しばらくお休み状態でしたが。
珍しくPCの話など。
実はメインPCがこんな事になっちゃってます。
見た目はIBMのNetVista M42 UltlaSlimなんですが。
臓物が一部はみ出てます、というか人工呼吸器状態?
上に乗っかっている臓物は、玄人志向の安物ATX電源です。
実は中身はまったく別物です、いわばM42 UltraSlim“改”です(笑)。
中の写真をお見せしたいところなんですが、仕上げがイマイチ美しくないので今回はやめておきます。
経緯を申しますと。
もともとはPentium4-2.4GHzだったNetVista M42 UltraSlimを、昨年末にAthlon X2化してみたのです。
そうしたら、速いは速いんですがいろいろと問題が...
→電源との相性問題でやや不安定
→FLEX ATXタイプの電源に交換
→電源爆熱&エアフロー最悪で排熱追いつかない
→ファン強化
→うるせー!
→我慢の限界(笑)
→そしてこの度、目出度(?)ATX電源を調達して外付け電源化。
結果、静粛性とエアフローは無事確保出来たものの、M42 UltraSlimのせっかくのスリム筐体が活きないなぁ(^_^;
どうしたものか思案投げ首です。
メーカー製小型PCは熱問題までよく考えられているなぁと感心してしまいますよ。
私はM42 UltraSlimの筐体デザインが大変気に入っており、実は予備を1台調達してあったりしますので、そいつをAtom330化しようかな、なんてことも画策中です。でもそれじゃ原型M42よりも遅いかな?(笑)
さらに言うと、後継モデルのS50 UltraSmall(P4-3.0GHz)もHDDレスの状態で1台在庫しているんですが...いや、IBMの小型デスクトップ機が大好きなんですよ私(笑)。
Mini-ITXボードを使うと、色々な筐体のPCを最新スペックに化けさせる事が可能です。
市販の自作用PCケースは奥行きが長いものが多くて、たとえば本棚に置くような場合はちょっと不便。
そういう時には、メーカー製小型PCの筐体を流用してMini-ITXマザーボードを搭載するのも一興かと思います。
ただし、電源とエアフローには格別の留意が要ります。私のM42“改”の場合、筐体ファンを逆付けにして純正のM42とは逆のエアフローにしたり、バックパネルのうち本来ふさがっている部分を開け放って小型ファンを設置したり、けっこう苦労しています。
また、メーカー内製マザーボードの場合、CPU等の各種デバイスの配置等が自作用市販品と大幅に違っている場合があり、内蔵HDDや光学ドライブと干渉することもあります。私のM42“改”もそのパターンで、非常に苦労してHDDを取り付けてあります(=PCIバスのライザーカードを加工してHDDステーにしています)。場合によってはドライブの外付化も考えた方が良いでしょうね、電源を外付けにするよりもドライブ外付けのほうがスマートですから(笑)。
その他にも、想定外の場所で干渉が発生することもあります。私のM42“改”の場合も、筐体バックパネルの一部を金ノコでガリガリ削ってあったりします。
ま、マニアか物好きでなければ手を出すべきでない世界ではありますかねぇ。
ついでにサブ機、というかこっちは写真編集用PC。
M42 UltraSlim“改”はネットとメールと動画鑑賞用と諸々です。
見た目は普通、Gigabyteのケースを使った自作機です。
中身もただのG33マシン。
今回はこちらも大幅改修を実施。
もともとPrescottコアPentium4-3Gの発熱が嫌になったのが理由で組んだPCなもので、パフォーマンス無視のローコスト志向でイマイチ速くない貧民構成だったのですが。
Windows7発売に合わせてCPU換装&グラフィック強化を実施...あ、もちろん、Windows7は導入せずXPのままです、単に新OS発売を機に“改造を思い立った”というだけです(笑)。
CPU...E2160 PentiumDualCore → E8400 Core2Duoに。いまさらですが、中古で1.3万ですから。
グラフィック...G33オンボード → Geforce7900に。こっちもいまさらですが、中古で5000円ですから。
といった形で、ローコストの貧民向け構成から、周回遅れながら中の上程度のグレードの構成にグレードアップと相成りました。
ところで、写真用途なら無理に最新のグラフィックボードを使う必要はないようです。
Geforce7900、良い具合ですよ。
アナログ出力をCPU切換器経由で22インチ(1680×1050)に出力しても画質的には何ら問題ありません。
3D性能を重視せず2D環境を大事にするなら、最新型よりこの手の旧世代のほうが良いという噂は、どうやら本当のようです。
なんでも、Geforceの8000番台以降はハードウェアアクセラレータが省略されていてGDI性能が落ちるので、通常のWindows操作では“もっさり”なんだとか。それって、写真編集がメイン用途の私としては困ってしまいます。
私は3Dゲームなんかやらんし(そもそもゲームをやらないし)、Windowsエアロとか使わないです。
必要なのは、①エロDVD再生支援機能、②デュアルモニタでもへこたれない大容量のビデオメモリ、以上。
なので、メモリさえたっぷり積んでいるモデルならば、格安で買える旧型上位モデルが適しているわけです。
...ということで、マシンパワー&快適性を得たことですし、ぼちぼちViewNXと格闘開始しましょーかね(-_-;