自転車で通りかかった 朝の市場池の風景です。
さすがの水鳥たちも 日向ぼっこのようです。
↑ 午前9時の風景です。
↑ 午後2時の風景です。朝もきれいに並んでいました。
幼なじみの友人が「閑谷学校」の写真2枚を送ってくれました。
↑ 300年を経た今も美しい姿の石塀(全長が765m)が 学校全体を囲んでいます。
懐かしく、いろいろな思い出がよみがえり、調べてみました。
↑ 備前焼瓦の講堂
江戸時代寛文10(1670)年、岡山藩主池田光正により創建されました。
現存する世界最古の、庶民のための公立学校です。
永続を願う藩主の意を受け、家臣・津田永忠が約30年をかけて、
元禄14(1701)年、現在とほぼ同様の外観を持つ堅固で壮麗な学校を完成させました。
創建当時の講堂の屋根は茅葺でしたが、改築され「備前焼瓦」にふき替えられました。
内部は、10本の欅の丸柱で支えた内室と、四方を囲む入側とで成されています。
床は、拭き漆で顔が映るほどピカピカです。
火灯窓から入る光で柔らかく反射されています。
「講堂内はクモの巣一つありません。天井がクスノキ造りのため。」
と子供の頃に聞かされました。
開校以来、講堂の床に正座して論語を学ぶことが伝統です。
紅葉した木は、楷です。
「学問の木」とも呼ばれます。
大正4年、孔子の墓所から種を持ち帰り育てられました。
樹齢は100年を超えます。
聖廟堂前に2本あり、11月初旬にはライトアップされ、1本は赤、1本は黄色に紅葉します。
昭和40年に和気の校舎に合併されました。
それまでの閑谷校舎は、現在は資料館となっています。
(広報紙の写真をお借りしました。)