3Dを利用したVT(ビジョントレーニング)があります。
これには平行法と交差法の2種類があり、使い分けが必要です。
自己の眼の使い方の癖を正確に把握しなければ、正しいトレーニングにはなりません。
3DによるVTの目的は固まってしまった眼の筋肉を解す事です。
長時間一つのものを固視し続けると眼の筋肉は固まります。
この固まりによって近視の進行など、全身にも様々な影響を及ぼします。
《平行法》 リラックスしてぼんやり見る感覚 図形が浮き上がって見える
《交差法》 集中し睨みつけて見る感覚 図形が奥に沈んで見える
例えば内斜位の状態(眼が内向き)では平行法が効果的です。
逆に交差法では内向き傾向が強くなってしまい、ストレスを抱える事になります。
自己の眼の状態を把握した上で、有効なVTにチャレンジして頂くことが大切です。
※一般的な例えです、内向きの方全てに交差法が効果的という訳ではありません。