秘密保護法と共謀罪を考える四日市の会

秘密保護法・共謀罪に反対し、その廃止を求めましょう!

秘密保護法自主学習会案内

2015年02月10日 | スケジュール
「秘密保護法を考える四日市の会」は2月27日(金)13時~15時、四日市市中部地区市民センター(〒510-0071 三重県四日市市西浦1丁目8-3)で、「秘密保護法自主学習会」を行います。事前申し込み、参加費いずれも不要です。

主催:秘密保護法を考える四日市の会
(http://blog.goo.ne.jp/no-yokkaichi  メールno-yokkaichi@outlook.jp)

当会のメンバーが、自分の言葉でこの法律についてちゃんと人に訴えることができるように、自分たちがまずよくこの法律を知ることから始めよう、と企画しました。
メンバーそれぞれが自分でこの法律について関心のあるところをレポートして発表します。
自主学習会の形式ですが誰でも関心のある人は参加できます。

どうぞおいでください。

秘密保護法に反対するピースアクション・よっかいち第2回めの街頭活動

2015年02月09日 | メッセージ
ずいぶん更新が遅れてしまいました。
 
湯川さん、後藤さんが人質となった事件で、なんとも無残かつ無念な結末を迎えて、言葉のない思いでした。

 殺戮に対し殺戮で報いるならば、世界はこの方々の望まれた平和へは到底至らぬものと思います。この事件をきっかけに、自衛隊が海外で武力を行使できるように法整備を進めたいと首相が言っているのを聞きます。それはお二人に報いる道ではなく、お二人を利用することで、全くの倒錯した道です。

 さらに、政府はこの事件に関する海外での情報などを、「特定秘密」に指定するつもりだと述べました。最悪の結果に終わった経緯を検証せず、下した判断の誤りを直視しようとせず、政府は自分の決めた道を邁進するのでしょうか。真実を封印し、自分たちは行動の責任を取らないといったのと同じです。

 そうして反省のない行動を続けた結果、国民はどんな犠牲をこれから払わされるのでしょうか。
 今すべきことは、どうしてあのような経緯を辿ることになったのか、情報を隠匿することなく多くの人が検証できるようにして、政府が誤りを認め、直ちに行動を正すことではありませんか。それが責任を取るということで、「我が道を行く」ことに執着し、相手に「罪を償わせる」ことでは全くないと思います。


 2月6日、強風吹きすさぶ中、近鉄四日市駅前街頭で「秘密保護法に反対するピースアクション・よっかいち(呼びかけ人:秘密保護法を考える四日市の会)」は11名でチラシ配り・プラカードほか、「秘密保護法反対」「戦争する日本にするな」と訴えました。約230枚のちらしを1時間で配布しました。受け取りは概してよく、以下のようなやりとりも聞かれました。

「こういうことはもっと声を大にして言わにゃならん」
「(ちらしを握りしめて)ごくろうさま」(他にも複数名)
「うちの店でも憲法カフェやって。」

 先の戦争に突入する時、開戦の判断に責任ある人々は誰も日本に勝ち目があると思っていなかったと聞きます。しかし、誰かが言えばいいのに、と思いながら、「止めましょう」という勇気が誰にもなく、その無責任によって、日本はそのような戦争をはじめてしまったといいます。

 私たちは市民の立場として、一市民が言えることは言う、というスタンスで努力していきます。戦争はすでに多くの方が人生の中で経験したことがないというのが日本に住む人の現状だと思います。
 しかし戦争は数々ある人権侵害の中の最たるもの、生きろと言わず死ねというもの、最大の環境破壊です。経験したことがないからこそ、想像力を持って、戦争のリアルさを心に描きましょう。戦争がどうやって作られるか(人間が作るのであっていつの間にかそうなるのではない)を知る努力をしましょう。

 ひとりの力は微力でも、無力ではない。励まし合いましょう。