午後、「蕪村全集」七巻の「あけ烏」と「続明烏」を読む。ともに几董編。前著は安永2年、後著は安永5年の刊。蕪村一派が「蕉風復興」を宣言した書。「それよりして夜明烏や子規」という其角の句から題名を採った。「あけ烏」は几董の「ほととぎす古き夜明のけしき哉」ではじまる。馬南(大魯)との両吟一歌仙や蕪村との両吟歌仙が収められている。
「続明烏」の方は、道立が序を書き無腸(秋声)が跋を書いている。春夏秋冬の句総発句416、総連句12、入集作者数152人という大著である。写真上=わがまちの一戸建て住宅の玄関先で。下=謝長庚(蕪村)作「虎渓三笑図」から
春なるに近頃見えぬ明け烏 昇竜子
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ノーやん
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