写真:傍若無人な東京サポが去った後、まったりとサンガイレブンの出迎えをするサンガサポ達
泣いても笑っても今日が今シーズン最後の試合。
J2降格という現実は変えられないが、笑ってシーズンを終えたい。
最後の対戦相手は現在15位のFC東京。
降格圏16位の神戸とは勝ち点差1。
サンガに勝てば自力で残留を決定できる。
負ければ神戸の試合結果次第では逆転降格の憂き目に遭う事となる。
と言う訳で、今日はガチで来るだろう。
果たして降格が決定し、目標を失ったサンガが勝てるだろうか?
頼るは“PRIDE OF KYOTO”のみ。
西京極には大挙3000人の東京サポ。
選手バスの出迎えでロケット花火を打ち上げるわ、
競技場の看板を叩いて気勢を上げるわ、我物顔でやりたい放題。
残留を決める為に盛り上げたい気持ちは分らないでもないが、
お前ら他所んちで、なにしやがんだ!
許せん! J2へ道連れにしてやるぜっ!!
【サンガのスタメン&ベンチ】
GK:守田
DF:渡邉、郭泰輝、水本、中村太
MF:中村充、角田、中山、ドゥトラ
FW:ディエゴ、柳沢
SUB:児玉、増嶋、森下、安藤、西野、ハウバート・ダン、宮吉
両中村が久々に先発。
今年で退団が決定しているヤナギの故郷・富山から多くの応援団も来られている。
ヤナギのサンガでのファイナルゴールに期待したいところ。
【前半】
前半、ボールを早めに前線に送って裏を狙うサンガに対して、
降格の恐怖からか東京イレブンの動きが固い。
ゴールネットこそ揺らせないもののサイドから、中央からと面白い様に
ヤナギ、ドゥトラ、充孝らがFC東京の最終ラインを抜け出してくる。
DF陣も体を張って相手にシュートを許さない。
イケる…今日こそイケる…勝てそうな気がするヨ!
試合が動いたのは前半30分過ぎたあたり。
相手ゴール近くでサンガのスローイン。
左サイドのスペースでボールを持った太亮からファーサイドへのクロス。
そこにいたのは長身のドゥトラ!!
ジャンプ一発、ヘッド一閃、きれいに合わせて待望の先制ゴール!
♪ドゥ・ト・ラ・アレ アレ アレ!
ドゥ・ト・ラ・アレ アレ アレ!♪
ゴール裏の大半のサポも「今日こそ勝てる!」と思ったに違いない。
サンガがほとんどの時間帯を支配し、1点リードのまま前半を終えた。
【ハーフタイム】
普段は他会場の状況を確認したりしないのだが、今日は携帯で確認。
FC東京と残留争いしている神戸の試合は…前半を終わって、神戸が勝ってる。
たぶんFC東京の選手らはこの途中経過を知らされてはいないだろうが、
神戸が優勢であってくれた方がいくぶん焦ってくれるかもしれない。
選手は知らなくても東京サポはチェックしてるだろうし、
ヤジでピッチの選手に余計な情報をリークしてくれるだろう(ムフフ)。
ただ気になるのはサンガがイエローを前半だけで5枚喰らっている事。
ゴールを決めて喜び過ぎてユニを脱いじゃったドゥトラは仕方ないとしても
その他のイエローは…ヘンだと思うけどなぁ~吉田主審サマよ。
へんちくりんなジャッジで後半退場者が出なければ良いけれど…
【後半】
後半になると得点の欲しい東京がパワープレーを仕掛けてくる。
前線からのぼう様・平山や梶山、リカルジーニョらがサンガゴールに迫る。
徐々にサンガのDFラインは押し下げられ、攻め込まれるシーンが増える。
ヤ、ヤバい…
だが、今日のサンガDF陣は集中を切らさない。
ミズ、テヒのWセンターバックが気迫のディフェンスでゴールを守る。
GKジャンボ守田も時折飛び出しでヒヤッとするがボールへの反応は良い。
そして何と言っても今日のサンガにはツキもあった。
相手の決定的なシュートをゴール内にいた大剛が際どくクリア!
一瞬でも反応が遅れたら同点ゴールになるところだった。
どうにかこうにかピンチを凌いだサンガに最後の試練が訪れる。
後半42分、ヤナギに代わって出場した西野がサイドの攻防で一発レッドで退場。
(帰宅後、TVで確認したがどう見てもレッドがでる様なプレーじゃなかった)
やっぱりおかしいぜ、吉田主審。
不幸中の幸いは退場したのがDFメンバーじゃなかった事。
焦る必要はない。落ち着いていこう。
逆に焦るFC東京が致命的なミスを犯したのがロスタイムに入った頃。
縦のロングパスを受けたドゥトラが東京DFを一気に抜き去りGKと一対一に。
焦った東京GK権田がボールではなくドゥトラの体をペナ内でセービング。
吉田迷主審の判定は権田にイエローで、PK獲得!
(これもTVで確認したけど、こっちは確実に権田のレッドでしょう)
せっかく頂いたPKは大事に決めないとね。
ディエゴが落ち着いて決めて試合も決まった。
相手の焦りを利用しての2-0の完勝。
この瞬間、FC東京のJ2降格が決定した。
ピッチに倒れ込むFC東京イレブン、静まり返るアウェイサポ。
昨年の大分に続き、ナビスコ杯前年度覇者に
降格の引導を渡す悪役を演じる事になった。
悪いねFC東京、来年もヨロシク(^△^)
時には悪役を演じるのも悪くない。
【試合後】
最終戦のセレモニーの中でチームを去るヤナギにサポーター賞が贈られた。
リーグ戦の試合後に行われるサポの投票の全試合合計数で
最も投票数の多かった選手に贈られる賞である。
その年、最もサポーターに愛された選手であるという証明と言えよう。
クラブ都合で来季サンガはヤナギに契約を延長しなかったが、
ヤナギは苦しいチーム状況でも全力でプレーしてくれた事を我々は知っている。
そして我々サンガサポは間違いなくヤナギを愛している。
それだけはヤナギに分ってほしい。
ヤナギありがとう。
最後に今季辛い状況の中、
一緒に応援してくれたサポーターにもお礼を言いたい。
ありがとう。そして、お疲れ様でした。
来年も一緒にサンガを応援しましょう。
来年はもっといっぱい一緒に笑おう。
【今日の一言】 サンガは不死鳥。何度死んでも蘇える
【試合結果】 京都2-0FC東京
【観客数】 12,697人
【得点者】
京都 : ドゥトラ34、ディエゴ90+1(PK)
【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
GK:守田6.5
DF:渡邉6、郭泰輝7、水本6.5、中村太5.5
MF:中村充6(70分 森下5.5)、角田5.5(33分 安藤5.5)、中山5.5、ドゥトラ7
FW:ディエゴ5.5、柳沢6(73分 西野4→87分退場)
【今日の私的MOM】 郭泰輝 : FC東京のパワープレーを悉く弾き飛ばした
【サンガ2010年最終成績】 4勝7分23敗 30得点 60失点 -30 順位17位
泣いても笑っても今日が今シーズン最後の試合。
J2降格という現実は変えられないが、笑ってシーズンを終えたい。
最後の対戦相手は現在15位のFC東京。
降格圏16位の神戸とは勝ち点差1。
サンガに勝てば自力で残留を決定できる。
負ければ神戸の試合結果次第では逆転降格の憂き目に遭う事となる。
と言う訳で、今日はガチで来るだろう。
果たして降格が決定し、目標を失ったサンガが勝てるだろうか?
頼るは“PRIDE OF KYOTO”のみ。
西京極には大挙3000人の東京サポ。
選手バスの出迎えでロケット花火を打ち上げるわ、
競技場の看板を叩いて気勢を上げるわ、我物顔でやりたい放題。
残留を決める為に盛り上げたい気持ちは分らないでもないが、
お前ら他所んちで、なにしやがんだ!
許せん! J2へ道連れにしてやるぜっ!!
【サンガのスタメン&ベンチ】
GK:守田
DF:渡邉、郭泰輝、水本、中村太
MF:中村充、角田、中山、ドゥトラ
FW:ディエゴ、柳沢
SUB:児玉、増嶋、森下、安藤、西野、ハウバート・ダン、宮吉
両中村が久々に先発。
今年で退団が決定しているヤナギの故郷・富山から多くの応援団も来られている。
ヤナギのサンガでのファイナルゴールに期待したいところ。
【前半】
前半、ボールを早めに前線に送って裏を狙うサンガに対して、
降格の恐怖からか東京イレブンの動きが固い。
ゴールネットこそ揺らせないもののサイドから、中央からと面白い様に
ヤナギ、ドゥトラ、充孝らがFC東京の最終ラインを抜け出してくる。
DF陣も体を張って相手にシュートを許さない。
イケる…今日こそイケる…勝てそうな気がするヨ!
試合が動いたのは前半30分過ぎたあたり。
相手ゴール近くでサンガのスローイン。
左サイドのスペースでボールを持った太亮からファーサイドへのクロス。
そこにいたのは長身のドゥトラ!!
ジャンプ一発、ヘッド一閃、きれいに合わせて待望の先制ゴール!
♪ドゥ・ト・ラ・アレ アレ アレ!
ドゥ・ト・ラ・アレ アレ アレ!♪
ゴール裏の大半のサポも「今日こそ勝てる!」と思ったに違いない。
サンガがほとんどの時間帯を支配し、1点リードのまま前半を終えた。
【ハーフタイム】
普段は他会場の状況を確認したりしないのだが、今日は携帯で確認。
FC東京と残留争いしている神戸の試合は…前半を終わって、神戸が勝ってる。
たぶんFC東京の選手らはこの途中経過を知らされてはいないだろうが、
神戸が優勢であってくれた方がいくぶん焦ってくれるかもしれない。
選手は知らなくても東京サポはチェックしてるだろうし、
ヤジでピッチの選手に余計な情報をリークしてくれるだろう(ムフフ)。
ただ気になるのはサンガがイエローを前半だけで5枚喰らっている事。
ゴールを決めて喜び過ぎてユニを脱いじゃったドゥトラは仕方ないとしても
その他のイエローは…ヘンだと思うけどなぁ~吉田主審サマよ。
へんちくりんなジャッジで後半退場者が出なければ良いけれど…
【後半】
後半になると得点の欲しい東京がパワープレーを仕掛けてくる。
前線からのぼう様・平山や梶山、リカルジーニョらがサンガゴールに迫る。
徐々にサンガのDFラインは押し下げられ、攻め込まれるシーンが増える。
ヤ、ヤバい…
だが、今日のサンガDF陣は集中を切らさない。
ミズ、テヒのWセンターバックが気迫のディフェンスでゴールを守る。
GKジャンボ守田も時折飛び出しでヒヤッとするがボールへの反応は良い。
そして何と言っても今日のサンガにはツキもあった。
相手の決定的なシュートをゴール内にいた大剛が際どくクリア!
一瞬でも反応が遅れたら同点ゴールになるところだった。
どうにかこうにかピンチを凌いだサンガに最後の試練が訪れる。
後半42分、ヤナギに代わって出場した西野がサイドの攻防で一発レッドで退場。
(帰宅後、TVで確認したがどう見てもレッドがでる様なプレーじゃなかった)
やっぱりおかしいぜ、吉田主審。
不幸中の幸いは退場したのがDFメンバーじゃなかった事。
焦る必要はない。落ち着いていこう。
逆に焦るFC東京が致命的なミスを犯したのがロスタイムに入った頃。
縦のロングパスを受けたドゥトラが東京DFを一気に抜き去りGKと一対一に。
焦った東京GK権田がボールではなくドゥトラの体をペナ内でセービング。
吉田迷主審の判定は権田にイエローで、PK獲得!
(これもTVで確認したけど、こっちは確実に権田のレッドでしょう)
せっかく頂いたPKは大事に決めないとね。
ディエゴが落ち着いて決めて試合も決まった。
相手の焦りを利用しての2-0の完勝。
この瞬間、FC東京のJ2降格が決定した。
ピッチに倒れ込むFC東京イレブン、静まり返るアウェイサポ。
昨年の大分に続き、ナビスコ杯前年度覇者に
降格の引導を渡す悪役を演じる事になった。
悪いねFC東京、来年もヨロシク(^△^)
時には悪役を演じるのも悪くない。
【試合後】
最終戦のセレモニーの中でチームを去るヤナギにサポーター賞が贈られた。
リーグ戦の試合後に行われるサポの投票の全試合合計数で
最も投票数の多かった選手に贈られる賞である。
その年、最もサポーターに愛された選手であるという証明と言えよう。
クラブ都合で来季サンガはヤナギに契約を延長しなかったが、
ヤナギは苦しいチーム状況でも全力でプレーしてくれた事を我々は知っている。
そして我々サンガサポは間違いなくヤナギを愛している。
それだけはヤナギに分ってほしい。
ヤナギありがとう。
最後に今季辛い状況の中、
一緒に応援してくれたサポーターにもお礼を言いたい。
ありがとう。そして、お疲れ様でした。
来年も一緒にサンガを応援しましょう。
来年はもっといっぱい一緒に笑おう。
【今日の一言】 サンガは不死鳥。何度死んでも蘇える
【試合結果】 京都2-0FC東京
【観客数】 12,697人
【得点者】
京都 : ドゥトラ34、ディエゴ90+1(PK)
【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
GK:守田6.5
DF:渡邉6、郭泰輝7、水本6.5、中村太5.5
MF:中村充6(70分 森下5.5)、角田5.5(33分 安藤5.5)、中山5.5、ドゥトラ7
FW:ディエゴ5.5、柳沢6(73分 西野4→87分退場)
【今日の私的MOM】 郭泰輝 : FC東京のパワープレーを悉く弾き飛ばした
【サンガ2010年最終成績】 4勝7分23敗 30得点 60失点 -30 順位17位