エンスーMの「クルマとともに」

私が愛したクルマたちのことを忘れないために…

昭和58(1983)年式スズキマイティボーイ(4MT) S58.10〜12

2022-04-02 12:20:00 | 日記
やはり年度末はバタバタしますね。仕事が忙しいと、やっぱり書き込みのモチベーションが上がりません。

「スズキのマー坊と呼んでくれ」
というキャッチコピーだったと思いますが、それよりも、
♩金はないけどマイティボーイ♫
というCMソングが記憶に残っています。

写真は借り物ですが、これは上級グレードですね。サイドプロテクションモールが付いて、リヤにはクーペっぽく見えるモノが付いているから。
私のは、正真正銘45万円バージョンで色は豆腐のような白でした。
ディーラーオプションの太いストライプ、リヤのデッキ(荷台)には白レザーのトノカバー、タイヤは標準のバイアスからラジアルに、ホイールはアドバンの10インチアルミ…等々、満艦飾にしても売れ残っていたディーラーの試乗車。
ドアミラー認可直前のフェンダーミラーでしたが、これはドアミラーのパーツだけもらって自分で穴開けして取り付けることに。

とにかく通勤にだけ使えりゃ良いと深く考えずに購入したら、すごく暗い丸目のヘッドライトは丸型2灯用ではなく、ハロゲンに交換不能でガッカリ。これはリレーキットと同時点灯ユニットの取付で多少マシになりましたが。
お店にあったフロンテ(アルトの乗用型)と乗り比べると、基本は同じはずのフロンテのエンジンが全然滑らかな上に静かだし、パワーも違う。
何ともだまされた気分になり、それでもレギュラーでリッター20キロも走ってくれるから仕方なく乗っていました。

ところが、大きな水たまりの通過後に赤信号でブレーキを踏んでも全く止まらない!たまたま前や左右にクルマがいなかったから事故にはならず、信号無視しただけで捕まりもしませんでしたが、初めて乗った(前輪が)ドラムブレーキのクルマに肝を冷やしました。
教習所で、洗車や水たまり通過後はブレーキを乾かすように教えられたことを思い出しましたが、今でもそのように教えているのでしょうか。

このマー坊はバイト先の社長からもらった12インチのハヤシストリートに、日産マーチを買った友人からもらった純正タイヤ(145SR12)を組んで履かせたり、ステレオをDIYで付けたり、ステアリングはMOMOと、結局いじりながら3か月ほど乗りました。

小さな荷台には灯油のポリタンクが5個積めて、意外に便利。でも、そうすると前輪荷重が抜けてしまい、冬の急坂は登れません。そこをどうやって切り抜けたかと言うと、バックで登ったんです。懐かしい。

そんな中、翌春からの転職先が決まり、クルマを1台にしようと86のレビンかトレノに狙いを定めました。
カリーナは友人に譲って、マー坊は出身ディーラーへ戻ることになり、何となくソアラっぽいイメージのあったレビンの2ドアを買うことにしたのです。当時、3ドアの方はリトラクタブルライトのトレノがセリカXXの廉価版という感じでした。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿