世態迷想・・抽斗の書き溜め

虫メガネのようであり、潜望鏡のようでも・・解も掴めず、整わず、抜け道も見つからず

いつも比べる

2023-02-19 | 迷想が誘う寸言もどき

 

📌

人の判断は、およそ“比べる"という事から出発する。

物であれ、人であれ、考え方であれ、そこから先ず直感的な選択をする。

それが偏見であったり、理に適ったり、社会的な公正に反する場合もある。

物事の長短や特長の判定に“比較”は便利過ぎるのである。

そして、人はその比べるということから逃れられない。

比べてこそ、次の展開や発見を期待している。

必然として、区別、分類、差別の源泉になっていく。

 

ところで、それが人間社会に持ち込まれると、

様々な不公正を生み出し、深刻な諍いになる。

 

 


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