秘密保護法と共謀罪を考える四日市の会

秘密保護法・共謀罪に反対し、その廃止を求めましょう!

大学生の活動

2014年01月30日 | メッセージ
「秘密保護法」の危険は、若い世代の方も痛切に感じていると思います。

ぜひ次のサイトをご覧ください。
滋賀大学4年生の中須俊治さんが呼びかけ人となって、大学生に働きかける運動がされています。

http://anti-secrecy-law-for-students.jimdo.com

昨年秋からあまりのことにひどいといって立ち上がった市民団体は、全国で80とも90とも言われます。それらは私たちの会のように、ひとりひとりが今までよりも少し勇気を出して、自分の壁を飛び越えるような覚悟でなされたことだと思います。
それは今でも、衰えず広がり、繋がりつつあります。

ご紹介するサイトでも記されているとおり、大学生の方が勇気を出して行動を起こし、周りに呼びかけ、無理解な声に苦しんでもそれを乗り越えて、発信と創造的な活動を続けておられます。

このような姿に、強靭な知性を感じます。これからも年代を越えて、励まし合っていければいいと思います。



2月の活動

2014年01月30日 | スケジュール
2月の活動予定をお知らせします。

2月 6日(木)14時~15時
2月25日(火)13時~14時

いずれも近鉄四日市駅前付近で署名集めやチラシ配り他、活動します。

自分も加わりたいという方やお問い合せは以下のアドレスまでどうぞ。
no-yokkaichi@outlook.jp

NHK新会長の発言

2014年01月27日 | メッセージ
籾井勝人NHK新会長の発言についてー秘密保護法に関連することがら

 籾井勝人氏はNHK新会長としての就任あいさつ時の記者会見で、NHKスペシャルなどの番組で秘密保護法に対する取り扱いがないことを問われ、「通っちゃったものは言っても仕方がない」と述べました。

 公共放送と自認するNHKはじめ報道各社はまさに秘密保護法による圧迫を受ける当事者であるのに、ずいぶんあきらめのいい発言ですね。市民の側が、「まだ施行されていないうちになんとか廃案に追い込んで、民主主義を守ろう」と日夜がんばっているのに。
 報道主体としての矜持もどこかに捨て去ってしまったようですね。かっかする必要もないそうで、条文をお読みになったことがあるのか、疑問に思います。

 さらに籾井氏はNHK国際放送では日本の立場を政府見解通りに伝えるつもりかという質問に対して、このように答えています。「政府が右と言ったものを左と言うわけにはいかない。」
 そうであれば国家権力としての行政機関である政府が、もし誤りを犯していても指摘することもなく、言いなりになってそれを国際的に知らしめるということを自認してしまったわけです。もう秘密保護法の先取りです。それでは国営放送と言われても仕方がありません。

 「公共放送」だといって一生懸命受信料を集めておられますが、「公共放送」を主張するのであれば中立性を保つことを旨とするはずです。中立性はどうやって維持するのかというと、その報道機関が「公正なものさし」を持っていて、情報を判断・整理し報道することであって、誰かの決めたことや言うことを無批判に流すことを意味するのではない。かえって、悪いと思われる点ははっきりと指摘し、主体的に報道すべきです。
 NHK自身、ニュースでは、新会長によるこれら問題ある発言について正直に報道するべきではなかったでしょうか。残念ながらそれを伏せて報道されたようです。 

 公共放送が本来の目的である「公正な放送を目指し、中立を保つ」という性質を失うということは、裏返せば主権者たる人々をー市民一人ひとりの益を守ることを放棄するということを指します。NHKの新会長としてのこれらの発言は、自らの誇りを捨て、国家権力に追従する、主体性のない報道機関となったという姿勢を国内外に公言することになります。とうてい許されるものではありません。

 NHK内部からも批判が出ていると聞きますが当然でしょう。以下、抗議先を記します。

【抗議先 】
NHKへのご意見・問い合わせ窓口
TEL 0570-066-066
FAX 03-5453-4000
メール http://www.nhk.or.jp/css/goiken/mail.html
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1月24日の行動、名古屋の集会・デモ

2014年01月25日 | スケジュール
名古屋のデモに行ってきました


 1月24日は近鉄四日市駅そばでチラシ配り・署名集めをしました。

 久しぶりに寒気の緩んだ日で、風もなく、元気に活動しました。チラシ250枚ぐらい受け取ってくれました。
 それから、エイヤッと出かけて行きました。


 エンゼル広場には主催者発表で、約3000人が集まったということです。四日市から、桑名から、鈴鹿から、津から、伊勢から・・・三重県各地から出席者があったと思います。


 「秘密保護法を考える四日市の会」・「『秘密保護法』に反対する鈴鹿市民の会」・「秘密保護法に反対する市民ネットワーク・三重」からも、それぞれ代表や事務局として計3名、三重県勢として、集会でごあいさつをさせていただきました。どれもできて間もない団体ですが、「市民ネットワーク・三重」についてはまた稿を改めてご紹介します。
 集会、デモともに、とても熱気あふれるものでした。長く、厚い列になって栄の繁華街をぐるり巡り歩きました。




 集会、デモの様子は「秘密保全法に反対する愛知の会」ブログにアップされました。

http://nohimityu.exblog.jp/21535456/

 また、動画もあります。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/121444


 合唱、オリジナル曲の弾き語り、スピーチなど、たくさんのアピールがありましたが、27条あるこの法律の解説、94歳の方の証言などが、その中でも特に生々しく思われました。

 
 オリジナル曲を歌われた方の歌詞のなかに、「(秘密保護法は人々を)最初はゆるく、後からきびしくしめつける」意味のことばがありましたが、まさにこの法律はそういう経過をたどるだろうと思い、そうだ、鋭い!と思いました。