ノーやん日記パート2

興に乗らぬ千里独り吟行(つづき)

画像
画像
 晴れ。夕方曇る。いいお天気だったので郵便局へ行くついでに千里中央公園と東町公園を散策した。8842歩。独り吟行する。リュックを背負った老人が数人通る。落ち葉を踏む音と野鳥の鳴き声以外なにも聞こえない。

 野鳥観察小屋で突然ガアガアという鴨の鳴き声とカラスの声が聞こえた。空を見上げると、烏が5~6羽、くびながの鴨を追いかけている。追いつかれそうになった瞬間、鴨も烏も木陰に姿を消した。やられたのか。しばらくすると烏が4羽飛び去った。うまく逃げたようだ。鴨の雛が烏に食われたという話は千里南公園でよく聞いたが親鳥が襲われる光景は中央公園ではじめて見た。

 いっぺんに吟行の気持ちが萎えた。中央公園の安場池は鴛鴦の冬の溜り場である。氷も張る。多いときは数えきれないほど集まる。それだけ、魚も木の実も豊富で、外敵に襲われにくい木の陰もある。

 千里東町公園は千里竹の会が自主管理している竹林のある公園。長谷池があり、睡蓮や菖蒲もボランティアグループが育てている。カモやバンもここを寝場所にしている。空き缶や弁当のごみが散らばっていたのが興ざめや。そういう不心得な人は来てほしくないね。
          葦の穂やちょびっとだけが見下しぬ 昇龍子
          葉の音と鳥の声だけ森の秋  昇龍子
          

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}ちょっと褒めすぎ。人を見下すような葦の穂に「何様や」とガラケイでカシャッ!とやっただけですよ。
fm
「葦の穂やちょびっとだけが見下しぬ」

上の写真は切れ味鋭く、日本的でもあります。さらに小鳥が止まれば、宮本二天作の掛け軸になります。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「インポート」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー