ノーやん日記パート2

あけ烏と続明烏

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 曇りのち晴れ。朝、プリンターのインクが切れ、千里中央のY電機へ買いに出る。EPSONの純正品の半値の商品を見つけ店員に聞く。「これだいじょうぶ?」「写真のプリントに使ってませんか」「いいや」「ほな、だいじょうぶ」。お墨付きをもらってさっそくインクカートリッジを取り換える。プリンターが動作しない。カートリッジの順番が間違うてた。やりかえる。こんどは「不純品です。それでも使いますか。壊れても保証しませんよ」てな意味の表示がでる。「はい。構いまへん」。ようやっと動いた。やれやれ。昼は3分間の即席ラーメン。

 午後、「蕪村全集」七巻の「あけ烏」と「続明烏」を読む。ともに几董編。前著は安永2年、後著は安永5年の刊。蕪村一派が「蕉風復興」を宣言した書。「それよりして夜明烏や子規」という其角の句から題名を採った。「あけ烏」は几董の「ほととぎす古き夜明のけしき哉」ではじまる。馬南(大魯)との両吟一歌仙や蕪村との両吟歌仙が収められている。

 「続明烏」の方は、道立が序を書き無腸(秋声)が跋を書いている。春夏秋冬の句総発句416、総連句12、入集作者数152人という大著である。写真上=わがまちの一戸建て住宅の玄関先で。下=謝長庚(蕪村)作「虎渓三笑図」から
               春なるに近頃見えぬ明け烏 昇竜子


 

 

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}fmさんありがとうございます。
fm
「春なるに近頃見えぬ明け烏」

いい感じの句です。
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