毎日、暑い暑いと言いながらも
午前中は庭仕事や草取りを頑張っているのだが
さすがにこの猛暑の中での作業は
ちょっと体を動かすだけで汗びっしょり…。
下手すると熱中症になりかねない。
そんな危険な炎天下で、何もわざわざ好き好んで
外の活動をしなくていいようなものだが…
実は真夏の庭仕事ならではの密かな楽しみがあるのだ。
「へえ~、その楽しみって何ですか?」
おや、ノラくん。知りたいのなら、教えてあげよう。
その楽しみの一つは涼しい木陰での休憩と
その時に飲む冷たい飲み物の格別な美味しさだ。
時折り吹いてくる微かな風を感じながら
氷を入れた魔法瓶の中でキンキンに冷えた飲み物を
グビッと乾いた喉に流し込む時の爽快感がたまらない。
今お気に入りの飲み物は「ゆずれもんサイダー」。
その甘酸っぱさが活力の源となっている。
「へえ~、ボクは断然、牛乳ですけどね!」(笑)
そうだね、ノラくんは牛乳だね。
そしてもう一つの楽しみは
作業が終わってぬるま湯の露天風呂にザブンと浸かり
汗を流す…これが、まるでプールみたいに
火照った身体にひんやりと最高に気持ちがいいのだ。
この二つの楽しみのために
真夏の炎天下で汗だくになりながら頑張っている…
そう言っても過言ではない。(笑)
「ボクは、ここが涼しくて気持ちがいいです!」
あれ、ノラくん、どこに居るの?
「ここですよ!オバサンの車の下です!」
最近よくそこに居るよね。さすがにノラくんも暑いんだね!
「でも、やっぱり…ボクの楽しみはご飯を食べること…」
「ご飯をしっかり食べると、夏バテもしませんから…」
そうだね!
「ん?いけない…まだ、ご飯が残ってる…」(笑)
「一粒も残さず、キレイに食べないと…」
「あっ!ここにもご飯が…」
「もう、こぼれてないかな?」
「よしっ!これで完璧だ…。ごちそうさまでした!」
「じゃあ、ボクはこれで…」
あれ、もう帰るの?
「さてと…今日はここでひと休み…」
近っ!(笑) でも、そこも風が吹いて涼しいよね。
「そうなんです。ここは涼しくて…」
「火照った身体にひんやりと気持ちいいんです!」
それ、どこかで聞いたセリフ…(笑)
「それと…」
それと、何?
「こうやって満腹のお腹を休めるにも…最高なんです!」
そ、そうだね…お腹パンパンだよね。(笑)
「あ~幸せ…満足満足…」(笑)
どうやらノラにゃんこも私と同じで
なるべく涼しい場所を探して暑さを凌ぎながら
美味しい食べ物や飲み物を楽しみに
この猛暑続きの真夏の日々を頑張っているらしい。
でも、あのふっくらとしたお腹を見る限り
夏バテの心配は無さそうだ。(笑)