ノーやん日記パート2

小満

 きょうは小満。立夏の後15日目。朝4時はまだ暗く西のそらにオレンジ色の月が傾いていた。が、5時には太陽が昇り、竹やぶから起きてきたムクドリどもが耕したばかりの田んぼを徘徊していた。若葉の茂みに鵯が巣作りに励んでいる。木々の若葉は次第に姿かたちを整えている。雑草も1月前にはヤブニンジンではないかと観察していたのがオヤブジラミであることが分かった。1月前、オニウシノケグサと見ていたのは、じつはカモジグサだったり、ネズミムギだったりした。万物しだいに長じて満つるころ、とはよくいったものだ。
 3日ほど前に6号駄温鉢にアサガオの種を2粒づつ入れた。大輪と混合種だ。発芽と生長のようすがたのしみだ。納涼祭参加用に25鉢つくった。昨年は花があまりつかない鉢もあったらしい。どうしたら長くたくさんの花をつけられるか、人間の勝手な欲望で人の手が介在する。チョウセンアサガオのようにほったらかしにしてもどんどん花をつけるつよい種類のものもあるが。
 朝夕はまだすずしい。これから草木鳥虫、獣も人間も、太陽に向かって汗をかく季節となる。さてどんな汗をかくのか。
沓脱(くつぬぎ)の根のかたばみを心せよ 風生
 
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