お昼から、千里俳句の例会。出席者18人と盛況だった。出句は4句。愚老句は、提灯の石畳踏むとろろ蕎麦/母の忌のアロエの鉢へ冬来る/新米の暴落を買う胸のうち/世知らずのわれにも似たる浮寝鳥。うち、提灯の句と世知らずの句の2句が予選。入選句は今月もなし。母の忌句には最多の4得点を頂いた。婆さんや、アロエはまだ生長してるで。花谷清先生の入選句は、藁塚のチェス指すように置かれけり N/秋麗ら物干竿は満艦飾 N/コスモスの印刻捺して見舞ふみ S/小春日の角を寄せ合ふ金平糖 H/秋風にもって行かれし処方箋 F/冬温しビルの底にも古書の道 Iの6句だった。わが俳人修行は道半ばかな。写真上は、4丁目の網を被せた柿、下は青木の実。
ふんだくる宰相増税歳暮する 昇龍子
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