西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN  監督 / ジェームズ・マンゴールド

2025年03月03日 20時33分21秒 | 西京極シネマ
【出演】
 ティモシー・シャラメ
 エドワード・ノートン
 エル・ファニング
 モニカ・バルバロ
 ボイド・ホルブルック

【ストーリー】
1961年の冬、わずか10ドルだけをポケットにニューヨークへと降り立った青年ボブ・ディラン。恋人のシルヴィや音楽上のパートナーである女性フォーク歌手のジョーン・バエズ、そして彼の才能を認めるウディ・ガスリーやピート・シーガーら先輩ミュージシャンたちと出会ったディランは、時代の変化に呼応するフォークミュージックシーンの中で、次第にその魅了と歌声で世間の注目を集めていく。

【西京極の評価】
音楽が世界を変えることが出来た時代の物語。まさに自分の作った楽曲と歌声で時代を変えていったBD。この手のアーティストの自伝モノだと成功から転落までを描いたものや、知られざる影の部分を描いたものが多いが、本作のBDについてはそれはない。彼の活動はすべて周知のもので、まさに時代を切り拓いていく孤独な戦いをひたすら描いている。ティモシー・シャラメがその孤高の天才が乗り移ったかのように自然に演じています。ちょうどアカデミー賞発表当日の鑑賞であり、本作はノミネートのみに留まったが、素晴らしい作品であることは間違いない。

【総合評価】 ☆☆☆☆★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆☆☆★
 演出/演技 ☆☆☆☆☆
 映像    ☆☆☆★★
 音楽/音響 ☆☆☆☆☆

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3/1 第4節 川崎フロンターレ戦(神奈川・Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu)

2025年03月02日 17時59分07秒 | サンガ観戦レポート2025
今年も初勝利は等々力

2戦連続で勝利目前での逃げ切り失敗のドロー。なかなか勝ちに手が届かない中、神戸戦から中二日で迎えるアウェイ川崎戦。強敵、難敵が続くがここ2戦の内容は悪くない。前節痛んで途中退場したマルコとハファの状態は心配だが、そんなことも言っていられない。監督が鬼木から長谷部に代わった今季の川崎は、ここまで2勝1分けと負けなし。簡単に勝てる相手ではないのは承知の上。それでも他チームとの勝ち点差が広がらないうちに勝ち点獲っておかないとマズい。なんとか勝ちたいが…最低でも勝ち点1。

真夜中にサポ仲間の車に便乗、京都を出発。東名川崎ICで降りて、渋滞の川崎市内を抜け、スタジアム到着したのは朝の9時。コメダ珈琲でモーニングを食べつつ時間を潰す。この日の川崎市内は快晴、気温も20度に届くほどの陽気。スタジアム周辺の早咲きの桜がちらほら咲き始めている。ついこの前亀岡で雪の中応援していたのが嘘の様でした。

スタジアムへの事前搬入の12時。スタジアムへ入るとサンガビジター席のレイアウトを見て唖然。狭い!去年に比べて半分しかない。これは酷過ぎないか?大旗7本…こりゃ横振り攪乱は厳しいな~。

【サンガのスタメン】
 GK: 太田
 DF: 須貝、宮本、鈴木、佐藤
 MF: ペドロ、福岡、平戸
 FW: 奥川、エリアス、原
 SUB: ク ソンユン、ウィリアム、アピアタウィア、川﨑、米本、松田天、中野、平賀、長沢

前節痛んで退場したマルコはやはり欠場。代わって左ウイングに入ったのは奥川。これがJ1初先発。そして右CBには毎試合1回はポンするウィリアムに替えて優太先発。中盤では颯太はベンチに下がり、開幕戦以来の先発となるジョアンがインサイドハーフに入った。そして今季初メンバー入りの天馬の名前も。出番は巡って来るのだろうか?

かたや川崎はACLEを含んだ連戦を考慮して橘田以外の10人ターンオーバー、ほぼ総取っ換え。ひょっとしてウチをナメてる?(ナメてくれても良いよ…勝たせてくれるならw)

【試合感想】
試合前、個人的には長谷部フロンターレがビルドアップに拘ってくれれば良いなと思っていた。浦和にせよ神戸にせよ、そのタイプのチームに対してはサンガのハイプレスが機能する。反対に岡山戦のような割り切って中盤すっ飛ばしの縦ポンサッカーをやられるとサンガのプレスが効かず、ハイプレスの弱点であるGK前のスペースを使われて苦戦する。

結果として長谷部監督は前者を選択してくれた。これ幸い、ウチのガチンコサッカーがハマった。チャンスこそ多くはなかったが、それでも何度かチャンスは作れていた。守備でも久しぶりにCB起用された優太と義宜、そして須貝、響の両SBが上手くエリソンを抑え込んでくれている。主審山本雄大の一貫性のないホイッスルも味方して攻守の切り替えの速い前半を0-0で凌ぎ切った。悪くない。

反撃の機会は後半入りっぱな。橘田の緩いバックパス抜け目なく奪取したハファが敵陣へ持ち込んで逆サイドに走り込んでいた奥川に絶妙のパス。これを奥川が落ち着いて決めてサンガ先制!!サンガサポ大歓声!!

♪ゴール奪え~ 奥川雅也~!紫の魂込めて~奥川雅也~!まっ!さっ!やっ!♪

雅也の10年ぶり、そしてJ1初となるゴール。相手のミスではあるが、こんなに綺麗にショートカウンターが決まったのって…J1復帰して初めてじゃないか?それくらい鮮やかなゴールだった。

その後、高井、家長、脇坂、マルシーニョ、山田新など次々と主力を投入して攻撃の圧力をかけてくる川崎に対して、サンガも潰し屋・颯太&ヨネを投入。川崎にやりたいサッカーをさせない。GK岳志のファインセーブもあって、守備も集中している。2点目が欲しいところだが、今日は奥川の虎の子の1点を守り切る展開になりそうだ。

1点リードのまま突入したアディショナルタイム。ここで満を持してパトリックと天馬を投入。3バック体制で逃げ切りを図る。そして…

【試合後】
ウノゼロ逃げ切り成功!やっとこさ今季初勝利。良かった…嬉しいよりも安堵感。最後まで応援のトーンも落とさなかった周囲サンガサポとハイタッチ。これがサポーターの醍醐味よね。ゴール裏へ挨拶に来たサンガイレブン。今日のどなり役は完封の立役者となった岳志。飛び跳ねろ♪1回目。つづいて殊勲の決勝ゴールを決めた雅也の挨拶。飛び跳ねろ♪2回目。ようやく心からおかえりって言えるよ、ありがとう!(でも雅也、キミも飛び跳ねんとアカンのよ?10年前はそんなのなかったから知らんくてもしゃーないけどねw)

中三日、中二日の3連戦を勝利で締めくくり、声はガラガラに嗄れ、顔には笑みを浮かべつつ勝ち点3をお土産にして京都へと帰路につくのであった。


【試合結果】 川崎0-1京都

【観客数】 22,404人

【得点者】
 京都 : 奥川49

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 太田6.5
 DF: 須貝6.5、宮本6、鈴木6、佐藤6
 MF: ペドロ5.5(HT 川﨑6)、福岡6.5、平戸5.5(77分 米本5.5)
 FW: 奥川6.5(72分 平賀5.5→90+1分 松田天-)、エリアス6(90+1分 ウィリアム-)、原6

【今日の私的MOM】
 奥川 雅也 : 待望のJ1初ゴールは今季サンガの初勝利となる決勝点に

おまけ:実は試合前に密かに購入していたマッチデーボンフィンキーホルダー。コレ買ったら勝つような予感がしてたんだよね~。それが見事的中!こうなったら次も買わんとアカンなw


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2/26 第3節 ヴィッセル神戸戦(兵庫・ノエビアスタジアム神戸)

2025年02月27日 00時53分45秒 | サンガ観戦レポート2025
おかえり~っソンユン!
またも逃げ切り失敗…

ダメダメだった岡山戦。もう一歩で勝ち点3に手が届いた浦和戦。そして中三日  J1連覇中の神戸との対戦。ダメなサンガと良いサンガ、どちらが真の2025サンガなのか?出目によって今シーズンのサンガの行方を占う事になるかもしれない一戦。

スタジアムへ移動中に発表されたスタメン。中三日という事で大幅にターンオーバーする可能性もあったが…

【サンガのスタメン】
 GK: 太田
 DF: 須貝、ウィリアム、鈴木、佐藤
 MF: 川﨑、福岡、平戸
 FW: トゥーリオ、エリアス、原
 SUB: ク ソンユン、アピアタウィア、宮本、米本、ペドロ、奥川、中野、平賀、長沢

先発はレッズ戦から変更なし。一方ベンチメンバーには故障明けから復帰したソンユンと大空の二人と、前節契約上出られなかった優太もベンチ入り。離脱していたメンバーが徐々に現場復帰し始めたのは嬉しい。ソンユンはともかく大空は出番があるかも。

対戦相手の神戸も怪我人が多く、今日は武藤もメンバー外。ま、これくらいはハンデもらってもバチは当たらんでしょw

【試合感想】
またしても勝ち点2が掌から零れ落ちた。

前節レッズ戦のドローはサンガが押し気味に進めて勝って当然の試合だった。対して今日の神戸戦は一方的に相手に圧されながらも良く耐えて、数少ないチャンスをモノにして勝てば大金星となるはずの試合だった。だが、結果はレッズ戦と同じく1-1ドロー。それもあと1分…アディショナルタイムの残り1分耐えきれれば勝ち点3を持って帰れたのに…。

試合は前半から神戸に主導権を握られつつも、ハイラインハイプレスのサンガスタイルを貫き、攻守の切り替えの速さで、神戸に決定機を与えなかった。13分にはラファが中盤でボールをキープしてドリブルで持ち上がり、右サイドを抜け出したマルコに見事なパス。このマルコのシュートがサンガのファーストシュート。これが見事に決まってサンガ先制!前半40分で殊勲のマルコが痛んで早々にピッチを去ったのは計算外だったが、1点のリードを守り切って試合を折り返した。

前半の事は一旦忘れて、ここから試合が始まるつもりで臨んだ後半。神戸の猛攻を受けつつも守備陣がギリギリで踏ん張り、神戸のシュート精度の悪さも幸いして1-0のまま時間が経過する。残り時間も僅かとなり、サンガサポの頭の中にも勝利の二文字が過り始める。

アディショナルタイム6分。長い。長いけど、たかが6分だ。ここまで90分耐えたんだからやれるよな!?やってくれるよな!?そんなアディショナルタイム突入直後に大迫にゴールネットを揺らされる

 ヤ ラ レ タ ・・・か?

ここでVAR介入。どうやらオフサイドだった模様。ゴール無効となり、サンガサポは

 これで勝った…

そう思ったはず。(僕ももちろんそう思った)だがまさにラストワンプレーに最後のドラマが用意されていようとは……。最後の最後、見事な佐々木大樹の抜け出しから同点ゴールを決められ、2試合連続の1-1ドロー決着となった。



【試合後】
神戸サポにしてみればこれだけ押せ押せの試合で同点止まりは不満足かもしれない。あるいはすんでのところで負けなくてホッとしているかもしれない。しかし勝利を確信していたサンガサポのがっくり感はハンパなかった。嗚呼勿体ない。勿体ないお化けが出てきて祟られるかもしれん。こんな勝てる試合、勝ち切りたかった試合を続けていたら、いずれ引き分けはおろか勝ち点1さえ残らなくなりそうだ。ここから中二日でこれまた強敵川崎フロンターレとのアウェイ対戦が待っている。勝てるチャンスを掴んだら、今度は逃がすな!


【試合結果】 神戸1-1京都

【観客数】 11,335人(平日ナイターながらサンガサポ席はほぼ満席)

【得点者】
 神戸 : 佐々木90+11
 京都 : トゥーリオ13

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 太田6
 DF: 須貝6、ウィリアム6、鈴木6.5、佐藤6
 MF: 川﨑6、福岡6(78分 アピアタウィア5)、平戸5.5(72分 米本6)
 FW: トゥーリオ6(41分 奥川5→72分 平賀6)、エリアス6.5(78分 長沢5)、原6

【今日の私的MOM】
 ラファエル エリアス : 後半脚を攣らせ交代も、マルコのゴールをお膳立てしてくれた

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2/22 第2節 浦和レッズ戦(京都・サンガスタジアム)

2025年02月22日 20時16分34秒 | サンガ観戦レポート2025
雪降っとるで…
勝てた試合を…ホーム開幕戦、勝ち点1分け合う

J1初参戦の岡山にまさかの敗戦。シーズン直前の愛媛とのトレーニングマッチで膨らんだ期待は一気に萎み、逆に「また今年も残留が目標なのか…」と不安を抱く形になってしまった。そして迎えたホーム開幕戦。相手は今オフに柏から引き抜いたマテウス・サヴィオを筆頭に大量補強した浦和レッズ。さて、さてまったく連動性のなかった岡山戦から1週間、どこまで攻守に修正は出来ているのか?出来てる…と信じたい!

試合当日は今年2度目の大型寒波襲来で雪の予報。寒いからギリ出勤でイイかと思っていたが、JR嵯峨野線遅延の恐れもあるからむしろちょっと早めに亀岡へ。亀岡駅到着とほぼ同時に強風。そして雪もちらつき始めた。雪国とは言えない亀岡でこの時期はこうなのに…やっぱり秋冬制って日本じゃムリがあるんじゃねぇの、Jリーグさんよ?

【サンガのスタメン】
 GK: 太田
 DF: 須貝、ウィリアム、鈴木、佐藤
 MF: 川﨑、福岡、平戸
 FW: トゥーリオ、エリアス、原
 SUB: 圍、麻田、アピアタウィア、ペドロ、米本、奥川、中野、ムリロ、長沢

浦和からレンタル中の優太は出場出来ず。代わって右サイドバックに入ったのは須貝。アンカーはジョアンと慎平を入れ替えた。ベンチにはほぼ半年ぶりに将吾が名を連ねている。

一方レッズの方は元サンガの荻原が左サイドバックで先発。ウチの須貝とマッチアップする形か…ふむふむ。負けるな須貝!

【試合感想】
勝てた試合だったな~。

断続的に雪が降りしきる中、前半からほとんどの時間帯でサンガが攻勢だった。岡山戦ではまったく機能しなかった前線からのプレスが見事なほどに効いている。レッズにほとんどチャンスらしいチャンスを与えなかった。目立ったのはアンカーの慎平と、須貝&響の両サイドバック。両サイドをワイドに使っての攻めには迫力があった。うん、須貝クンオギにもサヴィオにも勝ってるゾ!

前半もアディショナルタイム突入直後47分にはマルコがダイビングヘッドでレッズゴールのネットを揺らしたがVAR介入、ファウル判定でゴール無効に。くそっ!でも内容的には良い。後半に期待!期待!


今日はイケる…ような気がする…よね?

その後半、ややレッズも落ち着きを取り戻す。しかしサンガのプレスはまだ効いている。主導権は渡さない――その強い気持ちがこちらにも伝わってくる。こういう試合を観たかったのよ、うん。

サポの期待が徐々に高まっていく中で、遂にサンガがスコアを動かす。慎平のパスにゴール前の空中戦に競り勝ったハファが頭でゴールを叩き込んだ!

 や っ た ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ っ !!

これは勝てるっ!…いや、イカン!イカン!ここで緩むと痛い目に遭う!この良い流れを離さず最後まで攻め切ってくれっ!!

このままウノゼロの時間を長く維持したかったが、後半30分過ぎまさかのミスから同点に追いつかれてしまう。マルコが不必要なバックパスをGK岳志に送ったがこれが緩過ぎた。この緩いパスをチアゴサンタナに搔っ攫われ、慌てて飛び出した岳志も止められず、無人のゴールに流し込まれた。嗚呼…同点。

正直勝てた。いや、勝たないとダメな試合だった。終盤に奥川や米本を投入し、浦和ゴールを攻め立てたが、最後までゴールを決める事は出来なかった。

【試合後】
とはいえ、岡山戦の酷いサッカーからは数段良いサッカーが出来ていた。最終盤にアピを入れて3バックにして、前線にはターゲットマンとして長沢を入れてのパワープレー。このオプションは今後も使えそう。今日のところは勝ち点1で満足…は出来ないけど、我慢します。


【試合結果】 京都1-1浦和

【観客数】 14,718人(レッズでもミックスゾーンは埋められず…寒いから?)

【得点者】
 京都 : エリアス60
 浦和 : サンタナ73

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 太田5.5
 DF: 須貝6、ウィリアム5.5、鈴木6、佐藤6
 MF: 川﨑6(75分 米本5.5)、福岡6、平戸5.5(81分 アピアタウィア5.5)
 FW: トゥーリオ5.5(87分 長沢-)、エリアス6(75分 奥川5.5)、原6(87分 中野-)

【今日の私的MOM】
 須貝 英大 : 右サイドバックとして初先発。オギとサヴィオと堂々と渡り合った

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キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド(吹替版) 監督 / ジュリアス・オナー

2025年02月20日 22時03分35秒 | 西京極シネマ
【出演】
 アンソニー・マッキー(サム 声:溝端淳平)
 ハリソン・フォード (サディアス・E・ロス 声:村井國夫)
 ダニー・ラミレス  (ホアキン・トレス 声:布施川一寛)
 ティム・ブレイク・ネルソン(サミュエル・スターンズ 声:森川智之)

【ストーリー】
スティーブ・ロジャースから“正義の象徴”である盾を託されたファルコンことサム・ウィルソンが、新たなキャプテン・アメリカとなった。そんなある時、アメリカ大統領ロスが開く国際会議の場でテロ事件が発生。それをきっかけに各国の対立が深刻化し、世界大戦の危機にまで発展してしまう。混乱を収束させようと奮闘するサムだったが、そんな彼の前にレッドハルクが立ちふさがる。

【西京極の評価】
キャップが代替わりしての1作目だから仕方ないのかもしれないけど、やっぱり全体的にこじんまりまとまってる感じだ。お話も結局はハリソン演じるロス大統領のマッチポンプ感あって、今の国際社会と符合するように内向きなシナリオでこれまでのMCUらしいスケール感がちょっと足りないかな。バッキーが出て来るシーンが一番ワクワクしたから彼が活躍しそうなまもなく公開される『サンダーボルツ*』の方が気になりました。

【総合評価】 ☆☆☆★★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆☆★★
 演出/演技 ☆☆☆★★
 映像    ☆☆☆☆★
 音楽/音響 ☆☆★★★

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教育無償化で日和ってんじゃねぇよ!

2025年02月19日 20時29分18秒 | 日々の雑感
おいっ、前原っ!
何、石破の味方してんだよっ!?
自身の政治公約である教育無償化という名のニンジンをちらつかされて
自公の予算案に賛成しても良いなんて
反自民反共産の政治信条を翻すんかいっ!?

国民民主ばっかモテ囃されて悔しいのも解るけど
教育無償化より所得税減税控除の壁178万円へ引き上げの方が
国民が受ける恩恵はデカいに決まってるやん!

今、自民党と財務省の口車に乗ったら
今度の参院選でまた維新大負けするで。

あと、ガソリンのトリガー解除もやってくれんと!
サンガのアウェイ遠征費が高くなって仕方ないわっ!

Broken Rage  監督 / 北野武

2025年02月16日 18時03分52秒 | 西京極シネマ
【出演】
 ビートたけし
 浅野 忠信
 大森 南朋
 中村 獅童
 白竜

【ストーリー】
男たちの欲望渦巻く裏社会で、殺し屋としての並外れた能力を武器に暗躍する男・ねずみ。ある日、殺人容疑で警察に捕まった彼は罪を見逃してもらう代わりに、覆面捜査官として麻薬組織に潜入するよう命じられる。

【西京極の評価】
Prime Video独占配信の北野武監督最新作…と言っても約30分のドラマを前半シリアス、後半コメディで撮り直すという実験作。ギャグ部分はほとんどが小ネタばっかでスベリまくりで苦笑いしか出て来ない。もうコメディアンとしてのたけしは完全に時代遅れなんだなと哀しくなる。ですがシリアスドラマの本当のオチはコメディのラストにあるので、我慢してラストまで観てください。全部観ても60分ちょいなので(苦笑)

【総合評価】 ☆★★★★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆★★★
 演出/演技 ☆★★★★
 映像    ☆☆☆★★
 音楽/音響 ☆☆★★★

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2/15 第1節 ファジアーノ岡山戦(岡山・JFE晴れの国スタジアム)

2025年02月15日 21時26分37秒 | サンガ観戦レポート2025
まさかの完敗…褒めるとこ無しの開幕戦

クラブ史上初となる4年目のJ1シーズン開幕。対戦相手は昨季プレーオフを勝ち抜いてJ1に初参戦するファジアーノ岡山。元日本代表江坂が加入し、強力FWルカオの活躍もあってシーズン前の練習試合では鹿島相手に快勝している事もあって新参とは言え油断出来ない相手。それに開幕戦はシーズン全体を占う意味では大事だから、是が非でも勝ってもらわないと!チケットは発売5分で即完売。争奪戦となったが、僕は幸いにも無事ゲット。試合当日はちょい早めの早朝6時過ぎに京都出発。今年からシティライトからJFE晴れの国に改称された岡山ホームスタジアムを目指す。

スタジアム到着したのは9時半。開場2時間前だったが、ビジター入場口は大勢のサンガサポが列を成している。「こりゃ大旗振れないかも…」と心配したけれど、ビジター席は最前列だけでなく、中段でも最後列でも大旗OK。後から入っても最後列通路で大旗を無事セットする事が出来ました。

【サンガのスタメン】
 GK: 太田
 DF: 宮本、ウィリアム、鈴木、佐藤
 MF: 川﨑、ペドロ、平戸
 FW: トゥーリオ、エリアス、原
 SUB: 圍、アピアタウィア、須貝、米本、福岡、奥川、中野、ムリロ、長沢

右サイドが心之介でなく優太で、アンカーが慎平じゃなくジョアン(ペドロ)。インサイドハーフには愛媛とのトレーニングマッチでは出場のなかった颯太と平戸が入った。心之助はひょっとして重症なのか?あとベンチには奥川クンが名を連ねている。出番はあるのか?

【試合感想】
試合内容は一言「酷かった」

試合開始して最初の失点を喰らうまでは、ほとんどウチの時間帯だった。5、6回立て続けにCKのチャンスを得たにもかかわらずそれを全て無にすると、パトリック(ウィリアム)が最終ラインでボール保持にこだわり過ぎて与えた岡山のCKで失点許すと、そこから攻守の歯車が一気に崩壊。ボール保持は出来ても敵陣深くへボールを運べず、36分にも追加点を与える。

後半に入ってジョアンに代えて慎平、優太に代えて須貝を投入すると、ややリズムを取り戻したかに思えたが、前線のチグハグ感は変わらず。2点のリードを得た岡山がやや慎重な試合運びに切り替えた事もあってか、サンガにゴールの気配はまったくなかった。その後に奥川と(中野)瑠馬を投入してもチャンスらしいチャンスは生まれず。15本放ったシュートのうち、枠内シュートはわずかに4。そのいずれもがほとんど岡山GKブローダーゼン正面ばかり。ほとんど見せ場なく試合終了のホイッスルを聴く事となった。

【試合後】
キジェ体制になってから最低と言っても良い酷い試合内容だった。開幕前に膨らんだサポーターの期待を一気に萎ませるクソ試合だった。ブーイングする気も失せた。

おめでとう岡山。キミらの方が上手かった。完敗です。おとなしく帰ります。


【試合結果】 岡山2-0京都

【観客数】 14,575人(チケット完売でも1万五千いかないんや、このスタジアム…)

【得点者】
 岡山 : 田上23、木村36

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 太田5.5
 DF: 宮本4(HT 須貝5)、ウィリアム4、鈴木4.5、佐藤5.5
 MF: 川﨑5.5(62分 中野5)、ペドロ5(HT 福岡5.5)、平戸4
 FW: トゥーリオ4(62分 奥川5)、エリアス4.5(75分 米本5)、原4

【今日の私的MOM】
 福岡 慎平 : 後半投入で崩壊したチームを必死に立て直そうと奮闘したが…

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メイクアガール  監督 / 安田現象

2025年02月13日 21時11分44秒 | 西京極シネマ
【声の出演】
 種崎 敦美(0号 / 水溜稲葉)
 堀江 瞬  (水溜明)
 増田 俊樹(大林邦人)
 幸村 茜  (雨宮天)

【ストーリー】
現在より少しだけ先の未来。人々の生活をサポートするロボット「ソルト」を開発・製品化することに成功した17歳の天才科学者・水溜明は、新たな発明が失敗続きで行き詰まりを感じていた。そんな中、クラスメイトから“カノジョ”を作ればパワーアップできるという話を聞いた明は、人造人間のカノジョ「0号」を創りだす。順調に恋を育んでいくかのように思えた明と0号だったが、いつしか0号はプログラムされた感情と成長していく気持ちの狭間で葛藤するようになり…

【西京極の評価】
キャラデザが好みだったので事前情報なしで鑑賞。いきなり感情の無い主人公・明が人造人間の女の子“0号”を造る。コレだけでもう凄いじゃねぇかって思うが、劇中ではなぜか全然フツーっぽく扱われている。お話としては人造人間が自我を持って悩み始めるよくある展開。でも0号に対する扱いの違和感がぬぐえぬままラストまで行ってしまいます。そこが大いに不満。アニメーションも待機モーションっぽいところが多過ぎてテンポが悪い。この監督、それほど巧いとは思えないのだが…

【総合評価】 ☆☆★★★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆★★★
 演出/演技 ☆☆☆★★
 映像    ☆☆☆★★
 音楽/音響 ☆☆★★★

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涅槃(上・下巻)  垣根涼介 / 著  角川書店

2025年02月12日 21時08分11秒 | 西京極の本棚
     
【紹介文】
天文年間、小土豪が群雄割拠する中国地方で没落した宇喜多家の嫡男・八郎は、その器量を見込まれ、豪商・阿部善定のもとで父母とともに居候していた。やがて成長した八郎は、直家と名乗り宇喜多家を再興、近隣の浦上家や三村家と鍔迫り合いをしながら備前一国に覇を唱える。武芸よりも商人としての感覚が勝る異色の武将は、いかにして成り上がったのか? 『光秀の定理』で歴史小説に革命を起こした著者が描く、歴史超大作!

【総合評価】 ☆☆☆☆☆(満点は☆5つ)
 ドラマ性 ☆☆☆☆☆
  独創性 ☆☆☆☆☆
 読み易さ ☆☆☆☆★

【西京極の読後感想】
タイトルである“涅槃”とは言うまでもなく仏教用語の悟りを開いた状態を意味する。本作は八郎ことのちの宇喜多直家がその波乱に満ちた末期に悟りの境地に至るまでを描いた力作である。宇喜多直家と言えば、斎藤道三・松永久秀と並び戦国期三梟雄と呼ばれたクセ者武将。他家に対しては暗殺・謀略の限りを尽くし無手から備前美作四十万石の太守まで成り上がった一方、家中や領民に対しては生涯誠心篤実な主君であったという。その二面性が直家の成長の過程において如何にして形成されていったかを著者独特の分析と表現力で描いている。一部、性的描写が生過ぎて辟易する点を除けば、宇喜多直家という謎多き武将を知るための良いテキストになると思う。

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