西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

My Best Movie 2024

2024年12月29日 10時06分37秒 | 日々の雑感
年末恒例の僕が今年観た映画のベスト3を発表します。
まず今年劇場で観た映画の総数は74本
昨年が自己最高本数の77だったのでまぁほぼ同じ位でしたね。

その内訳は
 ☆5・・・ 4本
 ☆4・・・24本
 ☆3・・・39本
 ☆2・・・ 6本
 ☆1・・・ 1本
といった感じ。
バラつきもほぼ例年通りかな。

ボルテスV レガシー』は僕的には古臭い演出が好みでなく☆1つけましたけど、原作愛に満ちた映画ではあります。他にも☆4ではありますが、『はたらく細胞』とか『ゴールデンカムイ』とか『【推しの子】』など、ある意味でハードルの高いマンガ原作の実写化を見事に成功させた秀作も邦画では数多く観る事が出来ました。

さて、今年の満点評価の4本からベスト3を選びました。

第1位 オッペンハイマー 監督 / クリストファー・ノーラン

昨年のアカデミー最優秀作品賞を獲得した本作。さすがさすがのノーランでした。
アメリカで英雄扱いされてから裏切り者として地に堕とされた男の生涯を描いた力作。
唯一の被爆国である日本人は観ないといけない映画だと思います。

第2位 デューン 砂の惑星 PART2 監督 / ドゥニ・ヴィルヌーブ

ドゥニ・ヴィルヌーブ監督の映像美とハンス・ジマーの重厚な音楽を堪能出来る映画。
とはいえ…原作である『デューン』はまだ厳密には完結しておらず、
一日も早いPART3の公開が待たれます。

第3位 シビル・ウォー アメリカ最後の日 監督 / アレックス・ガーランド

フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』とどっちを3位に推そうか悩んだ末に、こっち。
今秋のアメリカ大統領選挙の結果を受けて、この映画のリアリティが増しましたね。
民主主義って危ういバランスの中で維持されている事を再認識させられる衝撃の映画でした。

以上です。
この3本のラインナップを見てみて…アメリカって面白い国ですよねw
来年も週一ペースで劇場に足を運ぼうと思っております!

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戦なき大河ドラマ

2024年12月15日 22時20分17秒 | 日々の雑感
「知らなかったとお思い?」
コワ~!!
夫・道長の浮気(…とも言えないが)相手(まひろ)を呼びつけて放った正妻・倫子(演:黒木華)の一言で終わったラス前回。どうなることやらと思いつつ迎えたNHK大河ドラマ光る君へ最終回。

まひろこと紫式部(吉高由里子)と藤原道長(柄本佑)のラブロマンスを中心に、源氏物語誕生秘話と平安貴族の権力闘争を“戦抜き”で描いた大河ドラマでしたが、従来のメインターゲットである男性よりも女性の心に刺さる物語だったのではないでしょうか?男と女それぞれの心の揺らぎを巧みに描く大石静の脚本が絶妙で、大河ドラマの新規層を開拓したはず。とにかく初回から最終回までまったくダレることなく、楽しませてもらいました。

序盤でNHKらしからぬ生々しい殺人シーンもありました。

幼いまひろの目の前で母・ちはや(国仲涼子)が、道長の次兄・道兼(玉木玲央)に理不尽に刺殺されるシーン。平安貴族モノということで「まさか」と油断していただけに序盤の驚きエピソードでした。その母の仇の一族と主人公が恋に落ちるとは中々ヤバい。このドラマの脚本、只者じゃないと気付いた瞬間でした。

そしてこの時代で最も有名なキャラクターと言って良い安倍晴明を演じたユースケ・サンタマリア。

こんな胡散臭くてリアルに「居そう!」って思える清明像って過去にあっただろうか?「祈祷の効果があるかどうかは、貴殿が信じるかどうかです」と嘯き、雨乞いの為にまさに命を削って祈祷の舞を続けるイカレた男。本当に安倍晴明ってこんなんだったのかもって思いました。

そしてまひろのライバルとなる清少納言を演じたファーストサマー・ウイカ。

彼女も上昇志向が高くて、それでいて一条天皇の中宮(高畑充希)へ献身的に仕えるいじらしさを併せ持つ魅力的な人物を演じきってました。まさにハマリ役だったな。

他にもまひろの夫となるも生まれた娘がじつは道長との不義の子と知りつつもそれを己の出世の足掛かりとしようとする信じられない懐の深さと強かさを見せたこれぞザ・平安貴族・藤原宣孝(佐々木蔵之介)なんかも良かったね。

貴族の時代が終わり、やがて訪れる武士の台頭と永い戦乱を予感させて物語は終わるがその不穏なラストも素晴らしい余韻があった。この流れから来年の大河ドラマが『鎌倉殿の十三人』だったら良かったのに…実際は元禄時代の江戸の出版王・蔦屋重三郎を主役にした『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』。戦国でもなく、幕末でもない…ちょっと僕的にはビミョーな題材だけど、まぁとりあえずは観ます。

ようこそ岡山

2024年12月07日 15時34分18秒 | 日々の雑感
今季J2優勝の清水と2位横浜FCが自動昇格となり、
昇格残り1枠を争うプレーオフ決勝戦。
4位・山形を破った5位・岡山と、3位・長崎を降した6位・仙台の対戦。
いずれもリーグ戦上位の相手を倒す下剋上。
きびだんごが勝つか、牛タンが勝つか。
久しぶりに牛タン食べたいけど、遠征が楽なのは岡山やなと。
果たして結果は…


J1昇格プレーオフ決勝  at. シティライトスタジアム岡山
岡山2-0仙台


堅守の岡山が要所を締めて、チャンスを確実にモノにしての完勝。
J2昇格から16年、悲願の初となるJ1昇格かぁ…

おめでとう岡山!
おめでとうイッチミー!
おめでとう岡山サポーター!
来季は勝たせないけどね!

戯言をひとつ

2024年11月23日 19時04分21秒 | 日々の雑感
サッカー天皇杯決勝  at.国立競技場
G大阪0-1神戸

う~ん、新国立に行きたかったな~。
ヴィッセル、おめでとう!
返す刀でリーグ戦も連覇…ですかね?

天皇杯優勝したヴィッセルに準決で惜敗したウチ
ガンバと並んで準優勝って事でイイっすかw ダメか?ww

でもやっぱり天皇杯決勝は元日にしてもらいたいなぁ。
なんで勤労感謝の日やねん!?

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今の政治家に求められる資質とは…

2024年11月18日 20時21分53秒 | 日々の雑感
兵庫県知事選で失職した前知事・斎藤元彦氏が再選された。
なるほどそうきたかぁ~ってのが僕の感想。
マスコミの事前予想では稲村和美氏優勢と言われていたが、
蓋を開けてみれば…ってアレ?
コレってつい最近もあったような記憶が…

あ、トランプが圧勝したアメリカ大統領選挙と同じやん!

どちらもマスコミが誘導したかった結果と有権者の判断に乖離があった。
マスコミは政治的な既得権を持つスポンサー企業を守りたいから
その既得権の破壊者である斎藤氏は絶対に再戦させたくなかったはず。
結局その後の調査でパワハラもおねだりも実証できず、
その部分はマスコミは口をつぐんだまま選挙戦に突入した訳で…
兵庫県民はマスコミの印象操作には惑わされず、
1000億円の新県庁舎の建設費を50%削減した斎藤氏の判断を支持したって事。

もちろん斎藤氏の言動にも問題はあっただろうし、
現実に県の職員が亡くなってるのも事実。
そのコミュニケーション下手な点は大いに反省してもらわないといけないけれども…

議会襲撃を煽ったトランプ氏といい、
グラドル不倫した玉木さんといい、
ちょっとサイコパスっぽい今回の斎藤氏の件といい、
庶民は政治家に人としての品格やモラルなんて求めてないんだろうな。

求めているのはただひとつ。
自分たちの生活を豊かにする解り易い政策を実行する力だけ。
やっぱり理想より現実。
そりゃポピュリズム政治が横行するわ。