今日の私的MOM】 なし

【京都の成績】 勝ち点15 順位:16位

8/27 第20節 横浜Fマリノス戦 (京都・西京極競技場)

2006年08月28日 18時22分44秒 | サンガ観戦レポート2006
【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:西村
 DF:角田、登尾、手島、児玉
 MF:斉藤、米田、加藤、中払
 FW:松田、パウリーニョ
SUB:橋田、三上、石井、中山、渡邉、林、小原

【試合レポート…というか文句】
柱谷幸一監督(京都)試合後のコメント:
今日は何とかホームで勝ちたかったが結果的に勝てず残念な試合になりました。
4失点ですが、失点の仕方が残念。1点目は2対2で久保に回りこまれた。
2点目はCK、3点目はPKと最初の3点が残念。
失点するまでポゼッションする時間があり、カウンターも出来てウチの時間だった。
相手はカウンターを警戒し引き込んでいた。
トップに当ててコンビネーションの形は練習していたが、
ボールが収まらずコンビネーションが出来なかった。
中盤より前、その後のアタッキングができなかった。
中2日で清水に行くのでコンディションを調整して勝点3を取りに行きたい

ワタシのコメント:
勝てなくて残念なのはこっち(サポーター)じゃ!
試合で実践できないコンビネーションの練習なんてなんぼやってもアカンのじゃ!
お前、まだ監督として日本平行くつもりなんか?
どんな分厚いツラの皮しとんのじゃ!?

試合後の質疑応答:
Q:4試合、失点が続いているが?(記者)
A:後ろに人数を単純に増やすと攻撃力を失う。ウチの攻撃が出せない。
中盤が下がって単純に後ろの人数を増やしても守りきれない。
この形でアラートにしてやっていきたい。(柱谷)

ワタシのコメント:
ということは何にも対処しないって事か?
じゃ、次の清水戦も4失点するわけネ?
それをわざわざ日本平まで観に来い、と…
それはそうと「アラート」ってオメェのマイブームか?
選手に意味教えたのか?あ?

Q:補強も含めて、打開策は?(記者)
A:中2日で補強はない。
チームとして戦術、メンバー交代を考えて準備していく。
今の時点で補強はないです。(柱谷)

ワタシのコメント:
当ったり前やわなぁ。お前が連れてきた補強メンバー、
角田はザルDFとラフプレーの塊だし、アンドレは大事な時に怪我で離脱。
ピニェイロに至ってはまともな活躍をする前に故障して長期休暇中。
これ以上補強してもらったらそれこそサンガは息の根が止まってしまうわ!

以上からの結論。

た の む か ら 自 分 か ら 辞 め る っ て 云 え !


【試合結果】 京都0-4横浜FM

【観客数】 8,886人

【得点者】
 横浜FM:久保31、山瀬51、78、奥59

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:西村5
 DF:角田3.5(56分 渡邉5)、登尾4.5、手島4.5、児玉4
 MF:斉藤4.5、米田4(74分 中山5)、加藤5、中払5
 FW:松田4(35分 林4.5)、パウリーニョ5

【今日の私的MOM】 なし

【京都の成績】
 勝ち点15 順位:16位(15位広島との勝ち点差は4に拡がった)

8/23 第19節 セレッソ大阪戦 (京都・西京極競技場)

2006年08月24日 18時16分15秒 | サンガ観戦レポート2006
【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:平井
 DF:角田、登尾、手島、児玉
 MF:斉藤、米田、加藤、中払
 FW:松田、パウリーニョ
SUB:西村、三上、石井、中山、渡邉、林、小原

【試合レポート】
あのサ…サッカーの試合をしようよ、いい加減に。
前節5得点したものの、4失点。
今日も今日とて4失点。
ディフェンスはどうなってるの?
負けなかったから良かったものの、
もし終了間際テッシーの同点ゴールがなかったら…
想像するだに怖ろしい…

今日の相手は最下位セレッソ。
京都同様、前節マリノスに勝利し勝ち点3を得、
一気に降格ライバルとの勝ち点差を詰めようと目論んでいる相手。
またシーズン途中でジュビロから(サンガの苦手選手の一人)名波をレンタルで獲得。
スペイン帰りの大久保(嘉人)も復帰して、油断できない。
…とはいえセレッソは残留争いのライバル、絶対に「負けられない」試合。
自分の中で気合を高めながらスタジアムに向かったが、
駅を降りた時セレッソサポらしき中坊3人が

♪ジェイツーきょうとー♪

などと歌ってやがったので、大人気なくブチ切れて…

「おい、コラ。ここは京都のホームやぞっ!おまえら礼儀しらんのかっ!?」

と怒鳴ってしまいました。
中坊共は固まりながら「スンマセン…」と言ってました。
当ったり前だろが!?自分のチームを鼓舞する歌を歌うのは許すが、
相手チームを馬鹿にするのはガキでも許さん!
怒鳴ったおかげで闘争心150%に急上昇!!絶対に勝つ!!!!

と勢い込んでいたにもかかわらず、試合序盤はセレッソに攻め込まれ大ピンチ。
なんとかせーよ、オイ!!
この日のサンガはアンドレが故障で欠場、代役FWは松田。
開始9分、その松田がセレッソの流れをせき止める先制ゴールを決める!

♪まぁーつぅだ まぁさとぉし、まぁーつぅだ まぁさとぉし、
まぁーつぅだ まぁさとぉし、オゥオゥ~♪

どやっ!!見たかセレッソ!!今日こそ引導渡したるでっ!!!
てな感じで松田のゴール以降はボールポゼッションもサンガ6のセレッソ4。
セレッソ側の攻撃はサンガDF陣に弾き返され、フィニッシュまでこない。
今日はサッカーらしい試合で勝てる…そう思ってたんだけど、この時間帯までは…

連続失点試合の記録を更新してくれたのは、前節でもポカした角田クン。
この日もヤッテくれちゃいました、前半30分。
古橋との1対1で不用意にタックルし、あっさりかわされ同点ゴール。
そんなリスク犯さなくても、シュートコース切りにいけばよかったのに。
オマエはDFの基本を名古屋で忘れてきたんかいっ!?

後半はですね、もう説明するのも馬鹿馬鹿しい内容です。
獲られて獲って、獲って獲られて…
またしてもノーガードでの撃ち合い突入、結局3点づつ獲り合って引き分け。
サンガの得点は3点共セットプレー。
パウのFKとCKからテッシーのヘッドと終了間際の珍しい足での同点ゴール。
流れの中で得点できてないってのが情けない。
一方のセレッソは途中出場の名波のクロスから大久保のゴール、
決められたくなかった選手に決められるところがさらに情けない。
角田を始め、ウチのディフェンダー陣は猛省しる!!
つうか、もう角田をSBで使うのはヤメレ!

終ってみれば追いつかれたセレッソの方がダメージは大きいのだろうが、
サンガも勝ち点1以外の収穫のない試合だった。
あんまり情けな過ぎて、怒りや悔しさより笑えてきます。ハハハ…
全然残留争いから抜け出せそうな気がしねぇよぉぉぉぉぉっ!!!!!

【試合結果】 京都4-4C大阪

【観客数】 11,291人

【得点者】
  京都:松田9、パウリーニョ54、手島、73、89
 C大阪:古橋30、大久保46、86、藤本71

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:平井5.5
 DF:角田4、登尾4.5(53分 渡邉5.5)、手島6、児玉4.5
 MF:斉藤5、米田5、加藤5、中払5
 FW:松田5(47分 小原5.5)、パウリーニョ5.5(81分 林5)

【今日の私的MOM】
 手島和希:終了間際の同点ゴールを含め2ゴールで敗戦の危機を救った。

【京都の成績】 勝ち点15 順位:16位(15位広島に勝ち点差1)

8/19 第18節 アビスパ福岡戦 (福岡・東平尾公園博多の森球技場)

2006年08月20日 18時09分36秒 | サンガ観戦レポート2006
【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:平井
 DF:角田、登尾、児玉、三上
 MF:斉藤、米田、加藤、中払
 FW:パウリーニョ、アンドレ
SUB:西村、大久保、石井、中山、星、林、松田

【試合レポート】
ま~とにかく疲れる試合でした。
獲ったり獲られたりのシーソーゲームと云えば聴こえは良いけれど、
両者ノーガードでの撃ち合い…とてもサッカーの試合とは思えません。
どっちかって云うと…野球?
(今年の高校野球決勝・駒苫-早実戦の方がよっぽどサッカーっぽいw)

下位チームには競り負け、取りこぼし…上位チームにはボロ負け。
チーム状態も最悪と言っていい現在のサンガ。
今日の対戦相手・福岡はサンガと勝ち点で並ぶ残留争いの当面のライバル。
もしここでも負けるようだと僕を含むサポーターも黙ってられない。
超低速台風10号が九州上陸し、道行きが案じられたが遠征強行実施。
片道640Kmを自家用車2台、15名で途中ややキツい雨に遭いつつも完走。
昼過ぎに福岡市内到着、博多ラーメンを腹いっぱい食ってスタジアムへ。
さらにスタジアム名物の豚バラ串(250円)も食って準備完了。
(でも豚バラ串…去年のより小さくなってないですか?美味しかったけどサ)

試合開始直後は福岡の攻勢。
福岡は左サイドのアレックスを高い位置で勝負させて、
ウチの右サイド角田の裏のスペースを突いてくる。
その角田のチェックがイマイチ緩く、カバーの登尾もアタフタ…
前節ガンバにボコにされた嫌なイメージが甦る。
ただ、今回の相手・福岡の攻撃はガンバほどに制度が無いので助かった。
(なにせ今季J1では福岡は得点力が最低だから当然と言えば当然。)
圧されていながら先制したのはサンガ。開始7分の事でした。
大志からのクロスに(たぶん)ファーストシュートとなるアンドレのヘッド。
守備意識の高い福岡との対戦、この時点ではこの先制点を守り切るような
緊張感のある試合になると個人的には思ったのだが…

ここまであまりにもサンガの攻撃が右サイド大志に偏りすぎている為、
さすがにそれを察した福岡、アレックスを大志へのマンマークに切り替えてきた。
結果イマイチ角田&登尾右サイドコンビへの攻撃的対応はMFとなる。
それが福岡の同点ゴール、逆転の2点目のゴールにつながった。
すかさず終了間際にパウリーニョがFKから直接同点ゴールしてくれたから良かったが、
いつものパターンだったら逆転された後ズルズルいってしまうパターンでした。

後半は…もうただただ獲ったり獲られたり、まったく落ち着きの無い展開。
後半開始40秒であっさり再逆転のゴールを決められると、
その2分後パウが大志のアシストからシュートを決めまた追いつく。
今度は元福岡のハライが恩返しゴールを13分に決め、今度はサンガがリード。
このまま終われるかと思ったが試合残り10分という大事な時間でまたしても失点。
相手が降格争いのライバル福岡だけに引き分けでは意味が無い。
遠征してきたサンガサポ(約100名程度)が悲壮感を漂わせつつ叫ぶ中、
乱戦に終止符を打ってくれたのは、この日今季最高のパフォーマンスを見せてくれた大志。
ロスタイム突入間際の38分、右サイドでボールを受けて
(本人曰く)パスの受け手を探しながらゴール前へドリブルで侵入。
最後に決めてくれた時は、嬉しいのが半分、疲れたのが半分。
なんせ今日は2試合分くらい縦にも横にも応援旗振りましたから…

試合後、ゴール裏に挨拶にきた選手達の表情には喜びより
出入りの激しい試合を闘った疲れと勝ちを拾った安堵感が見られた。
こんな内容の試合で満足してたんじゃプロの資格はないわけで、
そんな気の緩みはなさそうなのを確認できて安心した。
我々サポもここで気を抜くことなく次に向けてモチベーションを高めておきたい。
あ、あとボロボロになってるノドの調子も整えておかんと。
次の相手も残留に向け負けられない相手(セレッソ)だし、ね。

なんにせよ負けなくて良かった。
この試合結果がもし逆になっていたら完全にピッチ乱入、暴動モンでした。
(そうなる危険性は十二分にあったし…)
まずは昇格同期組の福岡に2勝。順位も入れ替わって16位に。
福岡サポには悪いけど、これも勝負なんで許してチョ。

試合後は台風一過の山陽道を快調に飛ばして明早朝帰京。
すぐに町内の地蔵盆イベントの立て込み作業です。
あ~疲れた。
あ~勝って良かった。(っていうか負けなくて本当に良かった…)

【試合結果】 福岡4-5京都

【観客数】 10,387人

【得点者】
 福岡:飯尾29、久藤41、薮田46、城後80
 京都:アンドレ7、パウリーニョ44、47、中払58、加藤83

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:平井5.5
 DF:角田4.5、登尾5、児玉5.5、三上5.5
 MF:斉藤5.5、米田5(86分 石井-)、加藤7、中払6.5
 FW:パウリーニョ6(65分 林5)、アンドレ6(67分 松田5.5)

【今日の私的MOM】
 加藤大志 : 強気に切れ込んでの1ゴール2アシストで文句なし!

【京都の成績】 勝ち点14 順位:16位(自動降格圏からとりあえず脱出)

8/12 第17節 ガンバ大阪戦 (京都・西京極競技場)

2006年08月13日 18時03分08秒 | サンガ観戦レポート2006
【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:平井
 DF:登尾、手島、児玉、三上
 MF:斉藤、米田、星、中払
 FW:パウリーニョ、アンドレ
SUB:西村、大久保、石井、中山、加藤、ピニェイロ、松田

【試合レポート】
「勝て勝て勝て勝てホームやぞ!!」
これは京都のホーム西京極に揚げられたアウェイ・ガンバの横断幕。
完全に舐められている。クラブ側に抗議するも完全無視。
こうなったら首位争いをしている上位ガンバから金星をもぎ取って
あんな無礼な横断幕を揚げた事を後悔させてやる!!
そう勢い込んだものの、その目論見は試合開始と共に崩れ去った。

試合開始と同時に約30分間は一方的なガンバの攻勢が続く。
雨あられと降り注ぐガンバシュートの嵐。
平井のセーブとガンバのフィニッシュ精度の悪さに助けられ、無失点で耐える。
あと少しで前半終了となりかけたところでCKを奪われる。
蹴るのは元サンガの遠藤。
ここは集中…そう願った応援の甲斐なくファーでノーマークの山口にヘッドを決められる。
毎度毎度のことながら前半終了間際の失点。
しかし今日はそれだけでは済まなかった。
前半残り2分というところでガンバFW播戸にDF3人を次々なぎ倒され追加点を許す。
サンガのDFなんて何人いても意味がないと言わんばかりのプレー。
もう、やりたい放題…
0-2という点差以上のチーム力の差を見せつけられた。

自分でこんな事を言うのは辛いけれど、サンガはヘタ過ぎる。
サッカーの基本は「止める・蹴る・走る」である。
しかるに今のサンガは満足にトラップしてボールを止められない。
しっかりトラップできないで精度の高いボールを「蹴る」事は不可能だ。
トラップしそこねたボールはすべて相手に奪われていて勝てる訳がない。
一体この二週間どんな練習をしてきたというのか?
いや、それ以前にシーズン開始前にどんな練習をしてきたのか?
とても同じリーグで戦うチーム同士の試合とは思えない。

後半に入って(柱谷にしては珍しく)頭から2人交代投入したが状況は変わらず。
相変わらずガンバにいいようにポゼッションされ、見せ場を作れないサンガ。
ベタ引きになってゴール前を固めても遠藤得意のミドルで3点目を決められ、万事休す。
その3分後にハライが執念のドリブル突破で1点を返すも、焼け石に水。
終了間際にCKを奪われ元サンガコンビ遠藤からシジクレイと渡り、とどめの4点目。

大量失点、決定力不足、守備崩壊とか言うレベルじゃない。
これはチーム崩壊です。
こんな弱いチームを10年以上も応援してきたなんて自分が情けないです。
選手に腹が立つより、応援してきた自分に腹が立ちます。
こんなチームを応援してきた自分が恥ずかしいです。
こんな弱いチームに誰がしたのでしょう?
僕らの応援は何の役に立ったのでしょうか?
判りません…何にも判りません。
どうしたら良いのか判りません。

それでも次節、博多まで応援に行かなきゃならないのが辛いです。
リーグ戦半ばですが、もうJ2降格の覚悟決めました。
結果がどうなってももういいです。
僕はただ、ただ応援します。
もうそれしかないです。
他にやれる事、思いつかないし…

【試合結果】 京都1-4G大阪

【観客数】 16,089人(今季最高の入場者を前に醜態を晒して…)

【得点者】
  京都:中払76
 G大阪:山口38、播戸43、遠藤73、シジクレイ89

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:平井5.5
 DF:登尾5、手島5、児玉5、三上4(45分 ピニェイロ5)
 MF:斉藤5、米田4.5(62分 中山5)、星4(45分 加藤4.5)、中払5.5
 FW:パウリーニョ5、アンドレ4

【今日の私的MOM】 なし

【京都の成績】 勝ち点11 順位:17位