東海光学より発売された新商品。
遮光レンズを使用したオーバーグラスです。
もちろんサングラスとしても使用して頂けます。
※オーバーグラス
眼鏡上に使用出来るサングラス、もちろんサングラス単体としても使用出来ます。
上下左右の光入射も防ぎます。
詳しくはこちらをご覧下さい。
東海光学より発売された新商品。
遮光レンズを使用したオーバーグラスです。
もちろんサングラスとしても使用して頂けます。
※オーバーグラス
眼鏡上に使用出来るサングラス、もちろんサングラス単体としても使用出来ます。
上下左右の光入射も防ぎます。
詳しくはこちらをご覧下さい。
前回ご紹介したこちらのお客様。
lafont + KYCシームレス(特殊レンズ)の組み合わせになりました。
外見上は強度数だと殆ど解りません。
レンズの厚みも抑えられ、美しい仕上がりです。
強度数の方に(遠視)お勧めでき、厚みや外見上の問題も解消出来るレンズです。
斜視、斜位とは?
斜視
両眼の視線が目標に向かって交叉せず、一眼の視線が目標とは別方向に向かっている状態。
斜視の場合、常に物が2つに見えてしまいます。
この場合、プリズムレンズにより補正します。
斜視角が強くプリズムレンズでは補正出来ない場合、フレネル膜(膜プリズム)や手術により補正します。
斜視手術
①後転術
眼筋の付着部を後方へ移動し、眼筋の作用を弱め斜視角の改善を図る。
②短縮前転術
眼筋の一部を付着部を含んで切除し、眼球への付着部を前方へ移動し眼筋の作用を強くして斜視角の改善を図る。
斜位
両眼視を行っているときに眼位に異常はないが、融像が妨げられたときに眼球偏位があらわれる状態。
斜位は通常、物が2つに見える事はありません。
しかし、眼位のズレを常に目が補正している状態なので目が疲れてしまいます。
この眼位ズレをプリズムレンズで補正すると、目は疲れにくく快適な状態になります。
プリズムレンズとは透明体でできた三角柱レンズです。
通過する光はレンズの厚みが厚い方に曲がります。
通過したレンズが1mで1cmズレる時、1△(プリズム)となります。
幼少期に斜視があり、適切な治療を受けなければ視力障害(弱視)が発生します。
弱視を放置すれば今後、視力回復は望めません。
斜視治療については、出来るだけ早く治療する事をお勧めします。
内斜視のお客様。
眼鏡処方箋をお持ちいただきました。
眼鏡処方箋値
R(右)S-2.00 10△Base Out
L(左)S-1.50 C-0.75 AX180 10△Base Out
PD60.0㎜
このプリズム度数だと通常は手術、又はフレネル膜の対応になります。
プリズムレンズは斜視や斜位で両眼視機能が低下し、複視を訴える場合に適応となります。
脳梗塞などを原因とし、後発的に複視を自覚する場合もプリズムレンズ処方となります。
※複視(左右眼の視線が異なり、物が2つに見える)
下記画像をご覧下さい。
左側の目の眼位は内側(内斜視、内斜位)を向いています。
右側の目の眼位は外側(外斜視、外斜位)を向いています。
この眼位のズレを補正するのがプリズムレンズです。
次回は斜視、斜位とプリズムレンズについて詳しくお話しします。