起伏のある雑木林にひっそりと咲いている「莢蒾(ガマズミ)」の花。
よく眺めてみると、花の色である白を見事に活かした咲きっぷりです。
かつて映画監督の黒澤明氏がご自身の作品を語った「悪魔のように細心に!天使のように大胆に!」という本がありました。
確か30数年前に発行されたと記憶しています。
人物像は周知の通りですし、畏れ多いので割愛させていただきますが、「悪魔のように細心に!天使のように大胆に!」という言葉は、ずっと頭に残っています。
言葉は理解できても意味は未だにわかりません。
軽い気持ちで使ってはいけない言葉と思いつつも、自分自身の思いをこめてタイトルに使わせていただきました。
「莢蒾(ガマズミ)」の花と出会ったのは予想外のことでした。
しかもそのまま通り過ぎようとさえ思ったくらいでしたから、写真を撮影する目が未熟と反省せざるありません。
当初この写真はブログに掲載するつもりではなたったのですが、晩秋の赤く熟した実の写真を見直して掲載することにしました。
そーなんですよ(川崎さん)←古!
今回はそのギャップの面白さを伝えたかったのです。
細心かつ大胆ですよね。