西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

11/9 第36節 川崎フロンターレ戦(京都・サンガスタジアム)

2024年11月09日 20時21分47秒 | サンガ観戦レポート2024
他力ながら…残留確定!

敵地で広島相手にウノゼロ勝利した我らがサンガ。勝ち点を44まで積み上げた事により、サンガの残留争いの対象は18位・磐田のみとなった。残り4試合でその磐田との勝ち点差は9、残留確定まで残り勝ち点3である。つまり今節サンガが勝てば自力で残留を決める事が出来るのだ。だが、今日ホームで対戦する11位・川崎もサンガと同じく勝ち点44。川崎も今節勝利すれば残留確定となる訳で…まぁ簡単には勝たせてはくれないだろね。

試合当日は気温低めだけどピーカン。スタジアム北広場にはアニメ『甘神さんちの縁結び』のコラボで甘神三姉妹の等身大パネルが展示されてます。サンガサポにはおなじみのラファエルWMポーズを採るキャラもいて「なかなか良く判ってらっしゃる」!ピッチでは同作の声優を務める上坂すみれチャンと本渡楓チャンの場内アナウンス&トークショーも!

すみぺ~カワイイよ~っ!!

【サンガのスタメン】
 GK: 太田
 DF: 福田、アピアタウィア、鈴木義、佐藤
 MF: 米本、福岡、平戸
 FW: トゥーリオ、エリアス、原
 SUB: ク ソンユン、宮本、オリヴェイラ、松田天、豊川、平賀、ムリロ

キャプテン颯太は累積出場停止。代わってスタメン入りしたのは米本。前節同様サンガのゴールマウスは岳志に任された。今日も頼むで岳志!!試合前にはJ通算200試合出場を達成した天馬のセレモニーも行われスタジアムは大いに盛り上がった。

【試合感想】
試合は開始直後から両チームの攻守が激しく入れ替わる緊張感のある展開。川崎は得意のパスサッカーを封印し、前線のエリソン・マルシーニョ・瀬川に早めにボールを入れて攻める速攻戦術。対するサンガはいつも通り相手の最終ラインにプレスをかけて奪ったらシュートへ持ち込むショートカウンター。双方何度もピンチとチャンスを演出するも、ゴールネットを揺らすには至らず。スコアレスのまま勝負は後半へ。

後半頭から川崎はACLEで温存していた大島と家長と山田新を投入。サンガも前半良い守備を見せていたアピを下げ、宮本投入。アピが前半イエロー1枚貰っていたのでキジェさん万が一を警戒したのかな?(アピは2枚目のイエロー貰いかねんからな…苦笑)

後半、先制したのは川崎。自陣最終ラインでボールを奪った川崎はすかさず前線へロングフィード。これを後半から入った山田新が足元に収めてそのまま裏へ抜け出しシュート。見事なカウンターからゴール。うわ~、やられたな…

1点ビハインドを背負ったサンガも米本を下げ豊川を入れて攻撃の枚数を増やし同点を狙う。そのチャンスが巡って来たのは後半30分過ぎた辺り。川崎ゴール前での競り合いでマルコと競り合った際にハンドがあったのでは、とVAR介入。ハンドが認められてPK獲得。キッカーはマルコ。たのむぞ~!!

え…止められとるやん!

川崎GKチョン ソンリョンにきっちりキャッチされガックリ…となったのだが、さらにVAR介入。どうやらマルコが蹴る前にチョン ソンリョンが動いたという事でPK蹴り直しに。マルコはキッカー役をラファエルに譲って再度PK。今度こそラファエルが決めてようやっと試合を振り出しに戻す事に成功した。

その後はオープンな展開になり、何時、どちらが勝ち越してもおかしくない展開となり、度重なるVAR介入の影響でアディショナルタイム9分。な、長い…。でも最後の最後まで双方とも勝ち点3を獲るために攻め合ったのだが…

【試合後】
結局その後はお互いゴールは生まれず勝ち点1を分け合う形となった。試合終了の時点では、サンガ、川崎共に残留確定してはいなかったが、その後、磐田-ガンバ戦の結果がガンバ勝利となった瞬間、サンガ川崎共にJ1残留が確定した。まずはホッ…



【試合結果】 京都1-1川崎

【観客数】 15,643人(バック、メイン共に空席あった。まだまだやね)

【得点者】
 京都 : エリアス79(PK)
 川崎 : 山田59

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 太田6
 DF: 福田6、アピアタウィア6(HT 宮本5.5)、鈴木義6、佐藤6
 MF: 米本6(68分 豊川5.5)、福岡6、平戸5.5(90+1分 松田天-)
 FW: トゥーリオ5.5(90+1分 オリヴェイラ-)、エリアス6(90+7分 平賀-)、原6

【現在のサンガ成績】 12勝9分14敗 勝ち点45 14位↓

【今日の私的MOM】
 原 大智 : 前線で何度もボールを巧みに収めチャンスを創出した

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11/3 第35節 サンフレッチェ広島戦(広島・エディオンピースウイング広島)

2024年11月04日 10時02分56秒 | サンガ観戦レポート2024
最強広島に一矢報いる26年ぶりの大金星

前節ホームで鳥栖に引導を渡して、残り降格枠は2。金Jで神戸に磐田が敗れた為、サンガの残留マジックは6となった。あと一つ勝てばほぼ残留確定だと思うけど、そのあと一勝が中々に大変。今日の対戦するのは前節まで首位の広島。言うまでもなく強い。今季ホームでの対戦では5失点でボロ負けした相手である。勝ち点を奪い取るのはメチャ厳しい。だけどその相手から勝ち点を奪い取れれば大きな自信にもなる訳で…

サンガにとって鬼門だったビッグアーチから広島市内に移転した広島の新ホームスタジアム・エディオンピースウイング広島。クソチケットシステムに翻弄されて前売チケットを購入出来ず、遠征を諦めかけていたところ、サポ仲間のぷりんパパさんからチケットを譲ってもらい遠征に臨める事となりました!(おおきに、ぷりんパパさん!)

試合当日は団長らと共に遠征車に同乗、早朝4時に京都を出発。文化の日をはさむ3連休中日の渋滞を警戒したが、大きな渋滞もなく3時間半で広島市内に到着。朝8時はちょっと早く着き過ぎたwそれでも広島サポも京都サポもスタジアム周辺に集まって来ている。さすが人気の新スタである。

そのEピーススタジアム、外観は見る方向によってまったく印象が変わる不思議なデザインだ。スタジアム内にはショップや飲食店舗などもあり、併設された芝生公園ではジョギングする人や犬の散歩に来た人たちも大勢いて良い雰囲気である。すぐ近くには平和記念公園や広島城址もあり見所満載なんだけど…待機列チェックやら事前搬入やらやる事が満載でスタジアムを離れられなかった。(と言いつつ速足で広島城天守まで行って帰ってきたw)

キックオフ2時間半前となって新スタ入場。バックスタンド寄りのエリアに設定されたゴール裏のビジター席はもちろん完売。大旗は9本が前列3席の2ブロックのエリアに押し込められてちょっと窮屈な感じ。ただピッチは近い。すごく近い。ヤマハスタジアムに屋根をつけた感じかな?とにかくサッカーを楽しむには最適な環境なのは確かよね。

【サンガのスタメン】
 GK: 太田
 DF: 福田、アピアタウィア、鈴木義、佐藤
 MF: 川﨑、金子、平戸
 FW: トゥーリオ、エリアス、原
 SUB: 圍、宮本、L.オリヴェイラ、福岡、米本、豊川、平賀

前節DOGSO退場となったソンユンは出禁。代役はもちろん岳志。そしてアピが8試合ぶりにスタメン。アンカーには金子、3トップ右には大智が入った。

恐らくほとんどの人が広島の勝利を予想しているだろう。正直勝ち点1でも持ち帰れれば御の字  というのが僕も含めたサンガサポの本音。その点で言えばどれだけ長い時間無失点で凌げるかがポイント。そしてあわよくば先制点を獲る事。逆に先制を許せばホームで喫したボロ負けの再現になりかねない。

【試合感想】
試合はまず広島の攻勢をサンガ岳志とDF陣が凌ぐ予想通りの展開。その中で開始10分過ぎた辺りでサンガにアクシデント。金子が足首を痛めて退場、急遽慎平がアンカーポジションに入る事態に。だがその慎平が中盤で奮闘。颯太と共に鋭いアタックで相手ボールを刈り取ってカウンターのチャンスを創り出している。前線3人の動きも良く、広島と互角…いや決定機で言えばサンガの方が多かった印象のままスコアレスで前半を終える。(よし、よし、予定通りの展開やでぇw)

後半もほぼ一進一退の展開。守備陣の集中、中盤の潰し、前線からの追い回し、すべてが上手く実行出来ている。

勝ち点1、奪えるかも…

などと控えめな望みを胸に秘めつつ応援していた後半17分。広島の3バックの左スペースを攻略した心之助がゴール前に入れたパスを平戸!

ゴォォォォォォォォ~ル

うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ~っ!!!サンガゴール裏が揺れた。

♪ラ・ラ・ゴール!平戸ゴォ~ル!平戸オオオオオ~!♪

素晴らしい!素晴らし過ぎる!か…勝てるかも。勝ち点3持って帰れるかも。だが相手は首位・広島、ちょっとした油断やミスが命取りとなり、勝ち点3は疎か、勝ち点1さえ失う事になりかねない。最後まで集中!隙を見せるな!全員で攻め、全員で守ろう!ここまで来たら最後は気持ち。サポも選手と共に戦っている。ここまできたら勝って帰るぞ!

1点のビハインドは広島にはかなりプレッシャーだった様だ。失点直後にピエロス ソティリウ、塩谷、満田、後半32分にもドウグラス ヴィエイラ、マルコス ジュニオールと強力な交代カードを切ってきたが、やや攻め急いでいる様で前半よりプレーが雑になっている感あり。いいぞ!守れてる!時間も上手く使えてる。アディショナルタイム5分。勝てる!勝てるぞ!最後まで。最後まで。

そして歓喜のホイッスルの瞬間  

【試合後】
勝った。広島に対してアウェイでの勝利は実に26年ぶり。まさに全員で勝ち取った大金星である。敵地新スタで満員の広島サポが沈黙する中での“飛び跳ねろ”は最高やった。決勝弾を決めたヒーロー平戸クンのどなりも最高やった。俺たちの応援が力になったのなら最高や。試合後に食べたみっちゃんのお好み焼きも最高やった。

すべてが最高な一日やーっ!



【試合結果】 広島0-1京都

【観客数】 26,521人(発売と同時に完売しただけはあるな)

【得点者】
 京都 : 平戸62

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 太田7
 DF: 福田6.5、アピアタウィア6、鈴木義6.5、佐藤6(79分 米本5.5)
 MF: 川﨑7、金子-(12分 福岡6.5→オリヴェイラ-)、平戸7(79分 宮本5.5)
 FW: トゥーリオ6.5(86分 豊川-)、エリアス6、原6

【現在のサンガ成績】 12勝8分14敗 勝ち点44 13位↑

【今日の私的MOM】
 平戸 太貴 : 守備陣の奮闘もあり値千金の決勝ゴール



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10/27 天皇杯準決勝 ヴィッセル神戸戦(兵庫・ノエビアスタジアム神戸)

2024年10月27日 21時54分55秒 | サンガ観戦レポート2024
J1覇者に力負けで新国立へ届かず

準々決勝でJ2千葉を下しベスト4へ進んだサンガ。新国立の決勝まであと一つ。もうここまで来たら新国立へ行きたい!そしてもう一つ勝って胸に2つ目の☆をつけたい!しかし…そこに立ちはだかる相手はJリーグ覇者・ヴィッセル神戸。リーグ戦での対戦はお互い敵地で勝利しての1勝1敗だが、どの試合でも押され気味だった。今日も厳しい試合になるのは必至。それでも愚直に自分たちのスタイルであるハイプレス・ハイラインを貫き通せるか、それこそが“史上最高最強のサンガ”への道となるのだから。

サポ仲間Mくんの車でノエスタを目指し朝9時に京都出発。10時にはノエスタ到着したが、15時キックオフで開場までも3時間の余裕があったのに、ビジターゴール裏のゲート前から長蛇の待機列。普通に最後尾が287番目…。そこからもどんどん列は伸びていく。リーグ戦でのノエスタは指定席だったのでこんな待機列にはならないのだけれど、自由席おそるべし。開場後、どうにか最前列で大旗を振る場所の確保に成功。ホッと一息。

【サンガのスタメン】
 GK: ク ソンユン
 DF: 福田、宮本、鈴木義、佐藤
 MF: 平戸、福岡、川﨑
 FW: 豊川、エリアス、トゥーリオ
 SUB: 太田、アピアタウィア、松田天、金子、米本、原、平賀

スタジアム入場と同時に発表されたスタメンはリーグ戦からの変更なし。大智はまだコンディション万全ではないのかベンチスタート。

対する神戸はACLEから中三日だからか大迫・武藤をベンチに温存するターンオーバー。この神戸のメンバー選考がウチにとって有利に働くか否か?果たして…

【試合感想】
試合は開始から完全に神戸のペースで進む。サンガはほとんど攻撃の形を作れない。特に両サイドの1体1でほとんど勝てない。13分には右サイドからクロスを入れられ宮代ヘッドでズドン!為すところなく神戸に先制許す。う~む。その後も神戸の攻勢が続く。いつもなら中盤でボールを奪い切る颯太が後手後手に回り、逆にボールを奪われ神戸のカウンターを喰らう。

劣勢の中、唯一サンガのパスが前線で繋がったのは32分。平戸の縦パスをハファが受けてマルコへ。マルコが放ったシュートは神戸ゴール右隅に決まり、前半の内に追いつき後半へ希望を繋いだのだが…

後半の入りは良かったのだが、その好機を活かせないと試合の流れは再び神戸へ傾く。後半7分、自陣内の守備で慎平が競り合った神戸FW佐々木を蹴ってしまい、VARが介入。PK判定となり、佐々木自身が蹴ったシュートをソンユンが一度は弾いたが、こぼれ球を再度佐々木に押し込まれ神戸勝ち越し…あああああ、せっかくソンユンが止めてくれたのに。なんで誰もこぼれ球をクリアに行かへんねん!

一度手放した流れはサンガになかなか戻って来なかった。失点直後にアピ、ヨネ、金子の3枚替えでやや守備は持ち直したものの、それは一時的。後半32分には大迫ヘッドから宮代ヘッドでゴールネットを揺らされ万事休すかと思われたが、VARでオフサイド判定されゴール無効に。正直ここで試合は終わったと思った。

1-2のまま後半アディショナルタイムに入り、ようやくサンガのチャンスになるが決めきれず終了のホイッスル。

【試合後】
正直、点差以上の力の差を感じる敗戦だった。やはりJ1覇者は強かった。パスの精度も、連携も、判断スピードも、決定力も、何もかも足りない。“史上最高最強”への道はまだまだ遠い。いずれにせよサンガの天皇杯はここで終わりである。あとは5試合残したリーグ戦に集中してJ1残留を決めるしかない。切り替えていこう!


【試合結果】 神戸2-1京都

【観客数】 14,980人(ゴール裏完売と聞いていたのに現実は空席目立った)

【得点者】
 神戸 : 宮代18、佐々木55
 京都 : トゥーリオ32

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: ク ソンユン6
 DF: 福田5、宮本5、鈴木義5.5、佐藤5(62分 アピアタウィア5.5)
 MF: 平戸5(62分 米本5.5)、福岡5.5(62分 金子5.5)、川﨑4.5(80分 平賀5.5)
 FW: 豊川4.5(55分 原5)、エリアス5、トゥーリオ6

【今日の私的MOM】
 マルコ トゥーリオ : 低調なチームの内で唯一存在感を示し、同点ゴールも

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10/19 第34節 サガン鳥栖戦(京都・サンガスタジアム)

2024年10月19日 21時07分40秒 | サンガ観戦レポート2024
サンガ仕様のラッピングを施されたボートが展示されていた。カッコイイ!!
数的不利を跳ね返し快勝、鳥栖に引導渡す

残留確定ボーダーの勝ち点40を前にして、札幌、神戸に連敗で足踏み。リーグ戦も残り6試合となった今日、ホームに迎えるのは最下位に沈むサガン鳥栖。今日は絶対に勝たないと!ここで負けたらまた残留争いに逆戻りだよ。

試合当日は朝から雨が強く降ったり止んだりで、この時期にしては湿度・気温とも高く蒸し蒸しする。雨が止んだタイミングを見計らってスタジアムへ。うまく傘を差さずにスタジアム入り出来ました。大旗をセットしてからサンガクルーのポイント交換。貴重なハファの名刺カードもゲット出来たし、ここまでは想定通り。あとは試合に勝てば言う事なしなのだけれど…どうかな?

【サンガのスタメン】
 GK: ク ソンユン
 DF: 福田、宮本、鈴木義、佐藤
 MF: 川﨑、福岡、平戸
 FW: トゥーリオ、エリアス、豊川
SUB: 太田、アピアタウィア、鈴木冬、松田天、金子、平賀、ムリロ

スタメンに大智がいない…って言うか、ベンチにもいない!?どうしたの?トークショーでコロナにでも感染しちゃったのか?その代わりに、と言っては何だが、鳥栖戦には滅法強いトヨが先発。トヨのゴールに期待する!

【試合感想】
ところが前半10分、いきなり想定外のアクシデントが起こった。鳥栖のカウンターから前線のマルセロヒアンにボールが渡り、サンガDFの対応が遅れたところに飛び出したソンユンがペナ外でヒアンを倒してDOGSOレッドで退場処分に。サンガ試合序盤で数的不利を余儀なくされる事態に…。あそこまで止めに行く必要があったかどうか…微妙ではあるが、行かなきゃ確実にソンユンとヒアンの1対1になってただろうしなぁ…う~ん。それはさておき、岳志を投入する為に鳥栖キラーのトヨを下げるしかなくなった訳で…ヤベエな。そういえば鳥栖戦ってホームでもアウェイでも荒れる試合が多かったよなぁ。

けれど数的不利なサンガの方が押し気味に試合は展開する。鳥栖の枠内シュートは前半0本。対するサンガの方が前線から中盤のプレスが機能して惜しいシュートを何本も放っていて数的不利を感じさせない。前半はどちらが数的有利なのか判らないままスコアレスで終わる。後半人数の少ないサンガのスタミナが尽きないかが心配だが…

後半になると鳥栖が前線から圧力をかけ始めたせいもあって、サンガ陣内に押し込まれる時間が増えてくる。たのむ~、がんばってくれ~!!祈るような気持ちでピッチを見つめ懸命に応援を続けるサンガサポ。その祈りが通じたのか、後半20分、サンガのカウンターが発動!岳志が前線に蹴ったロングボールを受けたマルコが巧みなドリブルで相手DFを躱して先制ゴールを流し込む!

♪マルコ!トゥーリオ、オオオオ! マルコ!トゥーリオ、オオオオ!♪

劣勢の中で得た先制ゴール!沸き立つゴール裏のサンガサポーター!さぁリードしたからにはこのまま守り切るしかねぇぞ!分かってるよな、キジェさん!ゴールが決まって直後の飲水タイムのタイミングでアンカーの慎平を金子に交代。この交代はナイスな判断だったと思う。慎平は良かったんだけど、イエロー1枚貰ってるので安全を期しての交代だよね。2人目の退場者は出したくはないし、金子がんばれ!

試合はその後も必死にゴールに迫ろうとする鳥栖に圧され気味に進むものの、岳志のナイスセーブ、宮本クンの体を張った守備で鳥栖にゴールを割らせない。時間を巧く進めてウノゼロ勝利が見え始めた後半35分、一気に3枚替え。ハファ・平戸・響に代えて天馬・大空・アピ投入。交代メンバーもこの試合の勝利の重要さを十二分に理解しているはず。最後の最後まで集中力を切らすな、解ってるよな!?

全員守備の意識統一されている中、まもなくアディショナルタイム突入かと思われた後半44分。鳥栖の左サイドでボールを奪い取った心之助がそのまま持ち上がってDFを躱し、GKの股を抜いてシュート!これが決まって僅かに残った鳥栖の希望を打ち砕く追加点となった。アディショナルタイムでヒアンがボールの無い所で報復を行い退場となり帳尻合わせみたいな形にはなったが、これが試合に影響する事はなかった。

【試合後】
終わってみれば数的不利を跳ね返す完封勝利。勝ち点を41まで伸ばし順位も3つ上げて14位。残り試合は5。残留への手応えを感じる勝利となった。一方でこの敗戦で鳥栖のJ2降格が決まった。遠路京都まで遠征してきた鳥栖サポはさぞや辛く悔しい気持ちだと思う。だけどこれもプロスポーツの非情さである。僕らも何度も同じ想いをしてきた。気持ちは解るが同情はしない。それがサポーターとしての礼儀だと思うから。俺たちもまだJ1残留を決めた訳ではない。天皇杯もある。
残る試合全て勝つつもりで戦っていこう!


【試合結果】 京都2-0鳥栖

【観客数】 12,861人(雨天の割には入った方かな?)

【得点者】
 京都 : トゥーリオ65、福田89

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: ク ソンユン5(10分退場)
 DF: 福田7、宮本6.5、鈴木義5、佐藤5.5(80分 アピアタウィア5.5)
 MF: 川﨑7、福岡6.5(70分 金子6)、平戸5.5(80分 平賀6)
 FW: トゥーリオ7、エリアス5.5(80分 松田天6)、豊川-(14分 太田6.5)

【現在のサンガ成績】 11勝8分14敗 勝ち点41 14位↑

【今日の私的MOM】
 川﨑 颯太 : ゴールした2人以上に要所で数的不利を攻守でカバーした颯太を評価!


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10/6 第33節 ヴィッセル神戸戦(京都・サンガスタジアム)

2024年10月06日 21時05分52秒 | サンガ観戦レポート2024
せめて…せめて引き分けて欲しかった…

前節アウェイで札幌に完敗、上位進出のチャンスを逃したサンガ。手綱を締め直して本日対戦するのは昨季の覇者で現在2位の神戸。前回アウェイで対戦した時は辛くも勝利したが、ホームでも勝利しシーズンWを決められるか?連敗は許されないし、関西ダービー無敗記録も懸かっている。あ~、勝って残留ボーダーとされてる勝ち点40越えしてぇ~っ!!!

試合当日は30度超えとなるピーカン。毎年恒例のカードフェスタが開催されるのでいつもよりちょっと早めにスタジアム入り。BOX買いしてから入場、自席に大旗セットして照りつける日差しを浴びながら試合開始を待つ。

【サンガのスタメン】
 GK: ク ソンユン
 DF: 福田、宮本、鈴木義、三竿
 MF: 川﨑、福岡、松田天
 FW: トゥーリオ、エリアス、原
SUB: 太田、オリヴェイラ、金子、平戸、佐藤、平賀、ムリロ

前節札幌戦で精彩を欠いた印象のあった三竿は今日もスタメン起用。同じくイマイチ元気のなかった平戸はベンチで、代わりに慎平がアンカーを担う。そして久々に天馬もスタメン入り。今日は前線からのチェイシング勝負と見ているのだろうか?

【試合感想】
前半は正直、神戸の一方的な試合だった。とにかく神戸の前への圧力が凄くてサンガ防戦一方。防戦一方と言っても、2失点してるんだから守れた訳でもないけどね。両サイドがチンチンにされてたし、中央もまったく攻めさせてもらえなかった。久々の天馬の追い回しもほとんど無駄走りだった。前半の内容を観ていたら「こりゃ後半もボコボコにされて4失点くらいするんじゃないか?」って思って頭がクラクラした。(熱中症じゃないよw)さすがJリーグ覇者。まるでカテゴリーが違うんじゃないかと思えるほどの差を見せつけられた。

ところがサッカーとは不思議なもので後半に入ると状況は一変した。サンガのパス回しの速度が上がったのか、選手同士の距離感が良くなったのか、とにかくサンガの前線にボールが収まる様になった。神戸の試合への入り方がちょっとフワフワしていた様にも見えた。この暑さでACLEから中三日の疲れが出たのかもしれない。いずれにせよ後半2分にハファ、14分にはマルコが連続ゴールを決めてあれよあれよという間に2-2の同点に!

か…勝てるかも…

それくらいゴール裏は盛り上がっていた。それ以降も何度か惜しいチャンスはあった。しかし決めきれない。まぁ前半の出来からすれば引き分けで勝ち点1でも上出来か…と思い始めた後半38分、神戸のセットプレーから交代出場のパトリッキに勝ち越し弾を決められジ・エンド。終盤にソラ投入も遅きに失し2-3で惜敗。関西ダービー初の敗戦となった。

【試合後】
あぁ~っ、勝てなかった。と言うか、引き分ける事も出来なかった。試合に負けると気になるのが他会場の結果。スマホでチェックしてみると…ありゃ湘南勝っとるやん!うわぁ~また17位か…18位の磐田との勝ち点差は6のままとは言うものの、また足元が怪しくなってきたぞ…ヤベえ。


【試合結果】 京都2-3神戸

【観客数】 19,082人(連続2万人越えならず…)

【得点者】
 京都 : エリアス47、トゥーリオ59
 神戸 : 大迫17、佐々木45+6、パトリッキ83

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: ク ソンユン6
 DF: 福田5(89分 オリヴェイラ5)、宮本5.5、鈴木義5、三竿4.5(90+6分 ムリロ-)
 MF: 川﨑5.5、福岡5.5(74分 金子5.5)、松田天5(HT 平戸5.5)
 FW: トゥーリオ6(89分 平賀5.5)、エリアス6、原5

【現在のサンガ成績】 10勝8分14敗 勝ち点38 17位↓

【今日の私的MOM】
 マルコ トゥーリオ : 同点ゴール決めるもユニ脱いでイエロー…喜び過ぎやって

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