くるま走ってたの!ANNEX

小田急線を中心とした鉄道写真と電車に関する色々な話題、カメラの話、などなど、ゆるーく書き散らしています。

GSE、ブルーリボン賞を取らせたくない...まあこれじゃ取らせたくても取れないか

2017-12-06 21:00:00 | 鉄なニュース
小田急の新型特急がいよいよその姿を現しました。

「特急ロマンスカー・GSE」特設サイト

このWebサイトでは全貌がよく分からないので、鉄道新聞の記事も参照。

小田急電鉄新型ロマンスカー70000形「GSE」お披露目レポート

以下引用。
> 新宿~箱根などを結ぶ特急ロマンスカー。
> 1957年に登場した初代「SE」(3000形)から数えて9代目のロマンスカーで、2018年3月中旬にデビューします。
> 展望席16席を両先頭車に設置するほか、同社特急車両最大となる高さ1mの連続窓の側面窓を採用。
>車両の左右の振動を抑制する装置を搭載するなど、居住性と乗り心地が向上します。
へー。
そうなんだ。
良さそうですね。

で、その姿はというと...あまりやりたくないんですが鉄道新聞のこの画像に直リンク貼らせて頂きます(スミマセン)。


...ええーっ!?
なにこれ???
ひでえーーーっ!!!
ロマンスカーなの? これ、ロマンスカーなの? 本当にロマンスカーなの?
っていうか、完成してるの?
なんかこう、取り付けなきゃいけない部品とか、まだあるんじゃないですか?(笑)

ひと目みて私が思い出したのがこれ。

誤解なきよう、「東武リバティと同じテイスト」ではないですよ。
「東武リバティのティッシュペーパーBOX」と同じテイストがするんです。
もっとハッキリいえばティッシュペーパーBOXみたいだなと。
中身は最新式で快適で高性能で良いのかもしれないけど、このデザインはないでしょうよ...

岡部憲明という設計者が、伝統的な鉄道車両のカタチという概念から脱却したデザインを志しているのはまあ分からないではないです(一切共感はしませんが)。
ただ、高速移動する機械構造物としての美しさまでごっそり切り捨ててしまっていように感じるのですよ。
昔、小学館から出ていた「小学○年生」シリーズのふろくで付いていた、ボール紙で作る工作のようなこのカタチ。
いかがなものなんでしょう?

細かい部分でも言いたい事は色々ありますけれど、特にダメと思ったのは色。
塗装途中かと思ったらこれで完成形なんですよね?
バーミリオンなんて、ベタ塗りしたら錆止めにしか見えない色なんですけどね(笑)。
これを完成形としたデザイナーと、採用した小田急の中の人の感性、理解できないです。

正直、期待はしていなかったんですよ、まったく。
それでも、ここまで酷い恰好の電車が生まれてくるとは思わなかった。
これまで最悪だと思っていたEXEがマトモに見えてきてしまった...

この新型車、生方良雄氏はどう感じていらっしゃるんでしょう?

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