西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

12/8 第38節 東京ヴェルディ戦(京都・サンガスタジアム)

2024年12月08日 22時40分55秒 | サンガ観戦レポート2024
ありがとうミヤ  サンガサポに最も愛された男

2024シーズンのラストゲーム。来季J1残留も確定したところで、今日の最終戦では勝って、選手もサポも一緒になって笑顔でシーズンを締めくくるのを観たい  それだけ。

ホーム最終戦という事で、今日は選手バスをサポーターが大挙してスタジアム前の沿道で出迎えるイベントが敢行された。我ら大旗隊も10本を掲揚、大いに盛り上がった。コールリーダーのTクンからも「一体感を持てた。選手にも伝わった。」との言葉も出た。

【サンガのスタメン】
 GK: 太田
 DF: 福田、宮本、鈴木義、佐藤
 MF: 川﨑、福岡、平戸
 FW: トゥーリオ、原、平賀
 SUB: 圍、アピアタウィア、喜多、安齋、米本、中野、ムリロ

J1残留の救世主であるハファはイエロー累積で出場停止なのと、相手のヴェルディにレンタル中の楓喜と勇大が契約上出られないのも残念至極だが、出禁明けのマルコがその分がんばってくれるはず。

さぁ勝とう!

【試合感想】
試合の結果はスコアレスドロー。両チームとも最後までゴールネットを揺らせなかった(前半に一度はヴェルディにゴールを決められたがVAR介入でハンドが発覚。ゴール取り消しとなった)が、トランジションの激しい緊張感漂うナイスゲームだった。なにしろヴェルディが良いチームに仕上がっていた。上位を維持しているだけはあると思った。試合開始とほぼ同時に降り出した冷たい雨の中、お互いにチャンスもピンチもあったが、守備の集中は切らさず、致命的なミスも犯さず、ある意味妥当なスコアレスドローだったと言えよう。

収穫は途中出場ながら比較的長い時間プレイしたムリロが存在感を見せてくれた事と、久々に安齋クンのドリブルの仕掛けが見られた事。来季も二人のサンガでのプレイが観たくなった。

【試合後】

試合後は恒例のファイナルセレモニー。だけど今年は特別なセレモニーだ。サンガサポに最も愛された男、宮吉拓実とのお別れだからだ。社長の挨拶、キジェ監督の挨拶と続き、キャプテン颯太の挨拶。颯太がミヤとの思い出を語ってくれ、その後のスタジアム周回の後、ゴール裏から、いやメインとバックスタンドに居残ってくれたサポからも「宮吉コール」が続く。それに応えて一旦ピッチから去ったミヤが再び登場。ゴール裏のコアサポエリアへやって来た。「サンガスタジアムで一緒に闘えないのは残念ですが、これからもサポーターとしてサンガを応援していきます」と泣けるコメントをくれた。

ありがとうミヤ
おつかれさまミヤ
そしてこれからもがんばれミヤ
俺たちは宮吉拓実という選手のことを一生忘れない



【試合結果】 京都0-0東京V

【観客数】 17,040人

【得点者】 なし

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 太田6.5
 DF: 福田5.5、宮本5.5、鈴木義6.5、佐藤5
 MF: 川﨑6(90+2分 米本-)、福岡6、平戸5.5(77分 安齋5.5)
 FW: トゥーリオ6、原5.5、平賀5(54分 ムリロ6)

【今日の私的MOM】
 鈴木 義宜 : ベテランらしい落ち着いた守備対応でクリーンシートに貢献した

【2024シーズン サンガ最終成績】 12勝11分15敗 勝ち点47 14位

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11/30 第37節 FC町田ゼルビア戦(東京・町田GIONスタジアム)

2024年12月01日 15時02分47秒 | サンガ観戦レポート2024
カッチカチの町田守備破れず、オウンゴールに屈す

今季ラストアウェイ。対戦相手は町田ゼルビア――今季J1で色んな意味で最も話題となったクラブである。昇格初年にもかかわらずシーズン中盤まで首位を独走。その勝利に対する貪欲さ。黒田監督の勝利至上主義的サッカースタイルは賛否分かれるところだろうが、残り2節となった現在でも優勝の可能性を残す位置(3位)にいる町田は間違いなく強い。サンガもホームで0-3の完敗を喫している。それだけにウチもあの時とは違うと示したい。平戸にとっては鹿島に続き古巣対決第2戦でもある。自身の成長を示せるか?

試合当日の真夜中1時にサポ仲間の車に便乗し京都を出発。天空の城と自称される野津田スタジアムへ向かう。野津田遠征するのは町田が前回J2昇格した12年前以来2度目。あの時、行きは真夏の山越えで熱中症になりかけ、帰りは帰りで夜の山越えで遭難しそうになったイヤな思い出だけが…苦笑。

野津田到着は早朝8時。待機列の場所取りした後は入場開始までな~んにもやる事がない。かといってこの天空の城の周りには何もない。ただただ山の中。ひたすら駐車場に停めた車の中で待ち続けて、やっと入場。12年前は影も形もなかったメインとバックに屋根と2階席・3階席が出来上がっていた。が、ゴール裏は屋根なしのまま。構造的にも緩々なのでJ1基準ギリギリな印象。サッカー専用でもなく陸上トラックもあるし、電光パネルのせいでゴール付近の足元はまったく見えない。大旗設置場所がたっぷりあるのだけは有難かったが…


【サンガのスタメン】
 GK: 太田
 DF: 福田、宮本、鈴木義、佐藤
 MF: 川﨑、福岡、平戸
 FW: 豊川、エリアス、原
SUB: 圍、アピアタウィア、喜多、米本、中野、平賀、ムリロ

累積でマルコ出禁。代わってハファ・大智と3トップを組むのはトヨ。怪我から復帰後イマイチチームにフィットしてないトヨだが今日はどうだろう?あと控えGKがソンユンではなく圍クン。ソンユンどうした?怪我したか?

【試合感想】
結果から言えば、オウンゴール1発で負け。しかし実際はカッチカチの町田の守備を最後まで崩せなかったし、ウチのチャンスはほとんどリャンシャンテンで潰され、ゴールどころかシュートさえ打たせてもらえなかった。前半は町田の縦ポンサッカーに苦戦しつつも、岳志の好セーブと守備陣の踏ん張りでゼロに持ち堪えたが、それにも限界があったな~。

オウンゴールとなったシーンも実際はゴール前の競り合いに勝てなかった事で最後に岳志が触ったボールがそのままゴールに吸い込まれた感じだったし…。その他にもギリギリで岳志がゴール内から掻き出したシュートもあったし、VAR介入でオフサイドとなり無効にはなったが、ゴールネットを揺らされたシュートもあった。実質0-3の負けと言われても仕方ないかも。じゃあホームでの敗戦と何も変わってないじゃん。

【試合後】
一桁順位を目指すと言ってはいたが、やはりどこかでJ1残留確定して緩みがあったのかもしれない。優勝の可能性を残す町田との差が勝敗を分けたと言えなくもない。今日の負けで一桁順位の可能性はなくなった。(おそらく誤審だが)ハファもイエローを受けてホーム最終戦は出場出来ない。でも、最後くらいは気持ちよく勝って欲しいな~。


【試合結果】 町田1-0京都

【観客数】 11,541人

【得点者】
 町田 : O.G.67

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 太田6
 DF: 福田5.5(85分 アピアタウィア-)、宮本6、鈴木義6、佐藤5.5
 MF: 川﨑6、福岡5.5(79分 ムリロ5)、平戸5.5
 FW: 豊川5(63分 平賀5.5)、エリアス5.5、原5(85分 中野-)

【現在のサンガ成績】 12勝10分15敗 勝ち点46 14位→

【今日の私的MOM】
 宮本 優太 : マッチアップしたオ セフンに散々痛めつけられるも頑張った

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11/17 第29節 鹿島アントラーズ戦(京都・サンガスタジアム)

2024年11月17日 19時27分02秒 | サンガ観戦レポート2024
ゴールが遠い…でも納得の勝ち点1

リーグ戦も残り3試合。前節でJ1残留を決めはしたものの、それで満足出来るはずもない。次なるサンガの目標は昨季の最終順位である13位を上回る事である。そこに立ちはだかるのは台風により延期となっていたホーム戦で対戦する鹿島アントラーズ。アウェイ戦ではウノゼロ惜敗を喫している相手だけにホーム戦で借りをかえしたいところだ。特に古巣対戦となる平戸クンとトヨにとってはその想いはひとしお…なハズ。

前日までは雨予報だった天気はどうにか持ちそうな雰囲気。僕自身は天皇杯でも何度か勝ってるし、西京極時代にも勝ってるから特に鹿島に苦手意識はないのだけれど、キジェ体制になって以降鹿島には引き分けが最高で1勝も挙げられていない。もし今日勝てばリーグ戦では16年ぶりになるそうだが…ウチは前節のイエロー累積でアピ、鹿島の方は前節レッドのガニ股ヤンキー、双方共に問題児が出禁となっている中で発表されたスタメンは以下の通り。

【サンガのスタメン】
 GK: 太田
 DF: 福田、宮本、鈴木義、佐藤
 MF: 川﨑、福岡、平戸
 FW: トゥーリオ、エリアス、原
SUB: ク ソンユン、オリヴェイラ、安齋、米本、中野、豊川、ムリロ

累積明けで颯太がスタメン復帰。アピの代わりはもちろんランニングマン。ベンチには久しぶりに安齋クンと内定の瑠馬。ソラと喜多クンはU-19代表でメキシコだからね。

【試合感想】
前半は鹿島がサンガDFのハイラインの裏へ縦ロングボールを入れる放り込み戦術。序盤はマッチアップする鹿島のFW陣の対応に宮本が四苦八苦するシーンもあったが、徐々に守備が落ち着きを取り戻し始めると、サンガも中盤でボールを奪ってカウンターでゴールに迫るシーンも作っていた

が、フィニッシュの精度が足りない。決めきれない。

スコアレスのまま後半に突入すると、鹿島もラインを高くしてお互いにタイトな守備陣形を採ってきた。そのせいで中盤でのセカンドボールの争奪戦が勃発。ピンチとチャンスが交互に訪れる気を抜けない展開が続く。その中で気になるのが今日の主審・谷本の一貫性のないジャッジ。前半結構キツめのチャージにもカードを出さなかったり、アドバンテージで流したりしていたのに、大したファールでもなさそうなマルコにカードを出したり…両軍サポーターからも度々ブーイングされていた。後半25分にはそのカード持ちのマルコを引っ込めてトヨを投入。恩返しゴールを期待したが…ちょっと嚙み合わなかった。一方で惜しかったのは平戸クン。ゴール前に入ったクロスを相手DFと競り合いながら浮き球でゴールを狙ったが…枠を捉えられず。交代枠使い切らないまま試合終了のホイッスル。

【試合後】
結局、双方決め手を欠きスコアレスドロー。結果から言えばガニ股ヤンキー欠場は有難かったかなwwう~ん、ウチはマジでゴールが遠かった。きっと鹿島サポも同じ気分だろうけど、
今日はこんなところで勘弁しといたるわ!!

今日得た勝ち点1で順位は2UPして13位に。残り2試合  町田とヴェルディ。今のサンガならどことやっても負けなさそうな気もするけど、簡単な相手じゃないからな~。でも2連勝出来たら(他会場の結果次第ではあるが)最高8位まで上がれる可能性は…ある!


【試合結果】 京都0-0鹿島

【観客数】 15,205人

【得点者】 なし

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 太田7
 DF: 福田6、宮本6、鈴木義6.5、佐藤6
 MF: 川﨑6、福岡6.5、平戸6
 FW:トゥーリオ6(70分 豊川5)、エリアス5.5(90+3分 ムリロ-)、原6

【現在のサンガ成績】 12勝10分14敗 勝ち点46 13位↑

【今日の私的MOM】
 太田 岳志 : パスミスでヒヤッとするシーンもあったが、好セーブでゴール許さず

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11/9 第36節 川崎フロンターレ戦(京都・サンガスタジアム)

2024年11月09日 20時21分47秒 | サンガ観戦レポート2024
他力ながら…残留確定!

敵地で広島相手にウノゼロ勝利した我らがサンガ。勝ち点を44まで積み上げた事により、サンガの残留争いの対象は18位・磐田のみとなった。残り4試合でその磐田との勝ち点差は9、残留確定まで残り勝ち点3である。つまり今節サンガが勝てば自力で残留を決める事が出来るのだ。だが、今日ホームで対戦する11位・川崎もサンガと同じく勝ち点44。川崎も今節勝利すれば残留確定となる訳で…まぁ簡単には勝たせてはくれないだろね。

試合当日は気温低めだけどピーカン。スタジアム北広場にはアニメ『甘神さんちの縁結び』のコラボで甘神三姉妹の等身大パネルが展示されてます。サンガサポにはおなじみのラファエルWMポーズを採るキャラもいて「なかなか良く判ってらっしゃる」!ピッチでは同作の声優を務める上坂すみれチャンと本渡楓チャンの場内アナウンス&トークショーも!

すみぺ~カワイイよ~っ!!

【サンガのスタメン】
 GK: 太田
 DF: 福田、アピアタウィア、鈴木義、佐藤
 MF: 米本、福岡、平戸
 FW: トゥーリオ、エリアス、原
 SUB: ク ソンユン、宮本、オリヴェイラ、松田天、豊川、平賀、ムリロ

キャプテン颯太は累積出場停止。代わってスタメン入りしたのは米本。前節同様サンガのゴールマウスは岳志に任された。今日も頼むで岳志!!試合前にはJ通算200試合出場を達成した天馬のセレモニーも行われスタジアムは大いに盛り上がった。

【試合感想】
試合は開始直後から両チームの攻守が激しく入れ替わる緊張感のある展開。川崎は得意のパスサッカーを封印し、前線のエリソン・マルシーニョ・瀬川に早めにボールを入れて攻める速攻戦術。対するサンガはいつも通り相手の最終ラインにプレスをかけて奪ったらシュートへ持ち込むショートカウンター。双方何度もピンチとチャンスを演出するも、ゴールネットを揺らすには至らず。スコアレスのまま勝負は後半へ。

後半頭から川崎はACLEで温存していた大島と家長と山田新を投入。サンガも前半良い守備を見せていたアピを下げ、宮本投入。アピが前半イエロー1枚貰っていたのでキジェさん万が一を警戒したのかな?(アピは2枚目のイエロー貰いかねんからな…苦笑)

後半、先制したのは川崎。自陣最終ラインでボールを奪った川崎はすかさず前線へロングフィード。これを後半から入った山田新が足元に収めてそのまま裏へ抜け出しシュート。見事なカウンターからゴール。うわ~、やられたな…

1点ビハインドを背負ったサンガも米本を下げ豊川を入れて攻撃の枚数を増やし同点を狙う。そのチャンスが巡って来たのは後半30分過ぎた辺り。川崎ゴール前での競り合いでマルコと競り合った際にハンドがあったのでは、とVAR介入。ハンドが認められてPK獲得。キッカーはマルコ。たのむぞ~!!

え…止められとるやん!

川崎GKチョン ソンリョンにきっちりキャッチされガックリ…となったのだが、さらにVAR介入。どうやらマルコが蹴る前にチョン ソンリョンが動いたという事でPK蹴り直しに。マルコはキッカー役をラファエルに譲って再度PK。今度こそラファエルが決めてようやっと試合を振り出しに戻す事に成功した。

その後はオープンな展開になり、何時、どちらが勝ち越してもおかしくない展開となり、度重なるVAR介入の影響でアディショナルタイム9分。な、長い…。でも最後の最後まで双方とも勝ち点3を獲るために攻め合ったのだが…

【試合後】
結局その後はお互いゴールは生まれず勝ち点1を分け合う形となった。試合終了の時点では、サンガ、川崎共に残留確定してはいなかったが、その後、磐田-ガンバ戦の結果がガンバ勝利となった瞬間、サンガ川崎共にJ1残留が確定した。まずはホッ…



【試合結果】 京都1-1川崎

【観客数】 15,643人(バック、メイン共に空席あった。まだまだやね)

【得点者】
 京都 : エリアス79(PK)
 川崎 : 山田59

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 太田6
 DF: 福田6、アピアタウィア6(HT 宮本5.5)、鈴木義6、佐藤6
 MF: 米本6(68分 豊川5.5)、福岡6、平戸5.5(90+1分 松田天-)
 FW: トゥーリオ5.5(90+1分 オリヴェイラ-)、エリアス6(90+7分 平賀-)、原6

【現在のサンガ成績】 12勝9分14敗 勝ち点45 14位↓

【今日の私的MOM】
 原 大智 : 前線で何度もボールを巧みに収めチャンスを創出した

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11/3 第35節 サンフレッチェ広島戦(広島・エディオンピースウイング広島)

2024年11月04日 10時02分56秒 | サンガ観戦レポート2024
最強広島に一矢報いる26年ぶりの大金星

前節ホームで鳥栖に引導を渡して、残り降格枠は2。金Jで神戸に磐田が敗れた為、サンガの残留マジックは6となった。あと一つ勝てばほぼ残留確定だと思うけど、そのあと一勝が中々に大変。今日の対戦するのは前節まで首位の広島。言うまでもなく強い。今季ホームでの対戦では5失点でボロ負けした相手である。勝ち点を奪い取るのはメチャ厳しい。だけどその相手から勝ち点を奪い取れれば大きな自信にもなる訳で…

サンガにとって鬼門だったビッグアーチから広島市内に移転した広島の新ホームスタジアム・エディオンピースウイング広島。クソチケットシステムに翻弄されて前売チケットを購入出来ず、遠征を諦めかけていたところ、サポ仲間のぷりんパパさんからチケットを譲ってもらい遠征に臨める事となりました!(おおきに、ぷりんパパさん!)

試合当日は団長らと共に遠征車に同乗、早朝4時に京都を出発。文化の日をはさむ3連休中日の渋滞を警戒したが、大きな渋滞もなく3時間半で広島市内に到着。朝8時はちょっと早く着き過ぎたwそれでも広島サポも京都サポもスタジアム周辺に集まって来ている。さすが人気の新スタである。

そのEピーススタジアム、外観は見る方向によってまったく印象が変わる不思議なデザインだ。スタジアム内にはショップや飲食店舗などもあり、併設された芝生公園ではジョギングする人や犬の散歩に来た人たちも大勢いて良い雰囲気である。すぐ近くには平和記念公園や広島城址もあり見所満載なんだけど…待機列チェックやら事前搬入やらやる事が満載でスタジアムを離れられなかった。(と言いつつ速足で広島城天守まで行って帰ってきたw)

キックオフ2時間半前となって新スタ入場。バックスタンド寄りのエリアに設定されたゴール裏のビジター席はもちろん完売。大旗は9本が前列3席の2ブロックのエリアに押し込められてちょっと窮屈な感じ。ただピッチは近い。すごく近い。ヤマハスタジアムに屋根をつけた感じかな?とにかくサッカーを楽しむには最適な環境なのは確かよね。

【サンガのスタメン】
 GK: 太田
 DF: 福田、アピアタウィア、鈴木義、佐藤
 MF: 川﨑、金子、平戸
 FW: トゥーリオ、エリアス、原
 SUB: 圍、宮本、L.オリヴェイラ、福岡、米本、豊川、平賀

前節DOGSO退場となったソンユンは出禁。代役はもちろん岳志。そしてアピが8試合ぶりにスタメン。アンカーには金子、3トップ右には大智が入った。

恐らくほとんどの人が広島の勝利を予想しているだろう。正直勝ち点1でも持ち帰れれば御の字  というのが僕も含めたサンガサポの本音。その点で言えばどれだけ長い時間無失点で凌げるかがポイント。そしてあわよくば先制点を獲る事。逆に先制を許せばホームで喫したボロ負けの再現になりかねない。

【試合感想】
試合はまず広島の攻勢をサンガ岳志とDF陣が凌ぐ予想通りの展開。その中で開始10分過ぎた辺りでサンガにアクシデント。金子が足首を痛めて退場、急遽慎平がアンカーポジションに入る事態に。だがその慎平が中盤で奮闘。颯太と共に鋭いアタックで相手ボールを刈り取ってカウンターのチャンスを創り出している。前線3人の動きも良く、広島と互角…いや決定機で言えばサンガの方が多かった印象のままスコアレスで前半を終える。(よし、よし、予定通りの展開やでぇw)

後半もほぼ一進一退の展開。守備陣の集中、中盤の潰し、前線からの追い回し、すべてが上手く実行出来ている。

勝ち点1、奪えるかも…

などと控えめな望みを胸に秘めつつ応援していた後半17分。広島の3バックの左スペースを攻略した心之助がゴール前に入れたパスを平戸!

ゴォォォォォォォォ~ル

うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ~っ!!!サンガゴール裏が揺れた。

♪ラ・ラ・ゴール!平戸ゴォ~ル!平戸オオオオオ~!♪

素晴らしい!素晴らし過ぎる!か…勝てるかも。勝ち点3持って帰れるかも。だが相手は首位・広島、ちょっとした油断やミスが命取りとなり、勝ち点3は疎か、勝ち点1さえ失う事になりかねない。最後まで集中!隙を見せるな!全員で攻め、全員で守ろう!ここまで来たら最後は気持ち。サポも選手と共に戦っている。ここまできたら勝って帰るぞ!

1点のビハインドは広島にはかなりプレッシャーだった様だ。失点直後にピエロス ソティリウ、塩谷、満田、後半32分にもドウグラス ヴィエイラ、マルコス ジュニオールと強力な交代カードを切ってきたが、やや攻め急いでいる様で前半よりプレーが雑になっている感あり。いいぞ!守れてる!時間も上手く使えてる。アディショナルタイム5分。勝てる!勝てるぞ!最後まで。最後まで。

そして歓喜のホイッスルの瞬間  

【試合後】
勝った。広島に対してアウェイでの勝利は実に26年ぶり。まさに全員で勝ち取った大金星である。敵地新スタで満員の広島サポが沈黙する中での“飛び跳ねろ”は最高やった。決勝弾を決めたヒーロー平戸クンのどなりも最高やった。俺たちの応援が力になったのなら最高や。試合後に食べたみっちゃんのお好み焼きも最高やった。

すべてが最高な一日やーっ!



【試合結果】 広島0-1京都

【観客数】 26,521人(発売と同時に完売しただけはあるな)

【得点者】
 京都 : 平戸62

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 太田7
 DF: 福田6.5、アピアタウィア6、鈴木義6.5、佐藤6(79分 米本5.5)
 MF: 川﨑7、金子-(12分 福岡6.5→オリヴェイラ-)、平戸7(79分 宮本5.5)
 FW: トゥーリオ6.5(86分 豊川-)、エリアス6、原6

【現在のサンガ成績】 12勝8分14敗 勝ち点44 13位↑

【今日の私的MOM】
 平戸 太貴 : 守備陣の奮闘もあり値千金の決勝ゴール



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