写真:試合終了後、広島市内のお好み焼き店“みっちゃん”で食べたスペシャルお好み。「おいしかった!」
【サンガのスタメン&ベンチ】
GK:平井
DF:渡邉、角田、森岡、手島
MF:石井、斉藤、中谷
FW:中山、パウリーニョ、田原
SUB:上野、秋田、平島、倉貫、徳重、西野、アンドレ
【試合レポート】
12月9日の日曜、朝6時。
アウェイ広島での入れ替え戦遠征から深夜3時に帰宅したばかり、
ほとんど一昨日から寝ていないし、疲れているはずなのに
興奮のせいだろうか、目が醒めてしまった。
冷気に満ちた表に出て、ポストに入った朝刊を手に取る。
一面、トップの記事。
サンガJ1復帰
最終節まで昇格チームが決まらない苦しかったJ2リーグ戦。
さらに厳しかったサンフレッチェ広島との入れ替え戦。
来シーズンJ1で闘う為の最後の最後、残り一枚のチケットを手に入れた。
その実感がようやく湧いてきた。
第1戦から中2日。
応援による声嗄れもまだ癒えぬ状態で臨んだ運命の第2戦。
サポ仲間と朝7時に自宅前で合流。さらに別部隊と桃山南口で合流。
京滋バイパスから名神、阪神高速を経由し、山陽道で五日市へ。
試合会場のビッグアーチ、普段ならスタジアム付近の駐車場に入るところだが、
この日はさすがに雰囲気が違う。
かなりスタジアムから遠い臨時駐車場にとめるしかなかった。
そこからは広島サポと一緒くたに送迎用シャトルバスで移動。
スタジアムに到着したのは開場30分前の12時半だった。
第1戦ではサンガのサイド攻撃が機能し、2-1で勝利したが、
広島は今季リーグ16位に低迷したとはいえ、代表クラスのメンツが揃うJ1チーム。
同じ轍を踏むような相手ではない。
それを試合開始早々に見せつけられる。
スタメンに長身DF盛田を配し、
田原とは明らかなミスマッチだった森崎和を本来のMFに戻してきた。
すばやいパス回しでボールを支配し、サンガのサイド攻撃もケアしてきた。
前回の対戦とはまったく逆の試合展開。
だが幸いにも最後のゴール前でのフィニッシュに精度を欠き、
スコアレスのまま前半終了。
自分的には予想された状況ではあったが、なかなかに厳しい。
前半サンガのシュートチャンスは皆無。(実際前半のサンガの放ったシュートは1)
後半も厳しい戦いになることを覚悟した。
ここでサンガの策士・カトQ監督は、DFのシステムを大胆に変更する。
角田・森岡・手島の3バックから角田を中盤に上げ、
代わりに大剛と中谷を両サイドバックに下げる4バックに。
さらに後半11分に斉藤を下げ、アンドレを投入、3-5-2から4-3-3に。
これが前半の広島の勢いをやや抑えることになり、
サンガにもカウンターのチャンスを生む。
とはいえ試合全体をみればやはり広島のボール支配率は高く、
サンガは劣勢を強いられる事には変わりはなかった。
前半最初から続く応援はしんどいが、今やめる事はできない。
サンガイレブンが闘っている!
俺達も闘うのだ!
時間はスコアレスのままどんどん進んでいく。
もしこのまま0-0ならサンガが勝ち。
だが1点でも広島に入れられたら前回のアウェイゴール分で広島が勝つ。
まさに1点が両チームの命運を分ける事になる。
我々サンガサポの陣取るゴール裏とは遠いサイドだったので
サンガゴール付近でどんな攻防が行われていたかはよく分からなかったが
(後にその状況をTVの録画で観たら…知らなくて良かったと思ったケド)
時間が進めば進むほど緊張が高まる。
怖い!
怖いけど目を離せられない!
残り時間がいよいよなくなってきた。
ここで秋田を投入。 引退に華を添える起用? いや、違う。
今、この大事な残りロスタイム4分を乗り切る為に
秋田の力こそが必要だと、監督も思ったし、サポも感じていた。
♪あきた~ゆたか~オーオーオーオー
俺たちと共にア~キ~オーオーオー♪
いつまでも続く秋田の応援歌。
広島のシュートがサンガゴールのポストを叩く。
ロスタイムが長い…サンガサポには永遠に続くのではないかと感じられた。
そして…ホイッスル。
突き上げる歓喜の叫び!
選手もサポーターも。
苦しかった。
だが、苦しかったからこその喜び。
泣き虫大剛がまた泣いている。
ベテランの隆三さえインタヴューでは声をつまらせる。
いつもは勝っても厳しい表情のカクがこの日は喜びを爆発させている。
選手に胴上げされるカトQ、そして秋田。
信じてきた。
裏切られなかった。
ありがとう
【試合結果】 広島0-0京都 ※京都の1勝1分でJ1復帰決定!
【観客数】 23,162人
【得点者】 なし
【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
GK:平井6
DF:渡邉6、角田6.5、森岡6.5、手島6.5
MF:石井6、斉藤6(56分 アンドレ6)、中谷6.5
FW:中山6、パウリーニョ6(89分 秋田-)、田原6(67分 徳重5.5)
【今日の私的MOM】
サンガイレブン全員 : ありがとう!信じてたぜ、みんな!
【サンガのスタメン&ベンチ】
GK:平井
DF:渡邉、角田、森岡、手島
MF:石井、斉藤、中谷
FW:中山、パウリーニョ、田原
SUB:上野、秋田、平島、倉貫、徳重、西野、アンドレ
【試合レポート】
12月9日の日曜、朝6時。
アウェイ広島での入れ替え戦遠征から深夜3時に帰宅したばかり、
ほとんど一昨日から寝ていないし、疲れているはずなのに
興奮のせいだろうか、目が醒めてしまった。
冷気に満ちた表に出て、ポストに入った朝刊を手に取る。
一面、トップの記事。
サンガJ1復帰
最終節まで昇格チームが決まらない苦しかったJ2リーグ戦。
さらに厳しかったサンフレッチェ広島との入れ替え戦。
来シーズンJ1で闘う為の最後の最後、残り一枚のチケットを手に入れた。
その実感がようやく湧いてきた。
第1戦から中2日。
応援による声嗄れもまだ癒えぬ状態で臨んだ運命の第2戦。
サポ仲間と朝7時に自宅前で合流。さらに別部隊と桃山南口で合流。
京滋バイパスから名神、阪神高速を経由し、山陽道で五日市へ。
試合会場のビッグアーチ、普段ならスタジアム付近の駐車場に入るところだが、
この日はさすがに雰囲気が違う。
かなりスタジアムから遠い臨時駐車場にとめるしかなかった。
そこからは広島サポと一緒くたに送迎用シャトルバスで移動。
スタジアムに到着したのは開場30分前の12時半だった。
第1戦ではサンガのサイド攻撃が機能し、2-1で勝利したが、
広島は今季リーグ16位に低迷したとはいえ、代表クラスのメンツが揃うJ1チーム。
同じ轍を踏むような相手ではない。
それを試合開始早々に見せつけられる。
スタメンに長身DF盛田を配し、
田原とは明らかなミスマッチだった森崎和を本来のMFに戻してきた。
すばやいパス回しでボールを支配し、サンガのサイド攻撃もケアしてきた。
前回の対戦とはまったく逆の試合展開。
だが幸いにも最後のゴール前でのフィニッシュに精度を欠き、
スコアレスのまま前半終了。
自分的には予想された状況ではあったが、なかなかに厳しい。
前半サンガのシュートチャンスは皆無。(実際前半のサンガの放ったシュートは1)
後半も厳しい戦いになることを覚悟した。
ここでサンガの策士・カトQ監督は、DFのシステムを大胆に変更する。
角田・森岡・手島の3バックから角田を中盤に上げ、
代わりに大剛と中谷を両サイドバックに下げる4バックに。
さらに後半11分に斉藤を下げ、アンドレを投入、3-5-2から4-3-3に。
これが前半の広島の勢いをやや抑えることになり、
サンガにもカウンターのチャンスを生む。
とはいえ試合全体をみればやはり広島のボール支配率は高く、
サンガは劣勢を強いられる事には変わりはなかった。
前半最初から続く応援はしんどいが、今やめる事はできない。
サンガイレブンが闘っている!
俺達も闘うのだ!
時間はスコアレスのままどんどん進んでいく。
もしこのまま0-0ならサンガが勝ち。
だが1点でも広島に入れられたら前回のアウェイゴール分で広島が勝つ。
まさに1点が両チームの命運を分ける事になる。
我々サンガサポの陣取るゴール裏とは遠いサイドだったので
サンガゴール付近でどんな攻防が行われていたかはよく分からなかったが
(後にその状況をTVの録画で観たら…知らなくて良かったと思ったケド)
時間が進めば進むほど緊張が高まる。
怖い!
怖いけど目を離せられない!
残り時間がいよいよなくなってきた。
ここで秋田を投入。 引退に華を添える起用? いや、違う。
今、この大事な残りロスタイム4分を乗り切る為に
秋田の力こそが必要だと、監督も思ったし、サポも感じていた。
♪あきた~ゆたか~オーオーオーオー
俺たちと共にア~キ~オーオーオー♪
いつまでも続く秋田の応援歌。
広島のシュートがサンガゴールのポストを叩く。
ロスタイムが長い…サンガサポには永遠に続くのではないかと感じられた。
そして…ホイッスル。
突き上げる歓喜の叫び!
選手もサポーターも。
苦しかった。
だが、苦しかったからこその喜び。
泣き虫大剛がまた泣いている。
ベテランの隆三さえインタヴューでは声をつまらせる。
いつもは勝っても厳しい表情のカクがこの日は喜びを爆発させている。
選手に胴上げされるカトQ、そして秋田。
信じてきた。
裏切られなかった。
ありがとう
【試合結果】 広島0-0京都 ※京都の1勝1分でJ1復帰決定!
【観客数】 23,162人
【得点者】 なし
【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
GK:平井6
DF:渡邉6、角田6.5、森岡6.5、手島6.5
MF:石井6、斉藤6(56分 アンドレ6)、中谷6.5
FW:中山6、パウリーニョ6(89分 秋田-)、田原6(67分 徳重5.5)
【今日の私的MOM】
サンガイレブン全員 : ありがとう!信じてたぜ、みんな!