西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

モアナと伝説の海2(吹替版) 監督 / デイブ・デリック・Jr.

2025年01月16日 21時21分56秒 | 西京極シネマ
【声の出演】
 屋比久 知奈(モアナ)
 尾上 松也 (マウイ)
 小関 裕太 (モニ)
 鈴木 梨央 (ロト)
 山路 和弘 (ケレ)

【ストーリー】
モアナが壮大な冒険の末に故郷の島を救ってから3年。妹シメアが生まれて少し大人になったモアナは、愛する家族や島の仲間たちに囲まれながら、以前は禁じられていた海へと航海に繰り出す日々を送っていた。そんなある日、「かつて人々は海でつながっていたが、人間を憎む神によって引き裂かれてしまった。海の果てにある島にたどり着けば呪いが解け、世界は再びひとつになる」という伝説を知ったモアナは、人々の絆を取り戻すため立ちあがることを決意する。

【西京極の評価】
他の海域の島と隔絶されているのは神の呪いであると知ったモアナは、その呪いを解くための冒険の旅に出るという内容。これはトランプ再選によって加速するであろう反グローバリズムへの明確なアンチテーゼ。「世界は一つ。人類は観な兄弟」  その理想を掲げるディズニーの意気には賛同するけれど、グローバル化した結果起こった国内社会の二極化と分断についてはどんな解決策があるのだろうか?それは『モアナ3』で語られるのだろうか?であるならば本作の価値はより高まるのだけれど…

【総合評価】 ☆☆☆☆★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆☆☆★
 演出/演技 ☆☆☆★★
 映像    ☆☆☆☆☆
 音楽/音響 ☆☆☆☆★

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ソニック ✕ シャドウ TOKYO MISSION(吹替版) 監督 / ジェフ・ファウラー

2025年01月16日 21時20分23秒 | 西京極シネマ
【声の出演】
 中川 大志(ソニック)
 森川 智之(シャドウ)
 広橋 涼 (テイルズ)
 木村 昴 (ナックルズ)

【出演】
 ジム・キャリー(Dr.ロボトニック 声:山寺 宏一)
 ジェイムズ・マースデン(トム 声:中村 悠一)
 チカ・サンプター(マディ 声:井上 麻里奈)

【ストーリー】
東京湾沿岸に浮かぶ孤島に幽閉されていた究極生命体・シャドウが長い眠りから目を覚まし、東京・渋谷の街に襲来。世界の危機を救うため派遣されたソニックとテイルス、ナックルズの「チームソニック」は、スクランブル交差点のど真ん中でシャドウと激突する。

【西京極の評価】
『ソニック』実写シリーズ第3弾。前2作では孤独なソニックが仲間と家族を手に入れる話でしたが、本作はソニック自身に潜む闇の部分(シャドウ)と対峙する物語になっています。同様にソニックの仇敵・ドクター・ロボトニックも自身の影と向き合う事となります。お話は単純かつ平凡ですが、またしても俳優業引退を仄めかしていたジム・キャリーがその健在っぷりを観せてくれたので、それだけでOK!続編もありそうですが、ジム・キャリーが続投するなら観ます!

【総合評価】 ☆☆☆★★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆★★★
 演出/演技 ☆☆☆☆★
 映像    ☆☆☆★★
 音楽/音響 ☆☆☆★★

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私にふさわしいホテル  監督 / 堤幸彦

2025年01月09日 21時59分46秒 | 西京極シネマ
【主演】
 のん
 田中 圭
 滝藤 賢一

【ストーリー】
新人賞を受賞したものの大物作家・東十条宗典から酷評され、華々しいデビューを飾るどころか小説を発表する場すら得られなかった新人作家・加代子。憧れの「山の上ホテル」に宿泊した彼女は、憎き東十条が上階に泊まっていることを知る。加代子は大学時代の先輩でもある担当編集者・遠藤の手引きによって東十条の執筆を邪魔し、締切日に文芸誌の原稿を落とさせることに成功。しかし加代子にとって、ここからが本当の試練の始まりだった。

【西京極の評価】
とにかく主演ののんチャンのバイタリティ溢れる演技が素晴らしかった。スクリーン上の彼女を観ているだけで力がもらえた気がします。彼女自身は平成の女性だけど、高度経済成長時代の昭和のエネルギーを持ってるんだよね。本作も時代設定は昭和。令和の日本にもあの頃のパワーが欲しい!円安に負けるな!値上げに負けるな!だから消費税下げろ!…関係ないかww

【総合評価】 ☆☆☆☆★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆☆☆★
 演出/演技 ☆☆☆☆☆
 映像    ☆☆☆★★
 音楽/音響 ☆☆☆★★

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ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い(吹替版) 監督 / 神山健治

2025年01月08日 18時33分47秒 | 西京極シネマ
【声の出演】
 小芝 風花 (ヘラ)
 津田 健次郎(ウルフ)
 市村 正親 (ヘルム王)
 本田 貴子 (オルウィン)

【ストーリー】
誇り高き騎士の国ローハンは偉大なるヘルム王に護られてきたが、突然の攻撃を受け平和は崩れ去ってしまう。王国の運命を託された若き王女ヘラは国民の未来を守るべく、かつてともに育った幼なじみでもある最大の敵・ウルフとの戦いに身を投じていく。

【西京極の評価】
今作の製作陣の一人でもあるピーター・ジャクソンのLOTR3部作の大ファンの僕としては年初めの鑑賞作に選ばざるを得なかった。LOTRの魅力は格調高さと圧倒的なスケール感。それがアニメで表現できるのかを確認したかったのだが、その結果は…やっぱり無理だったね。丁寧に作られているとは言っても従来のアニメの枠を超える驚きはなかった。戦闘シーンなどもリアリティを出そうとするあまり、動きが小さく、テンポも悪い。アニメという手法を採用したのが仇となってしまっている様に思えた。敵役となるウルフの行動動機も弱く、そのせいで小者感がハンパない。声優さんたち(本業でない人もいたが)がそれぞれ熱演しているだけに消化不良でした。やっぱりジャクソンが実写で撮らないとアカンな~。

【総合評価】 ☆☆★★★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆★★★
 演出/演技 ☆☆★★★
 映像    ☆☆☆★★
 音楽/音響 ☆☆★★★

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ライオン・キング ムファサ  監督/バリー・ジェンキンス

2024年12月26日 23時41分09秒 | 西京極シネマ
【声の出演】
 アーロン・ピエール  (ムファサ)
 ケルビン・ハリソン・Jr.(タカ)
 マッツ・ミケルセン  (キロス)
 ビヨンセ・ノウルズ=カーター(ナラ)

【ストーリー】
息子シンバを命がけで守ったムファサ王。かつて孤児だったムファサの運命を変えたのは、後に彼の命を奪うスカーとの出会いだった。両親を亡くしひとりさまよっていた幼き日のムファサは、王家の血を引く思いやりに満ちたライオン、タカに救われる。血のつながりを超えて兄弟の絆で結ばれたムファサとタカは、冷酷な敵ライオンから群れを守るため、新天地を目指してアフリカ横断の旅に出る。

【西京極の評価】
『ライオン・キング』の前日譚。なぜムファサの王国にスカーという厄介者が共存出来ていたのか?スカーの左目の傷はなぜ付いたのか?誰が付けたのか?などなど、『ライオン・キング』のキャラ設定を補完する内容でした。それほど意外な展開ではありませんが、懸念していたCGライオンが人間語をしゃべる奇妙さは途中から気にならなくなり、美しい自然の景色とそこに躍動する動物たちに魅了されます。それに比べるとドラマ展開はやや凡庸。まぁディズニーならこんなもんか?

【総合評価】 ☆☆☆★★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆☆★★
 演出/演技 ☆☆☆★★
 映像    ☆☆☆☆★
 音楽/音響 ☆☆☆★★

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