【出演】
ホアキン・フェニックス
ロバート・デ・ニーロ
ザジー・ビーツ
フランセス・コンロイ
【ストーリー】
孤独で心の優しいアーサーは、母の「どんなときも笑顔で人々を楽しませなさい」という言葉を心に刻みコメディアンを目指す。ピエロのメイクをして大道芸を披露しながら母を助ける彼は、同じアパートの住人ソフィーにひそかに思いを寄せていた。そして、笑いのある人生は素晴らしいと信じ、底辺からの脱出を試みる。
【西京極の評価】
相当ヘヴィな内容だと承知して鑑賞したにもかかわらず、観終わった時の衝撃は想定以上でした。DCコミックの架空都市・ゴッサムでのお話ではありますが、そこで起こる事象は、ポピュリズム政治が蔓延る現代の分断社会そのもの。正気と狂気の狭間で際どい綱渡りをしている主人公アーサーに共感しながら観ている観客を最後に待っているのは「ジョーカーとなったアーサーにとっていつの間にか自分は害される側に立っているのでは?」と気づかされる戦慄。一度観ただけでは消化しきれないけれど、もう一度観るのにはかなりの覚悟が必要な映画です。
【総合評価】 ☆☆☆☆☆(満点は☆5つ)
ストーリー ☆☆☆☆☆
演出/演技 ☆☆☆☆☆
映像 ☆☆☆☆☆
音楽/音響 ☆☆☆☆★
ホアキン・フェニックス
ロバート・デ・ニーロ
ザジー・ビーツ
フランセス・コンロイ
【ストーリー】
孤独で心の優しいアーサーは、母の「どんなときも笑顔で人々を楽しませなさい」という言葉を心に刻みコメディアンを目指す。ピエロのメイクをして大道芸を披露しながら母を助ける彼は、同じアパートの住人ソフィーにひそかに思いを寄せていた。そして、笑いのある人生は素晴らしいと信じ、底辺からの脱出を試みる。
【西京極の評価】
相当ヘヴィな内容だと承知して鑑賞したにもかかわらず、観終わった時の衝撃は想定以上でした。DCコミックの架空都市・ゴッサムでのお話ではありますが、そこで起こる事象は、ポピュリズム政治が蔓延る現代の分断社会そのもの。正気と狂気の狭間で際どい綱渡りをしている主人公アーサーに共感しながら観ている観客を最後に待っているのは「ジョーカーとなったアーサーにとっていつの間にか自分は害される側に立っているのでは?」と気づかされる戦慄。一度観ただけでは消化しきれないけれど、もう一度観るのにはかなりの覚悟が必要な映画です。
【総合評価】 ☆☆☆☆☆(満点は☆5つ)
ストーリー ☆☆☆☆☆
演出/演技 ☆☆☆☆☆
映像 ☆☆☆☆☆
音楽/音響 ☆☆☆☆★
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