今が盛りのオオキンケイギクですが
日本生態学会が定めた「日本の侵略的外来種リスト」に挙げられています。
北米原産の多年草で、1880年代に観賞用や道路ののり面などの緑化用に導入されました。
強い繁殖力で、カワラナデシコなどの在来の野草を駆逐してしまう恐れがあり、
2006年に特定外来種に指定され、現在は駆逐を呼び掛けています。
吹田市でも4月号の「市報 すいた」16ページに掲載されていました。
ナガミヒナゲシも特定外来生物に指定されています。
1961年に初めて東京都世田谷区で確認されました。
アルカロイド性の有毒成分があり、要注意外来生物には指定されていませんが
生態系や人間活動に影響を与える可能性があり注意を促しています。
1株に出来る実の数は、約100個で1個の実には約1600個の種が入っています。
未熟な種子でも発芽力があり、繁殖力が旺盛な植物です。
色も美しくかわいい花なので目を引きますが要注意です。