3月から5月にかけさまざまな花が色鮮やかにマンション住民を楽しまる協奏曲を演じてくれた。土おこしをしていると、そういう謝辞が返ってくる。「いつもお花をたのしませていただいてありがとうございます」。それは、花たちに向けられるべき讃辞だ。桃色タンポポの種を分けてあげた。「これをお使いください」と土壌改良剤を提供された。だれから頂いた種だったのか失念したが、スイセンノウがいま主役に咲き誇っている。住民も協奏曲で花をたのしんでいるのだ。つぎに咲くのはどの花だろうか。
アサガオは昨年同様、5日目に大勢が発芽した。赤子のように赤ら顔で土を持ち上げ、みるみる双葉となる。きょうは、10ミリほどの降水予報がでたので寒冷紗を覆った。いらぬ心配かもしれないが、人間はそいういう世話やきをしたくなるくせがあるのだ。
耕せばうごき憩へばしづかな土 草田男
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